トップページの写真の履歴とコメント(2006年8月)



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  • タイトル:新潟県西蒲原郡弥彦村のJR弥彦線弥彦駅
  • 撮影日:2005年6月11日
  • 掲載期間:2006年8月31日〜2006年9月12日
  • コメント:弥彦駅を起点としていた私鉄であり、国鉄連絡駅がない状況で建設されたため、東京方面に向かう「下り列車」が走る珍しい線区である。私鉄の越後鉄道として建設され、西吉田〜弥彦間は越後国一ノ宮である弥彦神社への参詣鉄道として1916(大正5)年に、西吉田〜一ノ木戸(現在の東三条)間は、現在の越後線と信越本線を連絡する目的で1922(大正11)年から1925(大正14)年にかけて開業した。さらに南方の越後長沢に延長されたが、この区間は太平洋戦争中に不要不急線として休止され、レールが撤去された。戦後復活したが、1984(昭和59)年に弥彦線電化の区間から除外され、翌年に廃止された。
  • タイトル:山形県尾花沢市の銀山温泉
  • 撮影日:2005年6月17日
  • 掲載期間:2006年8月11日〜2006年8月31日
  • コメント:泉質は含食塩硫化水素泉。名前の由来は江戸時代寛永年間に、かつてこの地にあった公儀山として栄えた延沢銀山の工夫が川の中に湧いている温泉を発見したことによる。延沢銀山は康正2(1456)年に加賀の儀賀市郎左衛門が発見したという言い伝えがあり、最盛期には島根の石見、兵庫の生野とともに三大銀山と呼ばれたが、銀の量も減り、元禄2(1689)年に大崩落が起きて廃山になった。閉山後、銀山温泉は湯治場として賑わったが、大正2(1913)年の大洪水により温泉街は壊滅し、復興時に銀山川の両岸に大正から昭和初期にかけての建築の旅館が立ち並ぶ現在の温泉街の光景が作られた。