トップページの写真の履歴とコメント(2004年6月)



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  • タイトル:長野県南安曇郡奈川村の野麦峠
  • 撮影日:2004年4月25日
  • 掲載期間:2004年6月25日〜2004年7月9日
  • コメント:季節外れの雪が降り、峠は所々凍結していた。遠くに望む乗鞍岳は春まだ遠く、吹きすさぶ風はかなりのものであった。冬季閉鎖を解除されたばかりのこの峠は観光客もおらず、お助け茶屋も準備はしているものの営業にはまだほど遠く、野麦峠の館というぼったくり博物館も閉館していた。全てが春を待ちわびているようであり、「あゝ飛騨が見える」という子泣きじじいのような石像は風雪に耐えてそこにあった。
  • タイトル:広島県尾道市の尾道水道
  • 撮影日:2004年4月11日
  • 掲載期間:2004年6月14日〜2004年6月25日
  • コメント:尾道は昔より文人墨客が訪れる街であり、近年は映画監督が魅了されるという素晴らしい佇まいを見せている。晴れた日の穏やかな瀬戸内を眺めるこの景色は最高であり、しまなみ海道を遠く四国まで見渡せそうな勢いである。
  • タイトル:山梨県南都留郡河口湖町の富士急河口湖駅
  • 撮影日:2003年12月27日
  • 掲載期間:2004年6月8日〜2004年6月14日
  • コメント:雄大な富士を背に、地味に山岳鉄道である富士急行は富士吉田でのぎこちないスイッチバックの後にこの終着駅に到達する。JRが乗り入れているため、ここが富士急行という私鉄であるというイメージは薄い。河口湖と箱根は東京近郊のリゾート地であるため、何事をするにせよお値段が高く、交通渋滞から逃れることもままならない。関西人にとっては、何が楽しくてこんな人だらけのところにみんな来たがるんだろうという気がしないでもない。