蓮華温泉@新潟県糸魚川市
蓮華温泉薬師の湯

大自然の中での入浴は最高です


JR大糸線平岩駅蓮華温泉(れんげおんせん)は新潟県糸魚川市にあります。JR大糸線の平岩駅からバスで向かうこととなります。ちなみに大糸線は姫川沿いに走りますが、このあたりでは姫川が新潟長野県境になっているため、平岩駅の前後で姫川を渡るため平岩駅前後は長野県ということになります。
蓮華温泉行きバス山道をくねくねと走ること1時間、ようやく温泉に到着です。このバスは夏のハイシーズンで一日6本、そうでないときは1日2本だけです。しかもバスが走っているのは7月から10月までです。
温泉はもともと栂池スキー場からツアースキーで行くところだったようで、一番混み合うのは春先のスキーツアーがあるときらしいです。是非ともそのときにも行ってみたいものです。

ええっと、ちなみに私は車で行きました。「バスじゃないと行けない」というわけではありませんので。
蓮華温泉案内さて、無事到着しました。山小屋の管理人に申し出てきちんと入浴料500円を支払いましょう。山小屋には内湯もあるということですが、今回は入っておりません。次回のお楽しみと言うことで。
山小屋の裏庭へと進むとこのような立て看板が掲げられてあります。かなり歴史のある湯のようです。今回はこの地図に従い、時計回りに湯を巡ってみるとしましょう。
三国一の湯まずは山道を歩くこと5分ほどでこんなお湯に出会います。「三国一の湯」です。浴槽の大きさはちょうど一人分で、二人はいるのはかなりきつい大きさです。お湯は硫黄の匂いがぷんぷんと立ちこめる素晴らしいものですが、如何せんぬるいです。まったり浸かるには良いでしょう。ちなみに脱衣場などという瀟洒なものはありません。野天湯ですから無いのが当然です。
蓮華温泉源泉山道を進むと視界が開けてきます。山肌から立ちこめる煙の正体は蓮華温泉の源泉です。このあたりは硫黄の匂いが立ちこめています。さて、目指す温泉はすぐそこです。
温泉への道標歩いていくと道端にこのような道しるべがありました。黄金の湯に行くのは後回しにして先に薬師の湯と仙気の湯に向かうこととしましょう。
仙気の湯仙気の湯に到着しました。さて早速温泉に入りましょうと、といいたいところですが↓
薬師の湯へのご案内どうも仙気の湯の更に上に薬師の湯があるようです。先にそこにはいるとしましょう。きっと見晴らしが良いはずです。
薬師の湯仙気の湯から山を登ること3分、ようやく到着しました。では早速入浴と行きたいところですが、やはり効能を確かめるというのが必要ではないかと思われます。効能を確かめてみますと↓
薬師の湯の効能書き酸性石膏泉で泉温は70度です。源泉からここまで運ばれるうちに適温となっているようで、ここでは心地よいお湯となっています。ではいよいよ入浴です。
遠く北アルプスを眺めながらの入浴浴槽の大きさはちょうど2人が適正という感じです。4人ぐらいまでは何とか入れそうです。独り占めすると脚を伸ばしまくってこんな素晴らしい景色が独占です。真夏だというのに雪が残る北アルプスの山を眺めつつ素晴らしいお湯を堪能しましょう。
仙気の湯を見下ろすさて、薬師の湯を満喫したら、次は先ほど後回しにした仙気の湯です。仙気の湯を見下ろすことができるのは薬師の湯だけです。この景色もまた素晴らしいものがあります。ちなみに仙気の湯は薬師の湯よりも少し大きく、5人ぐらいは入れます。頑張れば8人ぐらいまでは何とかなりそうですが、ゆったりと入りたいものです。ここもまた素晴らしい景色を堪能できます。
いざ黄金の湯へさて、ここからは少し歩くこととなります。途中蒸湯や新黄金の湯の跡がありますが、今は温泉が湧いていません。温泉は自然の恵みなので何時枯れるかは判りません。それ故、今享受できる温泉は有難くいただくべきでしょう。などと小難しいことを考えつつ黄金の湯へ向かいます。
黄金の湯仙気の湯から歩くこと10分、黄金の湯へ到着です。黄金の湯は簀の子が浴槽のそばに置かれています。なのでここが一応脱衣場ということになるのでしょうか。ただし、遮るものはないのでそれなりに気を遣いましょう。
黄金の湯の効能書き黄金の湯も効能書きを見てみましょう。重単(炭?)酸土類泉です。泉質が先ほどの薬師の湯とは異なります。では、大自然の中心地よく入浴です。
黄金の湯から眺める景色黄金の湯に入りながら眺める景色です。大自然に抱かれながらの入浴はやはり最高です。黄金の湯の浴槽の大きさは3人が適正人数です。仙気の湯、薬師の湯と違い、浴槽が木でできていますので少しぬるぬるします。
黄金の湯へ?黄金の湯からいざスタート地点に戻ります。途中にこんな道しるべが。どうやら逆回りもできるようです。ということで、また温泉に入りたくなればここから引き返せばいいのですね(笑)。これで蓮華温泉湯巡りは終了です。お付き合いありがとうございました。
<last update 2004/09/08 >


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