トップページの写真の履歴とコメント(2003年11月)



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  • タイトル:佐賀県佐賀郡諸富町の旧国鉄佐賀線筑後川橋梁(昇開橋)
  • 撮影日:2003年9月7日
  • 掲載期間:2003年11月27日〜2003年12月2日
  • コメント:筑後川を悠々と跨ぐ旧国鉄佐賀線の筑後川橋梁は、15連の鉄橋からなり、長さは506m、うち可動橋は長さ24mである。橋梁のそばに位置する若津港に出入りする大型船のためにこのような作りとなった。河口付近にあり、潮の満ち引きで川の流れが大きく変わるため大型船が橋脚によく衝突し、その修理には毎回二俵分のセメントが必要になったそうな。1987年、国鉄佐賀線の廃止に伴い撤去される予定だったが、地元の陳情により保存が決定。現在は「筑後川昇開橋遊歩道」となり、可動橋部分は今も現役である。
  • タイトル:沖縄県中頭郡読谷村の楚辺通信所
  • 撮影日:2003年10月11日
  • 掲載期間:2003年11月17日〜2003年11月27日
  • コメント:米軍トリイステーションの片隅にあるこの通信所は通称「ゾウの檻」と呼ばれている。前にある看板は伊達や酔狂ではなく「境界線」であり、関係者以外の立ち入りは全くもって許されていないようである。ちなみにこの手の通信所は日本の自衛隊基地にもあるため取り立てて珍しいものではないが、テレビの影響か知らないけれどこの通信所は妙に知名度が高い。
  • タイトル:山形県寒河江市の最上橋
  • 撮影日:2002年9月20日
  • 掲載期間:2003年11月9日〜2003年11月17日
  • コメント:日本三大急流の一つである最上川に架かる橋で、隣町の西村山郡大江町との境目である。この文章だけからイメージすればさぞかし立派な橋のように思われるだろうけど、実際は古い橋で車両重量制限が10tなので現在掛け替え計画があるらしい。ちなみに夜中に15秒間露光撮影しているうちに車が通りすぎてしまったのでこんなふうにテールランプの軌跡が映ってしまったりする。こんな写真を狙って撮ったわけではないので、妙に味わい深いのは不思議な気がする。
  • タイトル:静岡県磐田郡水窪町の鷹巣橋
  • 撮影日:2002年11月10日
  • 掲載期間:2003年11月5日〜2003年11月9日
  • コメント:天竜川にかかるこの橋はJR飯田線の大嵐(おおぞれ)駅への連絡道路である。大嵐駅は静岡県磐田郡水窪町にあるが、川を渡った愛知県北設楽郡富山村のためにあるような駅である。富山村は「日本一のミニ村」を売りにしているが、これは面積ではなく人口のことを言っている。しかしながら現在日本一人口が少ない自治体は反則気味ではあるが東京都三宅村であり、富山村は東京都青ヶ島村と二位争いを演じている。ちなみに大嵐駅から佐久間駅まで飯田線は、佐久間ダムの建設のお陰をもって隣の谷筋に移動したので、大嵐から南は果てしなく続くトンネルとなる。