2003年9月

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    今月の日記タイトル一覧(クリックするとその日の日記へ飛びます)

  • 9月30日(火)「会議って疲れる」
  • 9月29日(月)「次のCM女王」
  • 9月28日)「自由奔放度低下せず」
  • 9月27日)「欲しい車と売れ筋の車の乖離」
  • 9月26日(金)「北海道で地震」
  • 9月25日(木)「久々のeau de vie」
  • 9月24日(水)「おやすみ」
  • 9月23日(火)「栗まんじゅう」
  • 9月22日(月)「ふくろだたき」
  • 9月21日)「やはり二度あることは三度ある」
  • 9月20日)「東北へ出発」
  • 9月19日(金)「会社員らしい理不尽さ」
  • 9月18日(木)「オートメーション化する人力食品工場」
  • 9月17日(水)「2度あることは3度あるのかも」
  • 9月16日(火)「日本人を理解しない外資系」
  • 9月15日(月)「他人を巻き込んでジャンプ」
  • 9月14日)「捨てられ拾われJRと車」
  • 9月13日)「試される北の大地へようこそ」
  • 9月12日(金)「旅行の前の飲み会」
  • 9月11日(木)「医療費と給付金支給額」
  • 9月10日(水)「Number」
  • 9月9日(火)「テレビ会議」
  • 9月8日(月)「月曜から飲み会」
  • 9月7日)「旅はトラブル」
  • 9月6日)「いざ長崎」
  • 9月5日(金)「ピンヒール」
  • 9月4日(木)「無駄な知識の泉を下支えする日々の無駄な知識の積み重ね」
  • 9月3日(水)「危険な男」
  • 9月2日(火)「そろそろ手放しで祝う」
  • 9月1日(月)「ゴーゴー松井キャンペーン」


  • 今月の日記
    9月30日(火)「会議って疲れる」
    朝から部署の検討会に参加する。発表を行う訳ではないので気が楽なのだが、議事進行の座長を務める関係上、居眠りもできなければ何かしら質問もしなければならないのである。議題にもよるが、質問の捻出に悶絶する場合もあり真面目に話を聞かざるを得ない状況に追い込まれてしまう。検討会のあとでプロジェクト担当者のミーティングがあり、そこで別部署から持ってこられた問題について説明して対処方法に対して了解を得る。そこで更に別の部署から緊急で持ち込まれた問題について議論しようとしたら、話が整理できていないということで怒られてしまう。上司に怒られるのは社会人のつとめであるので仕方がない。帰宅時に郵便局に立ち寄り2冊買ってしまった日本の街道を希望者に発送する。時間外受付改め「ゆうゆう窓口」は24時間営業であり大変有難い。応対してくれたお姉ちゃんは「冊子小包」という言葉を咬んでしまい、最近寒くなったので口が廻らなくなったといっていたが、最近朝晩は冷え込むようになってきたなあと実感する。戻る↑
    9月29日(月)「次のCM女王」
    CM女王という不思議な称号が存在する。商品価値を高めてくれると期待するクライアントが妙に多い女性のことを指すらしいのだが、ここ数年に亘り、この称号を得ている女性がCMでの露出が少ないという不思議な現象が起こっている。ここ数年、この名前を恣にしているのは某プロダクションに所属するタレントばかりである。佐藤藍子然り、米倉涼子然り、菊川怜然り。数多くのクライアントから支持されていれば露出時間も長くなるはずである。しかしながら、そのクライアントが妙に商売っ気のない団体ばかりなのでトータルの出演時間は短く、深夜のCM枠を安く買い叩いている東大阪にある某食品メーカに出演しているタレントの方が総露出時間が長くなると言うわけである。一言で言うならば、CM女王という名前のためだけにCMをはしごしているという気がするのである。こんな事を書いているのはネタがないからという至極もっともな理由もあるが、次なるCM女王が出てきそうな気配を労働保険のポスターから嗅ぎ取ったからである。でも個人的には無理そうだと踏んでいるのだが、石川亜沙美。戻る↑
    9月28日)「自由奔放度低下せず」
    遠野街道宇和島大洲街道本日もディーラー巡りをする。自宅の近所は訳が判らないぐらい車屋が密集しているところで、トヨタ、日産、三菱、ホンダ、スバル、マツダ、ダイハツ、スズキの各ディーラーはもちろんのこと、外車のディーラーから中古車、さらにはどの会社の車も扱いますよという車屋がゴロゴロしていて、選択肢が多すぎるという贅沢な悩みがあったりする。ということで、本日はメーカーの系列ではない車屋に行ってお目当ての車の見積もりをお願いする。そこの車屋の売りは3年たったらローンが残っていても新車に乗り換えられますよというものであったらしく、割と懇切丁寧にその説明からはいる。しかしながら、ローンで車を買う気もなければ3年で乗り換える気もない僕にとってはつまらない説明であるため、営業マンの熱いトークを打ち切って見積もりを早速出してもらう。見積もりは系列のディーラーとさほども変わるものではなく、まあこんなところなのかなあと思える次第。多少頑張ってくれたので、この見積もりを系列ディーラに見せてみるかと言うところで本日はおしまい。帰宅して久しぶりに部屋を少しだけ片づける。当初はヘビーローテーションしているCDを入れ替えるというかなり大がかりな計画もあったが、体調が思わしくなく挫折。とりあえず部屋に積まれた週刊日本の街道と週刊鉄道の旅の整理をやる。鉄道の旅は毎週送ってくるのでそういう問題はないのであるが、週刊日本の街道は毎週毎週本屋で買うため、整理してみると同じ本を二回買っていることが露呈する。右上の二枚は二度買いしていた号で、早速誰か欲しい人に譲ることにした。戻る↑
    9月27日)「欲しい車と売れ筋の車の乖離」
    カルロス・ゴーン今週は出かける用事を入れていなかったのでごろごろ過ごそうと思ったが、そういえば先月末に車を見に行ったことを思い出した。車の選定自体はほとんど終わっていたので、いよいよいくらで売ってくれるのかについて交渉をせねばならないところである。値段はそれ相応のものは覚悟しなければならないのだが、それにしても自分が欲しいと思う車はなかなか無い。きっとMT車と言ってる時点で前世紀の人間なのであろう。さらに最低でも5年は乗りたいなんて言うのもおよそ現在のカーライフスタイルに言わせてみれば前世紀の考え方なのであろう。条件に合う車は結局1種類しかなかったが、これも次にモデルチェンジしたときに生き残っているかについては保証の限りではないらしい。ちなみに何を狙っているかについてはまだ公開しないでおこう。戻る↑
    9月26日(金)「北海道で地震」
    心地よく目が覚め、メールチェックをしたところどうやら北海道で相当でかい地震があったらしい。地震の規模から行くと神戸の地震を遥かに凌駕する代物であったが、震源が沖合であったことと人口密集地帯でなかったことが手伝ってか人的被害はそれほどでもないようである。親が現在北海道にいるので連絡をしてみたが、電話が大変混雑していて使えないと言うことである。北海道といっても震源とはいささか離れたところにいるのでまあ無事とは思うがそれなりには気になるものである。昼過ぎに連絡のメールがはいりいたって問題がないということで安心する。夜帰宅した親は隣に宝塚在住の人がいて、「この揺れは震度4やね」とソムリエの如く判定し、それが実際正しかったそうだが、そのとき平屋にいたから判ったのであって、ビルの上の方にいたら正確にあてられたかどうか定かではない。まあ、無事だから話せる与太話なので良しとしよう。2週間前に行ったときはそんな素振りすら見せなかったくせにという訳の判らない話も無事だから言えることだ。戻る↑
    9月25日(木)「久々のeau de vie」
    eau de vie昨日一日休みを取ったおかげで、体の方は調子がすこぶるよろしい。5日ぶりに会社に出向くのでやることが溜まっているのだが、適当にこなして本日は早々と帰宅の途につく。久しぶりにト一でうまい魚を食い、eau de vieに飲みに行く。ボトルはまだ無事だったのだが、久しぶりに行ったこともあってか厨房内のバイト君はやはり毎回違う顔ぶれである。今回は初めて女性だったのであるが、バイト君の回転が速い理由は店のしつけが厳しいことに尽きる。いけてないバイト君はさっさと辞めるし、いけてるバイト君で目端が中途半端にたつ奴はよそに流れていくからなんだそうで。で、いけていて恩義を感じるバイト君は人格的に素晴らしいので、家業を継いだり僧侶になったりするということで結局回転が速いということらしい。昔のバイト先の同僚の話なんかもするが、常連さんがたまに来るといういつも空いているこの店は僕にとっては有難いところである。それにしても一口目からうまいラムトニックを作ってくれる店ってここ以外にまだ出会ったこと無いなあ。一応明日も仕事なので、適当に切り上げて帰宅。戻る↑
    9月24日(水)「おやすみ」
    どうも疲れが取りきれる様子もないので、本日は会社を休むこととした。朝から執拗に雨が降り秋雨前線が活発すぎるのは、自分のテンションを下げるようでいっそう気が滅入る。昼過ぎまで爆睡し、ひとしきり疲れはとれたようなので昼からのっそりと出かける。しかしながら外は雨が強く、車でちょこちょこと雑用を片づけに行った以外は近所の天一でラーメンを食ったぐらい。10月1日は天一の日という事で、ラーメン食べると無料でラーメンが食べられる券をくれるとかいろいろな情報を入手する。本日から親が旅行に出かけたので随分と気ままに過ごす。戻る↑
    9月23日(火)「栗まんじゅう」
    角神ダムJR只見線会津柳津駅喜多方の道の駅で目が覚め、とりあえずはラーメンを食べに町に出る。朝から開いている店と言うことで市役所の近所にある「まこと」で中華そばを食し、朝からまったり。冷え込みがいきなり厳しい朝なのでラーメンが殊の外旨く感じられた。そのあと国道459号をトレースして鹿瀬にある赤湯で温泉にはいる。設備も良いというのに200円という入湯料は素晴らしいの一言に尽きる。阿賀野川は昔から電源開発に利用されていたようで、小規模なダムが数多く点在し、ダム活動にも力が入る。津川に出たのが11時半ごろなので、そろそろやばいかなと思いつつ柳津に向かう。柳津でうまくて家に帰るまでに絶対食べきってしまうという関西では大変有名な栗まんじゅうを買い、趣のある駅を見る。どうも只見線はSLを走らせる計画があるようで、駅前に安置されているSLが動くのだろうかと勝手なことを考えるが、そんなヒマはぼちぼち無くなってきたようで先を急ぐ。喜多方から大峠を通り米沢へ。米沢から長井経由で山形に入り山形からは高速でいざ庄内空港へ。急いでいたので多少とばしていたのであるが、月山ICから先の道路は自動車専用道路であるが高規格道路ではなく、ちょっと立派な道ぐらいのレベルで、おまけにカーブもきついので高速道路と同じようにとばしているとえらい目に遭いそうになる。しかも急いでいるというのに湯殿山トンネルで工事のため交互通行なんかをやっているし、何か嫌がらせをやっているように感じ取れるのであるがそれは気のせいであろう。空港には出発の三十分前に無事到着し、空港の真ん前に車をおいて鍵を返すという地方空港ならではの返却方法を堪能。そのあと空港でカレーを食ったら福神漬けがタッパーごと出されてセルフでお好きにどうぞときたのでびっくりしたりする。帰りの機材は行きと同じB737-500(スーパードルフィン)で、やはり小さいということをこんな風に撮影してみて実感する。関空からは南海、地下鉄、阪急と乗り継いで帰宅。戻る↑
    9月22日(月)「ふくろだたき」
    龍神ダムと龍神吊り橋地元の仕事をきっちりやる白石美帆友人と本日は出かける。まずは美野里PAで朝飯の納豆定食をかっくらい、高萩から国道461号を袋田へと進む。途中龍神吊り橋というものがあると言うことを聞きつけ、そちらに出向くことにする。吊り橋というものは本来は橋の向こうとこっちを繋ぐためにあるもので、向こうにはまた集落の一つでもありそうなものだが、この橋は向こうには何もなく、何のために架けたのかよくわからないけどとりあえず日本一という長さにしたかったという事なので観光資源としてしか値打ちがない吊り橋にげんなりし、おまけに通行料金までせしめようとしているのだからますますがっくりする。ちなみに地元出身と言うことで交通安全マナーアップに白石美帆が一役買っていたのであるが、それよりも左に貼ってある子供の「ゆすり、たかりはゆるしません」のほうがインパクトがあるのはどうしてだろう。気を取り直してすぐ下流にある龍神ダムでダム活動を行う。実はダムのすぐ上にこの吊り橋があるのでこちらに来れば全て片が付いていたのではないという風に思えてしまうのだが、こればかりは致し方ないことである。龍神をあとにして袋田の滝へ向かう。
    怒濤の袋田滝JR水郡線袋田駅袋田の滝は日本3名瀑の一つに数えられているなかなかゴージャスなものであるという謳い文句であるが、当初はそれほどすごいものであるとは期待していなかった。「無料」と掲げている土産物屋の駐車場に車を駐めたところ店のオヤジが「うち、土産物屋やってるんでよろしければ何か買ってください」というただより高いものは無いです攻撃を仕掛けてくる。もとより何か買うつもりであったので後腐れ無くその店で鮎の塩焼きなんかを買って頬張りながら滝へと進む。滝を見に行こうとしたらなぜかトンネルがあり、その通行料が三百円というところに何が凄まじきものを感じる。金を払っていざ進むとそこに広がる滝の景色は想像を上回る迫力で、三百円の価値は十分にあったと思い知らされたような気がした次第。昨日からの雨が奏功してか入り口でもらったパンフレットに掲載された滝のように岩肌をちょろちょろと数本の水筋が流れるものではなく、とりあえず放水量一杯一杯ですという感じでこれでもかという風に水は流れ落ちている。西行法師が四季折々の滝を見なければ、この滝の真の趣を理解することはできないと宣ったのであるが、多分趣という観点から外れるであろうが、いつもより多めに流れておりますというこの状況も見る必要があるのではないかと思わせるものがあった。滝にひとまず感動して次は温泉へ。温泉でまったりし、新蕎麦と奥久慈しゃもの唐揚げなんかを食べてご満悦。温泉の入り口に滝口順平(ヤッターマンのドクロベエ様役)が袋田温泉の仙人となっているという怪しげな人形があったのであるが、とりあえずそれは無視をしておく。友人を袋田駅まで送り、そこで別れて一路会津を目指す。途中大田原でパンクに気がついてパンク修理をしたりもしたが、いたって順調に道は流れる。那須塩原で道の両側に広がる牧場という日本離れした景色を楽しんだり、塩原で滝を見たりして車を進め、川治温泉の河原の湯でまったりと湯に浸かる。夕暮れ時の温泉を満喫し、更に車を進めて喜多方へ。本日は喜多方の道の駅で没する。戻る↑
    9月21日)「やはり二度あることは三度ある」
    さはこの湯飯坂温泉の入り方朝起きてとりあえず飯坂温泉に車を進める。飯坂温泉は「熱い」ので有名な温泉と言うだけあって、温泉の入り方にマナーがあり、「足から何度も掛かり湯をしてくれ」という注文を受けながら熱い湯船に身を沈める。その甲斐あって目がぱっちり、頭すっきりと目が覚める。そのあと阿武隈高地の中をひたすらくねくねする国道399号でいわきまで。いわきの駅で友人と待ち合わせし、いざ塩屋埼の灯台を目指すが、雨が降っているし視界もよろしくないので今回も灯台に入れないことはほぼ明らかであったのだが行ってみる。案の定本日は点検のため閉鎖と言うことで門前払いを食らい、みだれ髪を聞いて近所の食堂で旨い魚を食べる。サンマの刺身という地元でないと食べれないような代物を堪能し、体が冷えていたのでいわき湯本温泉を目指す。とりあえず、「スパリゾートハワイアンズ」は見に行くだけはやってみようというということで行ってみたが素晴らしく建物がゴージャスだし、必要以上に金かけてるなあと思われる前時代的な代物で昔の日本のリゾートというものを垣間見た気がする。こう言うところに演歌歌手は営業周りなんかをするんだよねえと言う話をしていたら、ソニンが来週ここにやってくると言うから驚き。やはりそういう路線で売り出すのかソニンという訳の判らないことに必要以上に感動する。さて、温泉は湯本のさはこの湯に入り、硫黄臭漂う熱めのお湯を堪能する。スパリゾートハワイアンズの十分の一ぐらいの値段で入れるところらへんがなんともはや。きっとその差額はソニンのギャラに消えるのであろうと妄想する。その後はつくばの友人宅に行き、焼き肉屋で奥久慈しゃもなんかを食べて帰宅。つくばは「運転代行」というシステムが定着しているようで、これで店は安心して酒を勧められるのだなあとある意味感動する。友人宅で軽く飲み直して寝る。戻る↑
    9月20日)「東北へ出発」
    寒河江ダムB737@関西空港本日より東北地方へと旅立つ。関西空港まで向かう行程は列車の接続が訳が判らないぐらい良好で、阪急から地下鉄、地下鉄から南海はひたすら猛ダッシュを要求される。そんなこんなで呼吸を整えている内に飛行機の出発40分前という奇跡的な早さで空港に到着し無事チェックイン。本日は無料航空券なので懐も痛まないのである。無料航空券を使うときに限ってなぜかスターバックスで無料のコーヒーを飲んでいるような気もしないではないが、とりあえずは半券2枚で無料のアイスコーヒーなどをしばく。本日利用する機材が宮崎から遅れてやってきたということもあって出発が少し遅れ、さらに直前にLandingした機材がタイヤの破片をぶちまけていたということで、滑走路を一時閉鎖して掃除をすると言うことでしばし足止めを食らう。利用した機材は天候も悪くB737ということもあってか必要以上に揺れ、これぞ飛行機という風に思ってしまうのであるが、機内にいたそのほか大勢の読売旅行とJTBツアーに参加している一般人は「狭くて揺れるしおまけに発着遅れるなんて何考えてんねん」という雰囲気で何かしら重たい気分になっているがこう言うのが旅の醍醐味と思っている僕は余り気にならずに、天候不良につき引き返すとかそういうイベントはないものかとわくわくしてしまう。そんなこんなで予定より30分ほど遅れて庄内空港に到着。空港の駐車場に止めてあるので乗っていってと言う地方空港ならではの有難いご案内でレンタカーをゲットしいざ出発。
    さくらんぼ東根駅最上橋@左沢(あてらざわ)まずは飛島行きの定期船のりばの食堂で鮭親子丼なんかをいただく。大変旨く、先週の北海道の海鮮丼なんかは目じゃないという気もしないではない。飛島行きの船は辿り着く5分前に最終便が出てしまったので見ることができず、そのまま月山道路で寒河江方面へ。ひとまずは昔からある山道を利用し、月山の雄大な景色に感動してロックフィル式の寒河江ダムを見学する。ロックフィル式のダムは存在感があり、ダムと言うよりも「堰」という気がするのだが、アーチ式ダムなんかではキャットウォークが「決死の通路」という雰囲気なのにロックフィル式では「遊歩道」に見えてしまうところがなんともはや。そのあと十部一峠というダート国道を堪能し、肘折温泉に到着。あいにく共同浴場は夜なのでしまっていたが、いでゆ館で温泉にはいりまったりする。そのあと流れの良すぎる尾花沢バイパスを疾走し、東根で晩飯を食い山形から笹谷峠を越える。雨と濃霧で視界は最悪であり、山道を走るには最悪のコンディションであるが、なかなか楽しい道を堪能し、蔵王エコーラインを通って白石へ。その後角田まで走って本日はくたばる。さて、今回借りた車はファンカーゴで、床下ガッチャン携帯空間というのをやってみたところ、後部座席は足下に綺麗に収納され、荷物室と後部座席部分はフルフラットになりゆっくりと寝るスペースがあったのは素晴らしいことである。おまけにセンターウォークスルーなので雨が降っている外に出なくても車内の移動が楽々という素晴らしい代物で感動する。戻る↑
    9月19日(金)「会社員らしい理不尽さ」
    朝から会議に出席し、仕事が適当すぎるといういつもながらのご指摘を他部署から受ける。他部署の人は外向けに対してはこれぐらいの丁寧さは要るんですよという指摘を独自の基準で申し上げており、そのレベルが現実に即しているかについては不明であるが、問題があった場合に叩かれるのはその部署なので必要以上に口うるさくなっている可能性は否定できない。他部署のお説教を聞いていた現場を余り知らない部長は「お前らは何をやっとんじゃあ!」と久しぶりに暴走を始め、ずいぶんと理不尽な要求を我々に突きつけるいつもの展開。このやりきれなさに会社員であることを思い知らされる。まあ、部長のことなので自分が怒った内容についても1週間もすれば綺麗さっぱり忘れてしまうので一時的なものだとは判っているのだが。本日はそんなこんなで仕事は余り進まないまま帰宅。とりあえずめちゃくちゃ眠いので一眠りし、夜中に目が覚めてからいそいそと明日の旅行の準備に取りかかる。戻る↑
    9月18日(木)「オートメーション化する人力食品工場」
    本日部長のハンコをもらいに行ったら「俺は当分機嫌が良いから、ばんばんハンコ押したる」ということで、阪神の優勝の効果はこんなところにも及んでおり、その恩恵は計り知れないものがある。昼飯のパンを食いつつ、サンドイッチの製造工場はどこまで自動化が進んでいるのだろうかというつまらないことに思いを馳せる。自動ゆで卵の殻剥き機の存在は知っているので、難関はおそらくパンと野菜とスプレッダーをタイミング良くずれずに重ねるところにあるのだとはわかるが、やはりそこは流れ作業なんだろうかなあと言う話をしていたら、山崎パンの工場では向こうからパン生地が押し寄せてきてそれに押し込まれない速さでこちらから巻き取りにかかるというおぞましくもモダンタイムズな光景が展開されているという話になり、そのせいでいつも空きのアルバイトであったという昔話に展開する。戻る↑
    9月17日(水)「2度あることは3度あるのかも」
    ようやく体がまともに動くようになり、朝から愉快でもない仕事にも立ち向かえる気力が湧いてくる。懸案の仕事も片づき、割と足早に帰宅。ようやくページを更新する時間ができたので頑張って溜まった日記を書いてみるが、先日30になったばかりだというのに「もっと年上だと思っていた」と言われたりするのでちょっとへこむ。ページの雰囲気が実際よりもおっさん臭いように感じ取らせていることは疑いようのないことで、もっと弾けないと駄目なのかなあとも思う。自分の場合弾けると碌でもない方向に行くのが目に見えているからこの辺で大人しくしているのが正解かも。夜週末の計画が固定し、これでめでたく無料チケットを消費してその行き先が決まる。とりあえずは2度も涙をのんでいる塩屋埼は決定した。美空ひばりの「みだれ髪」の赤いボタンを今度こそは楽しく押したいものだ。と書いたのであるが、みだれ髪の石碑には赤いボタンはなく、森進一の「おふくろさん」同様に石碑に近づくとセンサーが発動して音楽が鳴り出すタイプであった。戻る↑
    9月16日(火)「日本人を理解しない外資系」
    ボーダフォンさすがに盛りだくさんであった週末のせいで、熟睡しても疲れが抜けきれない。仕事もそんなに身が入らないので適当に切り上げて帰宅。疲れが溜まっているようでかなり眠い。帰宅したら『J-PHONEはVodafone「の」ひとつに』で夙に有名なキャリアから「メールアドレス変えまんねん」というお知らせが届く。携帯のメールアドレスを強制的に変更させるという使用者に対するメリットのないことを平気でやらかす当たりが日本の顧客を理解しない外資系である。日本人とは値段は保守的にしてサービスは革新的というよくわからない民族で、一言で言えば「わがまま」である。日本の電化製品が痒くないところにまで手が届いた金城湯池ともいえる製品である所以はそこにある。J-PHONE東海限定のe-パック料金プランがなくなるという事にでもなれば解約は間違いがないところである。さすがに昔のアドレスならばメールが届かなくなります、などという狼藉には及ばないようであるが、電話番号そのままを自分のアドレスとしている場合は駄目だと言うことで、迷惑メールがこれだけ社会的に問題になっているのにいまだにその改善を個人レベルで為されていない理由は「受信無料」の錦の御旗にある。ドコモのように自己責任という名前の押しつけを利用者に課すほうがはるかに問題であることは言うまでもないことであるが、人はやはり金で動くのである。本日はページを更新する気合いも出ないままそのまま熟睡。戻る↑
    9月15日(月)「他人も巻き込んでジャンプ」
    道頓堀沿いの貼り紙カナディアンワールド公園朝起きて始発列車が来る前に撤収を完了し、国道452号の美瑛末端を目指す。末端から先はまだもう少し歩いていけそうなのでいけるところまで歩く。朝の冷え込んだところに薄着で出かけたのでかなり体が冷えたようでこれから先何度もトイレに行くことになる。その後は富良野でラベンダー畑を横目に通過し、芦別に到着する。芦別には北の京(みやこ)芦別などというパラダイスな趣が溢れる施設もあるが、それには構わず国道452号の芦別末端を目指す。国道の末端に捨てられていたオルガンはもの悲しいが、そのちょっと手前にあるカナディアンワールド公園はパラダイスの要素が溢れる素晴らしい施設であり、金を払って入場していたという在りし日のばかばかしい情景が思い浮かぶのであるが、無料で入れるようになり園内を自車でぐるぐる回れるようになりますます楽しい施設になったので芦別について間違った意識を植え付けられたような気がするが気にしないことにする。その後は三笠から夕張経由で道東道に入り千歳でレンタカーを返して空港に到着。空港は3連休最終日と言うことで激込みという余りおいしくない展開である。手荷物を預け終わったら出発まで25分しか無いというタイムリミットが来ていたのだが、それにも構わず空港で飯を食らう。飯から戻って出発5分前にカウンターの地上職員のお姉ちゃんにねじ込み、トランシーバーを片手に持ったおねえちゃんの誘導付きで機内持ち込みをジャンプしてようやく間に合う。機内では爆睡し、昼下がりの関西空港に降り立つ。その後反省会と称してOCATまでのリムジンバスに乗り飲み会を開始する。4時間ばかり飲んで外に出たら阪神が優勝していたようで、道頓堀に飛び込む人を隣の橋から眺めて帰宅。道頓堀川の傍の店には「飛び込んだ奴は入るな」という貼り紙があったのが印象的だったりする。実りの多い旅行なので、帰って即寝てしまった。戻る↑
    9月14日)「捨てられ拾われJRと車」
    浮島湿原への逆さの誘い川湯温泉の公衆浴場朝起きると台風一過という感じで快晴ではないが雨は降っておらずまずまずの一日の始まり。川湯温泉で味わい深すぎる公衆浴場に入り、まったりと硫黄山なんかを見学するが観光はそっちのけで国道をひた走る。しかし美幌で一人がJRに乗り、北見で次の一人と交代し、更に遠軽で別の一人と交代し、白滝で合流する前にとりあえず旭川紋別道を走りに行く。北見峠を越えたところで合流し浮島湿原を目指すが思ったよりも歩かなければならないので挫折するが、標識が逆さになっているところに何か立ち入らせないものを感じ取れたような気もするが多分気のせいであろう。滝上から西興部に行って村役場を撮影する友人を撮影する友人を撮影するというかなりひねくれたことをやりながら滝上に戻り、風呂に入ってまったりする。その後紋別に行き、旧駅前の現在はバスターミナル前の「かにっ子」という店で海鮮丼を食す。そもそも昨日散髪をしてくれたおねえちゃんが「今は北海道はイクラのシーズンですね」などというものだから必要以上に食欲が湧いてきたのである。巧みなプロモーションに踊らされているような気もするが気にしないことにする。旨い海鮮丼に悶絶しその後は興部西興部経由で名寄に到着する。名寄駅に行くと、ちょうど10分後に最終列車が出発するというのでJRに乗り込み旭川まで行く。旭川の駅で友人と再会し、宴会グッズを調達して西神楽の駅の待合室で宴会をして久しぶりに駅寝をする。戻る↑
    9月13日)「試される北の大地へようこそ」
    霧の狩勝峠振内鉄道記念館本日より試される北の大地へと飛び立つ。その割には頭がずきずきするのであるが余り気にしないことにする。冷蔵庫にある冷やした麦茶が殊の外旨く感じられたり、朝浴びたシャワーが皮膚に浸み亘るような錯覚に陥るのもきっと気のせいであろう。そんなこんなで空港に到着するが、すでに友人は集まって2階のスタバで無料のコーヒーなんかを飲んでいる。斯く言う僕も手元にはすでにタダ券が3枚もあるのだが、いつもぎりぎりまで空港に行かないという性格が災いしたのか消費するチャンスがない。本日は僕の誕生日と言うことで飛行機は片道1万円である。ということで昼過ぎに無事新千歳に降り立ち、8年半ぶりに北海道に降り立つ。これで日記に全都道府県を踏んだことを無事記録できたことになるというどうでもいい金字塔を立てられたので一人ほくそ笑む。空港に降りたって最初にやることは散髪である。散髪を終了して早速旭川ラーメンなんかを食し、レンタカーを借りて出発。レンタカー屋がばかでかいのに感動し、雨の中北海道を蹂躙する。先日の台風で上流からやってきた大量の流木をとりあえずは引き揚げたけどいまだに処理方法が見つかっていなさそうな二風谷ダムや、廃線跡がライダーハウスになっている振内鉄道記念館などを見学し、濃霧で視界がゼロに近い狩勝峠を堪能する。山を下りて新得で羽幌在住の国道MLのメンバーと合流し、更に車を進め足寄で宴会グッズを調達したあとオンネトーで没する。台風が来ているようで必要以上に風が強いけれど気にしない事にする。戻る↑
    9月12日(金)「旅行の前の飲み会」
    今週も無事に済み、明日からの旅行に備えてさっさと帰宅しようかと思った矢先に上司から「飲みに行くぞ」と言われてついていく。飲み出すと酒が強いのが徒になり肝臓を悪くしてしまったけど相変わらず飲むペースが早い先輩もいるので、飲み会はいきおいかなり飲みすぎになる。たまたま同じ飲み屋に会社の別部署の一行が来ていたので、その一行と一緒になってバカ騒ぎをやるという幸せな時間を過ごす。うちの上司は、酒の席で相手の部長を「バカ部長」と目の前でこき下ろしていたけど、つき合いが深い相手なのできわめて円満に済む。ある意味うらやましいところである。しこたま飲み過ぎたので、飲み屋を出る頃にはすでに二日酔いが始まっており、頭がずきずきしたまま帰宅。明日からの旅行準備もしないままにそのまま寝入ってしまう。戻る↑
    9月11日(木)「医療費と給付金支給額」
    会社から今年上半期に自分が使った医療費と健康保険組合が支給した給付金のお知らせが届いた。どうも正月明けに風邪を引いて近所の病院に行った以外は一切医療費を使っていないらしい。しかしながら会社の健康保険組合は赤字なんだそうで、イントラネットでも「無駄な治療を受けるな」「整体に通うのは程々にしろ」とわりとお節介なことを言っている。日本が高齢化社会にシフトし、今後は労働人口すら減少する傾向にあるというのだから、現状の保険金支給体勢では早晩行き詰まるのである。何とか知恵を絞ってもらいたいところだ。そういえば本日はビルの土手っ腹に飛行機が刺さって丸2年である。支持率が落ちる頃に戦争をやらかすという国内問題を片づけるために国際問題を引き起こすという迷惑千万な国はこの2年間に必要とは感じられない戦争というか一方的な侵略を2度も繰り返し、弱いものいじめのあとで自分たちの都合の良い政府を作ろうという昔日の植民地支配を彷彿とさせる帝国主義をいまだに進行中であるが、そのような地上の楽園は今となっては偉大なる首領様の元で洗脳されている国営放送の女性アナウンサーがニュースを読み上げたあと絶叫の余り倒れているに違いない某国以外にはアメリカしかないのであろう。とりあえず、迷惑でわがままだけど邪険に扱うとぶち切れたり逆ギレしたりするとこが妙に共通しているということは判っている。戻る↑
    9月10日(水)「Number」
    スポーツジャーナリズムというジャンルでは有名どころであるNumberであるが、今週は阪神の特集号ということで買ってみた。スポーツそのものを掘り下げたりシニカルに描写したりすることについてはプロの書き手の筆力というものを見させて頂いたということになろうものであるが、やはり今週号の特筆すべきコンテンツは阪神電気鉄道会長の久万俊二郎氏の独占激白である。同じスポーツの世界に携わりながらも立場の違いがこうも書く内容を異ならせるのかという不思議な気持ちにさせるほど突き抜けた感じがあり、もしかしたらスポーツジャーナリズムというのはかなり偏ったものの見方をしていたのではないかと思わせるほどの独自の強力な世界を展開し読者に迫り来る何かがある。多分、オーナーという職業に就いた人であればこのような考え方をするようになるのであろうが、悪名高い読売巨人軍のオーナーのように鼻持ちならないところがないのは阪神のオーナーだったからと言うことなんだろうか。戻る↑
    9月9日(火)「テレビ会議」
    会社に出入りしている生命保険会社が「阪神の優勝日を予想して、豪華賞品をゲットしよう!」という適当な便乗商法を展開している。保険会社の狙いは応募用紙に書いた僕の名前と住所と電話番号であり、阪神が優勝することはまことにめでたいことであるがたかだかそのために自分のプライバシーを売り渡すことなどできそうもないことである。ただし書きに「このキャンペーンで入手した個人情報はうち以外に漏らすことはありません」とあるが、保険会社に知られることが一番問題なのである。その保険会社のおばちゃんは押しの強いタイプで、携帯の番号を教えたとたんにしつこくかかってくるため携帯を買い換える人が後を絶たないということでつとに有名である。昼からグループの代表として、新しく導入されるテレビ会議システムの説明会に出席する。これまでのテレビ会議とは異なり、プレゼン資料の映像が鮮明なまま転送できるということを売りにしているのだが、それは要するにイントラネットが高速だからなのではないかという身も蓋もない話に終始する。説明の最中は船を漕ぐのに忙しく、気がつけば3時間ほどの説明を受けていたことになろうものだが、特に収穫もないまま説明会は終わる。本日は余りやる気が起こらないまま適当に仕事を片づけて帰宅。戻る↑
    9月8日(月)「月曜日から飲み会」
    週末の充実ぶりに呼応するかのように、気持ちよい目覚めで朝を迎える。夕方から梅田に飲みに出かけビックマン前でアメックスのキャンペーンをやっていたおねえちゃんとのトークに花を咲かせる。アメックスはJCBと提携したとか、買い物した花瓶を割っても無料で弁償するとか、100円単位でマイルがたまるからちまちまとマイルをためるには好都合だとかひとしきりそういう話をするが全てそれはわかっていることなのでもう少しトークを磨いてもらいたいが可愛いから許すことにする。そのあと店をどこにしようかとうろうろしていたらドリンク半額券を配っていたので余り深く考えずにその店につっこんでしまう。行き当たりばったりの客にとって、その手の優待券は背中を押すには十分であると言うことを図らずも実感することであった。本日の飲み会の主賓は沖縄から帰省してきた国道MLの友人であるが、なぜ今の時期に帰省したのかと問われて「飛行機がバーゲンフェアーで安かったから」「阪神の優勝顔この数日に決定すると思っていたから」というわかりやすい説明をするとこらへんがさすが。今週末の旅行の予定とか、小笠原に行くという話でひとしきり盛り上がりお開き。戻る↑
    9月7日)「旅はトラブル」
    B767@長崎空港ジャパネットたかた朝起きて伊万里をあとにする。西松浦半島をぐるっと左回りし、田平から平戸に渡る。平戸をひた走り、島が意外とでかいのに感動するが、南蛮貿易とかそういうイメージを持っていたのに実は「南国の島」でもあることを図らずも感じさせるという島の両面性に感動する。キリシタンの博物館とか天主堂とかそういったものには事欠かないが、海は透き通るほどに綺麗で、浜辺はこれほど贅沢なものはないと言うぐらいの美しさがあり、山の植生も南国のジャングルを彷彿とさせる何かがある。末端好きの性分なので平戸から生月島に渡り、大碆鼻灯台に行き、断崖絶壁とその美しい海に感動する。随分とのんびりと観光を楽しんだのが悪かったのかは定かではないが、気がつけば平戸を出たのは昼過ぎである。一緒に行っていた奈良の友人は佐賀空港から14時40分に飛び立たねばならないのである。ということで佐世保みなとから力一杯疾走し、ヴィッツのくせに頑張ればできるじゃんというスピードと、関西人の中でも相当柄が悪くわがままな走り方を披露し、埋め立て地のでこぼこした道を荒馬のように走り抜け14時33分に空港に到着。しかしながら本日はスーパー早割のため必要以上に空港にキャンセル待ちが殺到していたため、搭乗手続きができなかった友人の席はとっくにキャンセル待ちの客に取られてしまい、飛行機を見送りつつ払い戻しを受けていた。友人を佐賀駅まで送り届け見送ったあと、ようやく昼飯を食ってこれからの作戦を考える。しかし、16時過ぎに佐賀市を出発し、国道444号を忠実にトレースするなんていうことをしていたからカーナビ様のお告げではレンタカー屋に到着するのは18時半と出ている。飛行機が飛び立つのは18時25分だというのに。しかしまあ、時計の針を巻き戻す華麗な走行を心がけ、17時40分にはレンタカーを返却し、搭乗手続きを済ませて空港で生ビールを飲み至福の一時を過ごす。長崎空港は地元の企業である「ジャパネットたかた」の広告が出ている味わい深さを醸し出していたが、海に浮かぶ空港という意味では大変美しい空港であり、思わず西日に映える機材の写真を撮ってしまう。その後はいつもの通り呼び出されるまで搭乗しないという極悪ぶりを披露し、関空に降り立つ。やはり旅にトラブルはつきものである。来週はどうなるのか目が離せないところである。戻る↑
    9月6日)「いざ長崎」
    三菱重工業香焼ドック本日は朝から関西空港へ向かう。関西空港は京都からならば「はるか」に乗るというお大名なコースを選択するという話もあるのだが、自宅からはるかに乗って関西空港に着くのは、地道に私鉄を乗り継いで空港に着くよりも遅くなるのでメリットは限りなく薄い。本日はラピートαで空港を目指したので自宅からの所要時間は1時間半というかなり最速なルーティングである。関空から飛び立ち降り立った長崎空港は大村湾に浮かぶ箕島にあり、対岸の大村自衛隊基地がかつての長崎空港の残骸として今も残っている。レンタカーを借りて長崎市内に向かい国道MLの友人の製麺所を訪れ、近所の長崎電気軌道の食堂でチャンポンを食べる。食べるには勇気の要る食堂であるが、旨さと値段の安さとレアさ加減に満足し、友人と別れて一路茂木を目指す。茂木からは県道経由で野母崎を目指し、樺島灯台で絶景に感動しつつ大ウナギの井戸を探訪することも忘れないとこらへんが自分らしいと思ってしまう。その後軍艦島(端島)を眺めて感動し、温泉でなぜか滋賀の国道MLのメンバーとばったりであったりするが、そんなことには余り構わず世界最大の造船ドックである三菱重工業の香焼ドックをはるか遠くから眺め、その後長崎に舞い戻る。そのあとは西彼杵半島の内側をひた走り、佐世保から伊万里に到着して本日は没する。珍しく宿を取り、しこたま宴会して寝る。戻る↑
    9月5日(金)「ピンヒール」
    Yahoo! BB初期投資と虚業から実業への変換、グリーンスタジアムの名称買い取り、そしてもれなくおねえちゃんにモデムを無料でおつけいたしますというなりふり構わない自転車操業が奏功したようで、現在赤い服を着てモデムを配る新興宗教は信者を300万人獲得し、その業界における圧力団体として君臨することに成功したようである。成り上がりものの基本的スタンスとしておねえちゃんを侍らせるという事についても抜け目が無く、広末涼子にピンヒールを履かせるというかなりな狼藉を働いているようである。ピンヒールというのは女王様がお召しになって奴隷を踏みつける道具として開発されたわけではなく、中国王朝の「纏足」と同様で、脚に無理矢理小さい靴を履かせて下半身の締まりをよくすることに重点が置かれているのは疑いようのない事実である。ピンヒールが似合う女性とは男性の描くそういった妄想の産物であり、仕事ができるとかクールビューティーであることとは何ら相関を持ち得ないものである。つまりは女王様がお召しになって奴隷を踏みつけるというプレイを金を払ってやるという奴隷の意地汚い心が生み出した道具なのであり、履いている女王様役の女性は踏みつけることによって、金の力で自分が踏みつけられてしまっているのではないのか、という余計な事まで考えてしまうのであるがそれってかなり歪んだものの見方をしてるのかなあ。戻る↑
    9月4日(木)「無駄な知識の泉を下支えする日々の無駄な知識の積み重ね」
    「無駄な知識の泉」には無駄なことが大量に書かれている。これらの無駄な知識は人のサイトに書いてることをそのままパクるという事はしていない。どっからともなく仕入れたおもしろいと思える知識を更に無駄に調べ上げてブラッシュアップし、一つの楽しいネタに仕上げるのがこのサイトの醍醐味である。日々のニュースにおいてもそういうことを遺憾なく発揮しており、弘前の68歳のおっさんが熊を投げ飛ばしたという他愛ないニュースも実はこのじじいの苗字に「熊」が入っているだとか、過去にも何度か熊を投げ飛ばした前科者だとか今回投げ飛ばした熊は子連れの母熊なので相手も必要以上にテンションが高かったのに良くもまあ投げられたものだとかいろいろと思うことは多い。日々のこういった無駄な知識は日々の積み重ねがこのサイトの更新に生かされているのであろうと、そして何も日記に書くネタがなかったという寂しい日でも日記がそれなりに埋まるということに我ながら感動する次第。戻る↑
    9月3日(水)「危険な男」
    会社で同期が「危険物取扱主任者」とやらになるべく講習会に行くらしい。要するに危険な男になろうとしているのであろう。「危険な男」の第一歩は高橋克典扮する只野係長の話を借りるまでもなく、「人前でとりあえず脱ぐ」というところに尽きる。必要以上に脱ぎたがるのは「探偵!ナイトスクープ」の探偵の常套手段であるが、脱ぐだけで数字がとれるわけではない、鍛え上げた体を披露するというのが目的であって、一切ストーリーに影響を及ぼさないというところが素晴らしいが、脱ぐ必要に迫られるように筋書を変更するような意気込みがあった日には大変である。帰宅して「週刊日本の鉄道」を読む。今週は越美北線・南線である。九頭竜湖から先は越美北線は延伸をしなかったので両方とも盲腸線となり、越美南線は長良川鉄道に名前を変えたのである。それにしても九頭竜湖駅から美濃白鳥までのJRバスが廃止されたとは驚きである。確かに昔乗ったときも客はほとんどいなかったのであるが、景色だけは申し分なく良かったことを覚えている。戻る↑
    9月2日(火)「そろそろ手放しで祝う」
    阪神が死のロードから帰って来て以来負け知らずの快進撃を続けている。前にも書いたが、ごく普通の阪神ファンである僕は、阪神が調子よく勝ち続けると「いつ連敗するんだろう?」という心配が心を支配してしまうという悲観論者である。これは別に18年間優勝から遠ざかっていたこととは関係はない。阪神が優勝したのは18年前が最新であるが、そのまえは39年前なのであるからもともと優勝には縁が薄いチームなのである。それがゆえに春先調子がちょっとでも良いと、「今年こそ優勝」と言いだし、例年の如くゴールデンウィークぐらいで調子が落ちてくると「ああ良かった、落ち着いた」と思ってしまうのである。オチがつくから「落ち着く」というのかも知れないとふと思ったりもする。世の中には「強いから応援するんです」という何か間違った応援のやり方をする人が多いのだが、今年に限ればその強いはずのチームは弱いのである。そういえば最近道頓堀川の清掃作業が行われているが、これは飛び込みを予想したものなのであろうか。飛び込んでも気持ちが良い季節のうちに優勝が決まったら嬉しいことだ、と残暑が相変わらず厳しい今日この頃はそんなことを考えたりする。戻る↑
    9月1日(月)「ゴーゴー松井キャンペーン」
    松井JAL&JASが「ゴーゴー松井キャンペーン」とかいうキャンペーンをやっていたのは記憶にある。7月に東北に行ったときに応募したのであるが、僕は商品券を、親は松井の携帯マスコットフィギュアを所望した。親曰く「当たる可能性が高そうだった」からである。確かに確率から行けば高いが、「欲しい」かどうかは別問題である。ところが親の応募した携帯マスコットフィギュアが当たってしまい、我が家に左上のごとき面妖な代物が届けられた。親曰く「いらんからやる」といういたって身勝手なもので僕が引き取ることとなったのであるが、こんな代物はオークションでしか捌きようがないのである。ということでビッダーズかYahoo!にどんな感じで出品されているんであろうかと思い見てみたのであるが、ビッダーズはこの手の出品は薄いので出品はなく、玉石混淆の、というか石だらけのYahoo!はさすがに出品が為されていた。しかしながら、出品者は何をトチ狂ったのか開始価格を550円、即決価格を5500円にしているのである。松井の背番号に肖って「55」がある金額を初期設定額に置いたのは納得のいく話である。しかしながら、その即決価格は明らかにおかしい。案の定、55円スタートという出品者のものにだけ入札があった。需要と供給はバランスの賜である。戻る↑