トップページの写真の履歴とコメント(2005年9月)



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  • タイトル:福島県南会津郡只見町のJR只見線只見駅
  • 撮影日:2004年9月22日
  • 掲載期間:2005年9月27日〜2005年10月5日
  • コメント:会津若松〜小出間135.2kmの只見線は1926(大正15)年の会津若松〜会津坂下間の開通に始まり、1963(昭和38)年に只見駅まで開通した。小出側からも建設が進められ、小出側が「只見線」、会津側は「会津線」と呼ばれており、1971(昭和46)年に会津若松〜小出間の全線開通を迎えたが、全通に立ちはだかる最後の難関は六十里峠を潜り抜ける6,359mの六十里越トンネルであった。なお、沿線は日本でも指折りの豪雪地帯ゆえに並走する一般国道252号は冬季通行止めとなり、冬の間はこの鉄道がライフラインとなっている。
  • タイトル:青森県東津軽郡三厩村の龍飛崎にある「津軽海峡冬景色」の歌碑
  • 撮影日:2003年4月29日
  • 掲載期間:2005年9月18日〜2005年9月27日
  • コメント:龍飛崎はアイヌ語のタムパ(刀)の転訛に因む地名であり、津軽半島最北端の地として、1年の平均風速が毎秒10m以上という日本有数の風の岬である。この岬には多くの文人・偉人が訪れており、灯台近くにある碑の丘には、吉田松陰、大町桂月、大久保橙青、佐藤佐太郎、川上三太郎などがこの地を訪れて詠んだ句碑や太宰治の文学碑などが建立されている。そんな中に1977(昭和52)年に阿久悠作詞、三木たかし作曲、石川さゆり唄で発表された名曲「津軽海峡冬景色」の歌碑が鎮座している。この歌碑にある赤いボタンを押すと1番(♪上野発の夜行列車〜)ではなく、2番(♪ごらんあれが竜飛岬〜)が流れる仕組みになっている。三厩村は2005年3月28日に蟹田村、平舘村と合併し外ヶ浜町となったが三厩村のみが飛び地となっている。
  • タイトル:島根県益田市の高津川に架かる飯田橋
  • 撮影日:2004年10月10日
  • 掲載期間:2005年9月8日〜2005年9月18日
  • コメント:益田市を流れる高津川は津和野を流れる津和野川を支流に持つ清流であり、中国地方の一級河川の中ではここ数年一番綺麗な川であるとの評価を得ている。この高津川に架かる飯田橋は重量制限が3tであり、橋の上で車同士の離合は不可能である。しかも橋の袂には「前の車が渡りきってから渡ってください」という案内があるが、どうもあまりそれに従っている人はいなさそう。
  • タイトル:岡山県苫田郡阿波村の村役場前にあるりんご畑
  • 撮影日:2003年11月9日
  • 掲載期間:2005年9月1日〜2005年9月8日
  • コメント:日本を代表する果実といえば「りんご」と「みかん」である。この両果実はそれぞれが「涼しい」「暖かい」というイメージを醸し出すまでになっており、岡山県のように同じ都道府県でその両方を作っていることは極めて稀である。岡山県の北東に位置する阿波村は吉備高原の中にある静かな農村であり、その涼しさゆえにりんごが栽培されている。阿波村は岡山県かで最も人口の少ない自治体であり、隣町の加茂町に「加茂町阿波村組合立加茂中学校」があり、中学生はそこに通っていた。2005年2月28日に津山市に合併され、116年に亘った村の歴史は閉じられた。