トップページの写真の履歴とコメント(2006年4月)



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  • タイトル:熊本県阿蘇郡小国町の杖立温泉
  • 撮影日:2004年5月3日
  • 掲載期間:2006年4月27日〜2006年5月8日
  • コメント:杖立温泉は大分との県境にある1700年の歴史をもつ温泉であり、この地の春の風物詩である鯉のぼりまつりは、1ヶ月以上の間温泉街を流れる杖立川を全国から集められたこいのぼり3500匹以上が泳ぐイベントである。この祭りの歴史は1979(昭和54)年に名物のコイ料理にちなみ、家庭に眠る不用のこいのぼり約50匹を温泉街に飾ったのが始まりであり、現在では見物に約5万人の観光客が訪れ、小国郷に本格的な春の到来を告げる風物詩となっている。
  • タイトル:上空より望む三浦半島
  • 撮影日:2005年12月23日
  • 掲載期間:2006年4月16日〜2006年4月27日
  • コメント:太平洋に向けて突き出し、東京湾と相模湾とを分けている三浦半島は、太平洋プレート上で誕生したと考えられ、プレートが海溝に潜り込む事により生じる運動で徐々に隆起し、約50万年前に海上に出て日本列島とつながり、その後フィリピン海プレートに沿って移動してきた伊豆半島が日本列島に衝突した事によるエネルギーで時計回りに回転して現在の位置となったと考えられている。半島東端の観音崎は東京湾の南限であり、房総半島とともに東京湾を囲むことにより東京湾は外界の荒波から守られており、今日の東京の発展にはこの地理的要因が大きい。
  • タイトル:鳥取県岩美郡岩美町岩井の岩井温泉
  • 撮影日:2005年2月6日
  • 掲載期間:2006年4月8日〜2006年4月16日
  • コメント:中国山地に源を発す蒲生川に沿った岩井温泉は、平安時代に藤原冬久が自ら難病を治し、病に苦しむ人々を救うため世に開いたと伝えられており、延喜式に見える山陰唯一の温泉である。この温泉は、「湯かむり」という頭に手ぬぐいを乗せ、柄杓で湯をかむるという江戸時代から伝わる珍しい風習があり、これはかつての岩井温泉は源泉温度が低かったため、このようにして体を温めたということが今に伝わっているとされている。温泉街を貫くこの通りはかつての一般国道9号であり、「鳥取→」という案内がかつて国道であったことの名残として残っている。
  • タイトル:茨城県稲敷郡阿見町の陸上自衛隊土浦駐屯地の桜並木
  • 撮影日:2005年4月10日
  • 掲載期間:2006年4月2日〜2006年4月8日
  • コメント:平地率が日本一を誇る茨城県は、東京に近いこともあって県南部に旅客扱いをしない数多くの飛行場が点在する。この陸上自衛隊土浦駐屯地の前身は土浦海軍航空隊であり、ここもかつてはそのような飛行場の一つであった。この写真は桜並木が一般公開されている時期に出向いたものの、開放時間が過ぎた後に出向いたため入ることができなかったが、守衛の自衛官の取り計らいで写真なら撮ってもいいよということで撮影できたものである。