トップページの写真の履歴とコメント(2005年2月)



画像をクリックすると大きい画像(800x600)が開きます。原画(1600x1200)が欲しい人はお申し出ください。

  • タイトル:栃木県日光市明智平より望む第一いろは坂
  • 撮影日:2005年2月18日
  • 掲載期間:2005年2月24日〜2005年3月8日
  • コメント:第一いろは坂は、1952(昭和27)年、日光と奥日光の幹線道路とするべく工事が開始され、1954(昭和29)年10月に完成した。開通当初は対面通行であり、6.5キロの道路に莫大な費用が掛けられたため、日本で二番目の有料道路として開通した。「いろは坂」と呼ばれるようになったのは、ちょうどカーブが48ヶ所あったためである。いろは坂の開通で20分程度で中禅寺湖畔に行けるようになったため、観光客が増大し観光シーズンには交通渋滞がおきたため、1966(昭和41年)年、馬返から明智平へと通じる第二いろは坂が日本道路公団によって建設された。この時点で第一いろは坂が下り専用(一車線)、第二いろは坂が上り専用(二車線)という現在のスタイルとなった。
  • タイトル:沖縄県国頭郡今帰仁村の今帰仁城跡のカンヒザクラ
  • 撮影日:2005年2月12日
  • 掲載期間:2005年2月17日〜2005年2月24日
  • コメント:今帰仁城跡(世界遺産・琉球王国のグスク及び関連遺産群に指定)は、自然の地形に合わせた石の城郭が約1500mに亘りうねるように続く史跡であり、北山(ほくざん)、中山(ちゅうざん)、南山(なんざん)の3つの勢力が争っていた琉球王国成立以前の三山(さんざん)時代、北山王の拠点となっていた。尚巴志による統一後は北山の役所としてその機能を果たし、寒緋桜(カンヒザクラ)の名所としても有名である。カンヒザクラは寒い地域から咲き始め、それが南に向かっておりていくことと長い間咲くことが本土のソメイヨシノと異なる。
  • タイトル:福岡県北九州市門司区の旧門司税関
  • 撮影日:2004年3月6日
  • 掲載期間:2005年2月4日〜2005年2月17日
  • コメント:跳ね橋「ブルーウイングもじ」を渡ると、すぐ右側にこの赤レンガの瓦葺平屋構造の建物が見える。門司税関の歴史は明治22(1889)年長崎税関の出張所として設置された事に始まる。その後明治42(1909)年に独立して門司税関となり、この税関の発足を契機に明治45(1912)年(大正元年という説あり)に大蔵省臨時建築部の設計で建てられ、昭和初期まで税関庁舎として使用されていた。昭和54年(1979)につくられた門司港地区の港湾整備計画では取り壊される計画になっていたが、平成6(1994)年に改修が行われ、門司港レトロ散策を楽しむ人々の休憩・展望施設として生まれ変わった。ちなみにこの写真をどこから撮ったかということに触れないのが大人というもの。