トップページの写真の履歴とコメント(2005年10月)



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  • タイトル:三重県志摩市大王町の大王埼灯台より望む太平洋
  • 撮影日:2005年3月19日
  • 掲載期間:2005年10月13日〜2005年11月1日
  • コメント:遠州灘と熊野灘を二分し、その内部に英虞(あご)湾を抱く三重県志摩半島の南東端当たる場所が大王埼である。大王埼灯台周辺の海域は、険礁、暗岩が散在しており、江戸時代、江戸と大坂の間を往来した千石船の船頭達の間で、大王沖で難破しても船頭の責任は問われない、と言われたほどの航海上の難所であった。奈良時代にはすでに海上監視の防人(さきもり)が置かれた沿岸航路の要衝であったと言われており、灯台の立つ高台は、城山(じょうやま)と呼ばれ、戦国時代、九鬼一族が波切城を築き水軍勢力が雄飛した海の伝統を誇る地域である。
  • タイトル:埼玉県日高市の「巾着田」に咲き誇る曼珠沙華
  • 撮影日:2005年10月2日
  • 掲載期間:2005年10月5日〜2005年10月13日
  • コメント:曼珠沙華は秋の彼岸の頃に咲くことからヒガンバナとも呼ばれる。曼珠沙華が一面に咲き誇る巾着田は高麗川の蛇行で形作られたエリアであり、高麗からの渡来人がここで稲作をしたことから川の名前がつけられた。ちなみにこのエリアを巾着田と呼ぶのは、北側にある日和田山からここを眺めると巾着のように見えるのでそう呼ばれる。曼珠沙華が秋の彼岸の頃になると一気に咲き誇る理由については諸説あるが、昼間の長さを感知して咲くため、猛暑だろうと冷夏であろうと日にちを間違えることはないという説が有力。