2003年7月

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    今月の日記タイトル一覧(クリックするとその日の日記へ飛びます)

  • 7月31日(木)「郵政公社の奮闘ぶり」
  • 7月30日(水)「梅雨明け宣言とキルクルの法則」
  • 7月29日(火)「作戦会議の予定は」
  • 7月28日(月)「転んでもただでは起きない」
  • 7月27日)「お呼ばれ」
  • 7月26日)「紀伊半島一周」
  • 7月25日(金)「妹分」
  • 7月24日(木)「新駅」
  • 7月23日(水)「週刊鉄道の旅で復習」
  • 7月22日(火)「無駄な知識を巡る妙な攻防」
  • 7月21日(月)「整理とDVD鑑賞」
  • 7月20日)「小岩井農場」
  • 7月19日)「田沢湖」
  • 7月18日(金)「奥入瀬渓流」
  • 7月17日(木)「ウエストサイド物語」
  • 7月16日(水)「集客予想」
  • 7月15日(火)「携帯電話使用禁止車両」
  • 7月14日(月)「オークション不成立」
  • 7月13日)「また来る理由ができた」
  • 7月12日)「濁流に呑み込まれた温泉」
  • 7月11日(金)「勉強会」
  • 7月10日(木)「熱闘甲子園」
  • 7月9日(水)「騒いでいるけど手元に届かず」
  • 7月8日(火)「腰痛」
  • 7月7日(月)「送迎会」
  • 7月6日)「雑用を片づける一日」
  • 7月5日)「結婚式出席」
  • 7月4日(金)「秋の旅行シーズン到来」
  • 7月3日(木)「カメラケース到着」
  • 7月2日(水)「無駄な知識を巡る暑苦しい戦い」
  • 7月1日(火)「ニンテンドーとキッコーマン」


  • 今月の日記
    7月31日(木)「郵政公社の奮闘ぶり」
    日本郵政公社本日で7月も終了である。相変わらずの激務に圧される。夏は忙しいという訳のわからんジンクスだけが健在で、夏の激務のツケが秋に回ってこないかだけが心配である。そういえば週刊鉄道の旅が昔はクロネコメールだったのに、郵政公社になって送料が安くなったのであろうか、最近は郵便物として配送されているようである。そのせいで「定形外郵便物で二つ折り厳禁だから手渡ししないと駄目なんです」ということで昼間不在の場合は不在通知だけが入っているというある意味不便な状態なのだが、値段を最優先ということはこういうことなんだろうかなあとなんだか複雑な気持ちになる。郵政公社が頑張っていることは評価できるけど、余りその恩恵を受けているとは言い難い。難しいものだなあ。戻る↑
    7月30日(水)「梅雨明け宣言とキルクルの法則」
    週の初めから飲んだくれていてはダメダメであることは疑いようがないが、それでも本日は仕事に精を出す。やはり締め切りが近い仕事というのはこういうものなのだろう。本日は久しぶりに遅く帰ってしまった。どうも梅雨明け宣言を気象庁がするまではいい天気が続き、梅雨明け宣言をしたとたんに雨が降り始めるという麻雀で言うところの「キルクルの法則」に妙にヒットするのは気のせいか。世の中ではキルクルの法則をマーフィーの法則とも言うようであるが、いずれにせよ、思った通りに事は運ばないと言うことである。本日の星占いから行くと「9月生まれは残り物に福がある。宝くじを買いそびれた人は買うべし」ということらしいのだが、売れ残っている宝くじは「残り物」と僕が認識しようとするまいと当たりの枚数が変わるわけではないと言うのに、僕が売れ残った宝くじを「残り物」と認識したとたんに当たりの枚数が増えるかのような言い方をするのはやめてもらいたいものだという何か小難しいことを言って今日の〆の言葉とするか。そういえば道ばたに「シートベルト締めて」という看板が多いのだが「シートベルト諦めて」と一瞬読んでしまう人はやはりひねくれているのかしらん。戻る↑
    7月29日(火)「作戦会議の予定は」
    昨日の酒が残りつつも本日も仕事に励む。昨日は集まれなかったので、本日こそ集まろうという話になりまたもや仕事を定時ダッシュでほっぽり出し大阪へ。明日から地獄の日々が待っていることはさておき、本日も作戦会議と称して多少は真面目に山登りの計画を立てつつ大阪駅前ビルには凡そ不似合いの必要以上に小洒落た飲み屋が最近できたのでそこに行き、酒を飲みつつ作戦会議をするのだが、目前に迫る山登りの話よりも再来月の北海道行きの計画の方に重点が置かれて話し合われ、週末の予定は現地で決めようと言うかなりアバウトなプランだけ固めて帰宅。いつもながら予定通りに事は運ばないものだ。戻る↑
    7月28日(月)「転んでもただでは起きない」
    泡波朝から今週末に雁坂峠を越えようという話になり、夕方大阪に集まって作戦会議ということになる。作戦会議を提唱されたので万障繰り合わせて定時ダッシュを決め込んだのだが、友人が突如残業でこれなくなり、もう一人の友人はそれを聞いて他の飲みの誘いに乗っかったということで大阪に着いたところで何をするあてもない。仕方がないのでGAREのモンベルでザックとストックを購入し、ヨドバシで買うはずもないけど敵情視察と称してドコモの505isなんかを弄って遊ぶ。その後仕方がないので梅田の飲み屋にカンでえいやっと入ってみれば、そこは酒が必要以上に豊富な有難い飲み屋で、最初はビールで口を潤し、適当なつまみを頼みつつうますぎる焼酎や幻の泡盛泡波何ぞをいただきえらく満足して帰宅。週の初めからこんなんでは先が思いやられる気もしないではないが、気にしないことにする。戻る↑
    7月27日)「お呼ばれ」
    牟婁の湯夜も明けやらぬうちに車を動かし、明け方に白浜に到着する。日本の海岸から水着のおねえちゃんが消えて久しいのだが、ここ白浜の白良浜にはおねえちゃんが健在であり、日本もだまだ捨てたものでは無いという激しい勘違いをしながら新旧の南紀白浜空港を見物し、牟婁の湯で朝からまったりと温泉に入る。風呂上がり早々から車をかっ飛ばし11時頃には泉佐野で友人と別れその後は帰宅。帰宅して間もないまま恩師の家に招かれていたので出かける。友人と待ち合わせ、社会人らしく手みやげの一つでも買って教授宅に到着し、久しぶりに後輩と会う。社会に出て時の流れを劇的に早く感じるようになったけれど、どうもそれは新しい環境にいるからではなく大学がまったりしていたことを実感させるものであった。最近物覚えが悪くなってきたのでたぶん忘れるであろう野郎の後輩と、物覚えが悪くなっても忘れないであろうかわいい後輩と面通しを済ませ、そのあとはビール飲んで肉食ってというバーベキューでまったりと過ごす。夜は社会人らしくそこそこに引き上げ帰宅。妙に充実した週末を過ごしたものである。戻る↑
    7月26日)「紀伊半島一周」
    朝早くから奈良の友人と王寺で待ち合わせて一路御座を目指す。御座というのは紀伊半島の端っこにある志摩半島の端っこにある賢島を囲む英虞湾を時計回りにぐるっと回った最果ての地であり、何の変哲もない小さな漁港がある。しかしながら、この御座と向かいの浜島との間には定期船があり、これは国道260号として立派に機能しているのである。その割には定期船乗り場の待合室は閉鎖されていたり、バス停とおぼしき船乗り場しかなかったり、船の切符を売っている兄ちゃんは地元の中学生にしか見えなかったりというから味わい深さも一入である。船の着いた浜島も味わい深さでは御座に引けを取らないが多少はにぎやかな町で、町のプールでは地元民が必要以上に歓声を上げて水遊びに是努めているが、BGMに流される音楽がモーニング娘。のLoveマシーンであるところらへんに必要以上に田舎を感じさせる。アイドルの歌は時の流れを敏感に感じさせるものがある。賞味期限が短いのであろう。御座でいったん別れた友人にここで合流し、そのあとは海岸沿いに紀伊半島をひた走る。棚橋の味わい深い鍵穴トンネルを走ったり、紀伊長島で回転寿司食って温泉に入ってその後は尾鷲から熊野まで必要以上に距離のある国道311号を走ったりして、潮岬と大島に立ち寄って真夜中の真っ暗闇を樫野埼灯台まで歩く。本日は周参見あたりで没。戻る↑
    7月25日(金)「妹分」
    妹分、という不思議な言葉がある。古く歴史を繙けば「西城秀樹の妹分」として河合奈保子がデビューしたことが思い出されるが、そんな例を出すまでもなく松浦亜弥がモーニング娘。の妹分と分としてデビューしたのは記憶に新しいところである。ところが困ったことに「西城秀樹の妹分は石川秀美」という説もあり、真実のほどは謎である。おそらく「第○回ヒデキの妹分オーディション」という企画ものがあってそれでデビューしたというか名前が売れたのがその二人なんであろうと思うのであるが。さて、妹分というのは「妹ではないけれど妹みたいな扱われ方をする存在」という意味であるが、「叶姉妹の妹分」という世にも不思議な企画が立ち上がったらしい。世間で「妹」から連想されるイメージは「ダイナマイトバディではないけれど、かわいい」というものであり、乳のでかさのみを主張する彼の二人組の存在を前にして、何が妹分であるかと悩んでしまった次第。近年稀に見る日本語の難しさを痛感する出来事である。戻る↑
    7月24日(木)「新駅」
    JR西日本会社の近所にJRの駅ができることが本決まりになったらしい。会社のすぐ横にJRが走っているというのに、最寄り駅までは軽く2キロほどあるというのだから理不尽だと感じるのであるが、そんなことを言い出したら沿線住民はみんな理不尽に感じているのであろうから、本質的にはその理不尽さを感じるのはわがままである。しかしながら併走する阪急よりも山側を走っているJRが、山の手に阪急が開発した住宅地の客をごっそり奪い取ろうとしているという構図が見て取れるのは不思議なものである。仕事で古い資料がいることになったので別棟にある資料保管庫に行って探し物をすること2時間、ようやく必要な資料を確認できたのであるが、資料保管庫で探し物をすることって妙に性に合っているらしく、割と楽しく探し物に勤しむ。その間デスクワークをしなくて良かったからだという意見は聞かないことにしよう。戻る↑
    7月23日(水)「週刊鉄道の旅で復習」
    帰宅したら週刊日本の鉄道が届いていた。今週は秋田内陸縦貫鉄道であるらしい。先週乗ってきたばかりなので記憶は鮮明であるが、記憶にあることといえば宝くじの収益金で寄贈された列車とか、いつまで経っても抜け出せそうになかった分水嶺のトンネルとかであり、旅情豊かに書き立てる雑誌とは趣を異なるものにしている印象が強い。やはり、旅行作家というのは必要以上に旅情を掻き立てることに長けているようで、必要以上に踊らされていると言うことは事実である。しかし、どうせなら踊ってくださいと頼まれているのであるから踊らなければ損である。先週出かけたばかりなのに、すでにどっかいきたいと思っているのは随分と間抜けである。しかしながら、この前から東北の良さを盛んに友人に話していたのが奏功したのかは定かではないが、友人が奥さんを連れてお盆休みに東北に行くことにしたらしい。また一人洗脳してしまった気もする。戻る↑
    7月22日(火)「無駄な知識を巡る妙な攻防」
    役に立たない知識をメールマガジンで配信しているという人から随分と趣深い書き込みがあった。どうやら自分のメールマガジンに投稿してきたやつが、僕のサイトのネタを一言一句そのままパクっているらしいということである。ネタは天下の回りものであるから、パクるパクられるというのは致し方ないことではある。そもそも知識であるからして著作権もへったくれも無い。しかしながら、同じ知識をいかにして「へぇ」「ほぉ」「なるほど」と言わしめるかについては表現方法にかかっているのである。僕のサイトで紹介してるネタは、閲覧時に解像度1024×768ピクセルでIEをフルウインドウ、フォントを中としたときに1行で収まるように文章を推敲しているのであるが、これは読みやすく長すぎないものにしようと思っているからであり偶然の産物ではない。唐沢俊一氏の言葉を借りるならば、役に立たない1行知識は「適度な長さで みんなが知っている一般的な物件について 常識のスキをつく意外な事実を明らかにし それによって人生の裏側や、物事の意外な関係に思いをはせることのできるもの」(「トンデモ一行知識の世界」より)でなければならないと思っているからである。大袈裟であると思ってるのは事実であるが。ネタは基本的には「パクられて光栄」であるものなのだが、こうもあからさまにやられるといい気はしないのである。とりあえず、一言一句パクったネタはメルマガに採用しなかったということで、こっちの意図をわかってくれた配信者に感謝するものである。といいつつ、最近ネタを追加していないなあと思いを馳せたのだが、そうそうネタは転がっていないのでそればっかりは勘弁願いたい。戻る↑
    7月21日(月)「整理とDVD鑑賞」
    朝から随分とほったらかしにしていた部屋の片づけと、ページの更新に勤しむ。部屋は自由奔放度が随分と下がったのであるが、ページは全く手をつけていない日記をガシガシ書いて、旅行で撮った写真を整理して、その合間にDVD鑑賞を行う。先日書いたウエストサイドストーリーのDVDであるが、1960年代初頭のアメリカという背景を理解しなければこんな差別的な表現が許されていたことは理解できないであろうし、ベトナム戦争以前であるという事を理解しなければこんなに底抜けに寓話的な内容になることも理解できないであろうという代物で、アメリカの古き良き時代のアンカーを勤め上げた作品であったようである。と言う評価はさておき、Chapter17から先が「ディスクが汚れているので再生できません」というエラーが出て再生できないので、今後の二人の成り行きが気になって仕方がないのであるが、筋書きは判っているので別に夜も眠れないと言うほどではない。それよりも、この物語がほんの数日の出来事を敷衍しているに過ぎないということを知ったというのが驚きである。障壁のある恋愛は燃え上がるのかぁとか、外人さんは熱しやすいねえというつまらんツッコミを普段なら入れるかも知れないが、物語とミュージカルの構成がすばらしく、昔のハリウッドに思いを馳せることしばしである。昔友人が「スラム街にもダンスパーティーという風習があったということにアメリカの素晴らしさがある」とこの映画を見て評していたのであるが、その評価も確かに妥当であろう。日本でも盆踊りぐらいはするぞということは全くツッコミにならないことが判ったりもする。個人的には一押しの作品なので、頼むから後半見せてくれといいたいところである。戻る↑
    7月20日)「小岩井農場」
    小岩井農場田沢湖を出立し、いざ小岩井農場を目指す。小岩井農場についての予備知識としては「小」「岩」「井」からはじまる3人が出資して農場を作ったということしかなく、まあ、その辺の牧場に毛が生えたくらいのものだと思っていたのであるが、えらい間違いであることを思い知らされる。必要以上に金と権力を持っている三人(小野義真、岩崎弥之助、井上勝)が悪い相談をして作った農場であるからとにかく広いのである。いくら岩手山の火山灰まみれになっている土地とは言え、900万坪はでかいの一言に尽きる。しかも現在の農場の雰囲気はすべてあとから手を加えてできた人工のものだというから、その恐るべき手間は人件費の安かった昔の日本でなければ不可能であったというネガティブな意見もあろうものだが、それに要した人力は明治神宮を更にスケールアップさせたようなものであり、明治時代の起業家の気骨と西洋に追いつき追い越せという凄まじいモチベーションを感じさせるものがある。メルヘンとファンタジーの世界に生きようとした宮沢賢治をして「奇蹟」と言わしめたその情景は今もなお健在である。現在の「まきば園」というアミューズメント溢れるしけたテーマパークに入場料を払うのではなく、創業以来利用されている牛舎や資料館を見ることの方が遙かに感動を呼び起こすことは間違いない。牛舎なぞは100年前に建てただけで、特に技巧があるわけでもないが今となっては国の登録有形文化財というのであるから継続は力なりである。小岩井農場を堪能したあとは盛岡で兄を下ろし、花巻まで走ってレンタカーを返し、大相撲の千秋楽を待合室で見て飛行機に乗って帰宅。大阪に戻ると体感温度が10度ばかり上がったようで、モノレールでは随分と暑苦しい思いをする。戻る↑
    7月19日)「田沢湖」
    たつこ像八甲田山朝起きると、八甲田山には雲がかかってはいるがぼちぼちな天気である。八甲田山はそう言う名前の山があるわけではなくその辺の山の総称であるから、正確には赤倉山というべきではあるが。本日は一路弘前を目指し、弘前からJRで鷹巣へ、鷹巣からは秋田内陸縦貫鉄道で角館を目指す。JRに乗っているときはさほど気にもならなかったのであるが、内陸線に乗るとそこはディープな秋田ワールドであり、隣のボックスで会話をしているばあちゃんの話はさっぱりわからない。角館で腹が減ったので飯を食いつつレンタカー屋に電話をしたら間違って町役場にかかったりしつつ車を確保する。角館の武家屋敷を見学し、昔の生活ぶりに思いを馳せ、庭の大木に子供が縛り付けられ折檻を受けていたことを妄想する。桧木内川沿いの桜並木を見ていざ田沢湖へ。田沢湖は昨日飛行機で上空から視察したときといささかも変化が無く、必要以上に青い水を満々と湛えてそこにあった。時間があったので車で1周してみようということになり、向こう岸にある金粉ショーをしているたつこという乙女の像を拝みに出かける。たつこ像は何か必然性があって作られたものではないようで、謂われを滔々と敷衍する立て看板を熟読してもその理由がつかめなかったのであるが、概ね観光資源というものはそう言うものであろうと納得し、本日の宿へと向かう。宿では板さんのこだわりの夕食を堪能し、オーソドックスな方が良いという味音痴な凡人的小市民的な意見を吐露しながらも衛生的な循環式温泉を堪能する。何かあんまり褒めていないなあ。とりあえず今日はここまで。戻る↑
    7月18日(金)「奥入瀬渓流」
    奥入瀬銚子大滝梅雨の優れぬ天候の中、本日より避暑を兼ねて北東北へと旅立つ。米軍と共用しているという三沢空港は、長きに亘り青森県下唯一の民間機の離発着する空港であったのだが、青森市と浪岡町の境に青森空港が誕生してからは昔日の盛況ぶりを失い、味わい深すぎる地方空港のテイストを漂わせていた。手荷物を受け取る部屋に案内されている最寄り駅の鉄道会社は「JNR」などという現存しない会社線であるようで、青い森鉄道とかいわて銀河鉄道とか言う最近のトレンドに対応していないなどというものとはレベルが違いすぎることはおさえておくべき事ではあるし、出迎えるところにホタテの直販場がある事などはすばらしいの一言につきるが、特筆すべきは戦闘機の離発着の合間に民間機が離発着させてもらっているという現状であり、滑走路を普通の乗用車が縦横無尽に走り、飛行機が横切るときだけ道路に遮断機が下りるという様である。そんな味わい深い三沢で車を借り、三沢駅で兄を拾って一路奥入瀬を目指す。奥入瀬は昨日までの天気の悪さが奏功したのかいつもよりも水量が多く、自然の美しさに心を奪われることしきりであり、必要以上に自然の織りなす水芸に感動してしまう。奥入瀬を通り抜け十和田湖に達した我々を待ち受けたのは一面の濃霧であり、引き返して本日の宿泊地八甲田へと向かわせるには十分すぎる何かがあった。その後ホテルへ行くところで道を間違えたりしてホテルに到着するが、傘松峠を越え日本海側に抜けるといきなり晴れるという事にすら感動を覚え、ホテルで休む間もなく酸ヶ湯温泉を目指す。ホテル宿泊者は温泉利用が無料というおいしい特典の恩恵にあずかり、味わい深い温泉を満喫。その後ホテルに立ち戻り晩飯食ってしこたま飲んで寝る。戻る↑
    7月17日(木)「ウエストサイド物語」
    West Side Story本日は大変体調不良である。しかしながら本日休むと5連休となるため休むわけにも行かないと訳のわからないことを考えて頑張って出勤する。会社で仕事をこなしていくと体調が少しずつ戻ってくるのは不思議であるが、やはりしんどいことは変わりがないようで割と早々に仕事を引き上げて帰宅。帰宅してみたら随分と昔にアマゾンで予約をしていたDVDがようやく発送されたらしい。15000セット限定といわれれば予約に走るのも致し方ないものがあるのでこればかりは勘弁願いたい。そういえば「Tonight」はサラ・ブライトマンとホセ・カレーラスの熱唱を2001年11月17日に聴いたことがあるが、ナタリー・ウッドとリチャード・ベイマーの映画版を見るのは中学のとき以来である。たぶん改めて見直したら新たな発見がゴロゴロしているのであろう。届くのが楽しみである。戻る↑
    7月16日(水)「集客予想」
    会社の裏にあった某電力会社の保養所が取り壊され、地ならしが済んで更地になった。ここにコンビニを作るという話がまことしやかに流れてきたが、利用者がいるかどうかについて大変疑問である。コンビニができた暁には小学生でも無かろうが会社のイントラネットに「就業中にコンビニに寄ってはいけません」という話が出るのは間違いないであろうし、かといってここに進出を計画しているコンビニとしては会社を随分とあてにしていることは想像に難くない。売れ行きが伸びないですぐにつぶれないことだけを祈るばかりである。戻る↑
    7月15日(火)「携帯電話使用禁止車両」
    会社の行き帰りに利用する阪急電車は、先頭と最後尾の車両では携帯電話の使用を禁止しており、電源を切らなければならないということになっていることは以前にも書いた。そこに法的拘束力は存在しないが、マナーというのはそう言うものなので致し方ない。そんな先頭車両でいそいそとメールを書いている兄ちゃんがいたのであるが、通りかかった車掌に電源を切るように窘められていた。兄ちゃんもそれなりに後ろめたく思っていたのであろうが、いたって従順に電源を切っていたようである。携帯の使用を巡る攻防は趣深いものがあり、車内がうるさいから無意識に声が大きくなってしまうということがそもそもの原因で、電磁波が脳に腫瘍を作るとか心臓のペースメーカーを誤作動させるとかいう話はあとからつけられた理由に過ぎないのである。携帯電話はいつでもどこでも電話ができるということに重きを置くものなので、電車の中では電源を切れというのはある意味間違っているのである。大事なことは使うときに回りの迷惑ならないようにするということである。戻る↑
    7月14日(月)「オークション不成立」
    BIDDERS思ったよりもハードな行程だったので、朝からはへろへろのまま会社へ。仕事を終え、帰ろうとしたら飲みに行くことになり、かなりへべれけになって帰宅。昨日落札されたオークションで落札者から返事があり、ズーム機能が十全でないためジャンク品だからこの値段では取引できないということであった。まあ、こちらのアナウンスが十分ではなく、落札者が要らないと言い出したのであるからこればかりは仕方がない。個人的にはこの落札価格でこのデジカメを入手できることは大変お得だと思うのであるが、その辺は人それぞれである。ところでBIDDERSには「取引が成立しませんでした」と連絡を入れてもいいのだろうけど、BIDDERSとしては何をもってそれを確認するのだろうか?売り上げの2.5%を徴収されたくないから取引が不成立と言う輩が結構いそうなので気になるところではある。BIDDERSのサイトを見てみたところ、落札者が狼藉を働かない限り中止はできないそうで、今回のように落札者が明らかに狼藉を働かなかったときは取引は行わなければならないと言う事である。どうも「落札者」というのは「落札する権利を与えられた人」ではなくて「取引をしなければならない人」ということであるらしい。ということはBIDDERSに払う代金は、落札者を悪者扱いして払わずに済ませるか、あるいは出品者が持ち出しで払うかということになるのであろう。今回は勉強代ということで出品者である僕が負担する事になるのがごく自然な流れではあるようだが。それにしても世知辛い世の中だ。戻る↑
    7月13日)「また来る理由ができた」
    真幸駅坂本村の道の駅を出ると、いきなり通行止めに出くわす。堰堤上を走る道で向こう岸に渡り、右岸にある旧道が迂回路となっているので更に道を進むことは可能であるが、この部分だけは国道を走っていないので後日またここに来なければならないと言うことで、来る理由ができて喜んでしまう。ちなみに向こう岸に渡るときに利用した堰堤は9t以上の車は通れないので八代の入り口にあった大型車全面通行止めはそう言うことであったのかと納得する。途中崖から転がってきた大きめの石を踏んでしまい、右側前輪がパンクしてしまいスペアタイヤに交換するなどのアクシデントはあったが、人吉に無事到着する。人吉では「新温泉」という名の味わい深すぎる大正時代に作られた温泉に浸かり、市内の未走区間をすべて走っていざ小林を目指す。普通ならば加久藤経由で人吉ループとえびのループをくるくるくるくるするのであるが、よんどころない事情で大口経由とする。途中肥薩線の真幸駅に立ち寄り思わず芸術活動なぞをしてしまう。急勾配の中にある駅なので、駅は引き込み線の中にあり最果ての終着駅というムードが漂う。そのあと小林に到着し、今回のメインイベントである国道265号塗りつぶしに着手するが、西諸県郡須木村と児湯郡西米良村の境近辺の山道の下り坂でいきなりブレーキがきかなくなり、目の前にガードレールが迫ってきた。ここでガードレールにぶつかって止まれば幸いであるが、突き破って崖を転がり降りた場合は車はおろか自分の身体にまで悪影響を及ぼしかねないと冷静に判断をして、それならば山肌の崖に車を擦らせて減速し最後はサイドブレーキでも引いてみるかと考えて実行に移す。しかしながら、擦らせ具合がちょっと激しかったようでサイドブレーキを引くまでもなく車は停止した。しかし衝撃が大きかったようで、前輪のシャフトが曲がり二度と動かなくなったのは少しばかり誤算であったようだ。車はお釈迦であるが身体に問題はなく、荷物をまとめて、いずれ誰かが通りかかるであろう国道でひたすら待ち続ける。しかし前後20km人家のないところであったため30分ぐらい車は来なかったが、ようやく拾ってもらって小林へと舞い戻る。小林からはまさか乗ることはないだろうと思っていた吉都線に乗り、都城からは日豊本線で宮崎空港へ。大分から伊丹への切符をキャンセルし、宮崎伊丹便をキャンセル待ちして搭乗し、無事帰宅。塗り残しとホバークラフトが随分と心残りで、また出かける理由ができた気がする旅行であった。戻る↑
    7月12日)「濁流に呑み込まれた温泉」
    杵築武家屋敷本日より九州に出かける。平日ならば爆睡を決め込んでいる時間にさっさと起きて出かけることができるのは休日ならではである。関空から大分に降り立ち、市内まで行くホバークラフトをまずは往復するかと思ったのであるが、レンタカーを大分市内で返しても乗り捨て料金を取られないと言うことなので、ホバークラフトは帰りに利用する計画を立てさっさとレンタカーを借りて出発する。杵築で武家屋敷を観光し、城下ガレイは食べずに国東半島を一周し、途中姫島に立ち寄ろうかとしたら目の前でフェリーが出航したりして車は進む。安心院あたりの国道を塗りつぶし、別府と湯布院の境目あたりにある塚原温泉でまったりと過ごし、車は西へと進む。本日は相当雨が強く、走っていた地域は大雨洪水警報が出ていたのであるが、それが証拠に天瀬温泉は本日も玖珠川の濁流に呑み込まれており、河原の露天風呂には入れずじまいであった。そう言えば去年も水量が多くて露天風呂のいくつかは水没していたことを思い出す。そのあと久留米に行って友人と久留米ラーメンのはしごをして更に南下する。本日は坂本村の道の駅で没するが、どうやら国道219号はこれから先は通行止めらしいのでどうなる事やら。戻る↑
    7月11日(金)「勉強会」
    毎週金曜日は会社で勉強会なるものがあり、隣のグループ主催なのだが参加している。これは積極的に勉強しようという姿勢が現れているわけではなく、隣のグループにレンタルされていたときに参加して以来、グループが変わったし参加はやめるというふうにすることができず、ずるずると引っ張っているだけである。今週はその勉強会で発表する番となったので昨日一夜漬けで勉強して本日に臨む。大過なく過ごせたので問題はないのであるが、この勉強会の目的から行くとこれでいいのだろうかと思うことも多い。いろいろとつっこむべきところは多いが、余り気にしないで明日が早いのでさっさと帰宅する。人前でのしゃべりがうまいというふうに言われたのであるが、塾の講師をやっていたからといって人前でのしゃべりがうまいというのは必ずしもあてはまらんような気がする。中身を理解しているかどうかという問題が実は一番大きいような気もする。戻る↑
    7月10日(木)「熱闘甲子園」
    高校野球というのは、野球の中でも何か特別なものであると思うのは、朝から晩までテレビ中継をすることや、間に合うわけもなくヘッドスライディングを試みたりすることと無関係ではあるまい。夏に執り行われる彼の祭典は、太陽神を崇めたてるお祭りに間違いないのである。それが証拠に毎年必ず肩を壊してしまうピッチャーがいるのである。あのピッチャーは尊い生贄であり、祭りに欠かすことはできないのである。などという与太話を玉木正之が書いていたことを思い出したのであるが、高校野球はある意味理不尽なものがある。野球をするがために越境留学を決めたやつと、ほんわかキャッチボールでもできたらいいよなあともっていたチームとが対戦してバスケットボールやラグビー並みのスコアでぼろ負けする光景は見ていて余り楽しいものではない。しかしながら、今年もまた暑い夏が来るのであると、帰宅途中高校野球の団扇を手にしたとき考えたりした一日だった。戻る↑
    7月9日(水)「騒いでいるけど手元に届かず」
    朝起きたら腰痛は治まっていた。要するに熟睡できたら疲れも取れるということなのだろう。しかしながら昔に腰を痛めたので、必要以上に痛みに敏感になっているのは事実である。気にしたら負けだという気もするが、常に最悪の事態を考えておかなければならないところでもある。会社ではボーナスの明細書が配られ、なぜかまだ見ぬ現金よりも明細書を見てひとしきり騒いでいるのを見ると、人間の心理というのは複雑であると思わざるを得ない。この前部長が「世界で一番人件費が高い日本の産業の中で、一番賃金が高いと言われている我々の業界は云々」と言っていたのだが、その割には手取りの賃金は安いような気がする。まあそんなものなのだろう。戻る↑
    7月8日(火)「腰痛」
    昼飯を食べながら「なんだか今日は体がだるいねえ」という話で盛り上がる。週の初めから飲んだくれた日にはさすがにこんなもんであろう。祇園祭の話題に話は移り、鉾立でも見に行くかという話になる。本日は何かよくわからないけど腰が痛くなったので帰宅。何か腰が痛くなるようなことをやった記憶がないのでなんだか自分で自分のことが訝しげに思えてくる。帰宅したら団扇の持ち手にLEDが付いていて、持ち手が撓ると電位差が発生してLEDが点灯するというまことにおもしろいものがあると新聞に紹介されていたので是非とも欲しくなる。この手のものにはやはり弱い。そういえば先週書いた「トリビアの泉」のせいなのだろうけど、このところ数日、「無駄な知識の泉」のページに訪れる人が増えている。みんなそろいも揃って検索サイトで「無駄な知識」と検索してやってくるらしい。テレビの力は偉大だということをこんな事で知るとはねえ。夜、小笠原に着いた友人から電話がかかってきた。うらやましいの一言である。戻る↑
    7月7日(月)「送迎会」
    友人が本日より新婚旅行で小笠原諸島に行くらしい。今のご時世で一番贅沢な旅行といえるだろう。ちなみに出航してすぐにポーリングをしたら「千葉県」という返事が来た。房総半島は予想外に電波が強いらしい。テクノスーパーライナーが就航すると今のようなのんびりした船旅でなくなるのだろうけど、飛行機の便が無いという現実はやはり別世界である。携帯は使えるけれどドコモだけで、それもiモードは使えないというのだから何かすごいものを感じる。さて、現実に目を向けてみれば、月曜日というのに、いきなり飲み会となる。他の部署に異動していく同期を送り出す会なので、何をさておいても出席するべきと判断する。飲み会の参加人数が年々減っていくのはつき合いが悪くなったからというものもあるだろうが、それよりも今ここに残っている人数が純粋に減っていることも原因であることは言うまでもない。送迎会ということは頭の片隅ぐらいには残っていたのだろうけど、宴会が始まるとへべれけモードが炸裂し、楽しくお酒が進む。焼酎のうまい良い店だったのでまた行ってもいいかなと思ったのが原因か知らないけれど、傘を忘れてしまったのは余計な話だ。戻る↑
    7月6日)「雑用を片づける一日」
    昼から雑用と野暮用を片づけに出かける。とりあえずは近所のJRの駅で今度の3連休に出かけるときの切符を買う。しかしながら乗ろうとしている第3セクターの鉄道がショートカットになっているため、JRとしては切符を売るのが大変難しいと言うことで売ってくれないことから早くもつまずきが見える。駅員のおっさんがマルスそのものを判っていなさそうだし、こっちの申込用紙をろくに読んでいなさそうなのでさっさと諦める。その後年に2回の日本の風習を済ませようと近所の高島屋に出かけると、どうも親が先日来ていたらしく、応対に出たおねえちゃんが「私、この読みにくい住所には記憶がございます」などという余計な一言を差し挟みつつ心の籠もらない慇懃無礼な応対に終始する。よくよく考えると西表島の宿で隣のテーブルで飯を食っていたおねえちゃんに似ていたのであるが、他人のそら似であろう。こんな事を思い出したのは他でもなくタイプのおねえちゃんだったので自分にとって必要と思われる情報だけはきっちりとストックされるからである。歳を取ると情報のフィルターが粗くなってきて、本当に必要なものしか残らないものだ。それを選択性が高まったという向きもあるが、それは老人力のように我田引水が過ぎるのでそこまで自己中心的ではないと思いたいのでやめておく。さて、基本的に日本語が間違っているというのは今更議論するまでもないことであるが、「お名前様御頂戴して宜しかったでしょうか」という半ば意味不明な言葉のやりとりはさても面妖である。スーツを新調したときに言われた「お宝はどちらにしまわれますか?」などという台詞はある意味気が利いていて良いものだが。それを済ませて眼鏡屋に寄り、レンズの交換を依頼して帰宅。以前に比べて左目の視力が落ちていたんだそうで、レンズ表面のコーティングがやられていることも手伝って左目が見にくかった理由が氷解する。それにしても堂本剛は毎年毎年夏になると職業を変えつついけてるおねえちゃんを食い物にしており、その様をTBSがいささかのためらいもなく劇場的に放映するのには問題があるのではないかとドラマと現実の境目を認めようとしない発言をしつつ本日は終了する。ちなみにお宝云々というのは男性限定のものであって、右にしまうか左にしまうかは統計を取っていないのでどちらが多いのか判らないがまあいいか。戻る↑
    7月5日)「結婚式出席」
    本日はお日柄もよく、朝から情け容赦なく雨が降る。夕方から友人の結婚式と披露パーティーに呼ばれていたのでぼちぼち準備するかと思った頃には雨も上がり、なかなか友人の日頃の行いが悪いくせに運だけは強いものを感じてしまう。式は5時からと昨日わざわざうちまで来て言っていたので招待状の文言を見るまでもなく準備をしていたのであるが、改めてみたところ受付開始が5時で式は5時半からであった。微妙だ。新郎と新婦を引き合わせた昔のバイト先の同僚とばったり出くわし、というか本日の式のカメラマン兼友人代表はそやつで、そもそも新郎と新婦が出会ったきっかけはそやつの結婚式であったらしく、なれそめ何ぞをいろいろと聞いてみる。前の組が遅れているとのことで式の開始は小1時間ばかり遅れたのであるが、まあそれは仕方が無いというかありがちなことなので良いとしよう。式は人前式という形態を取っていたので、参加者から「総括せよ!」「自己批判せよ!」という熱いやりとりがあるのかと期待していたのであるが、そういう人前式は全共闘時代の遺物であり今はやっていないらしいので、時代の変遷を感じるってお前いったいいくつやねん。パーティーでは荒くれ者テーブルに座らされ、クイズ大会では勝ちを捨ててウケを狙って解答を連発し、引き出物をもらって帰宅。引き出物がJスルーカードで、そこに新居の地図と連絡先があるという結構凝った趣向があるのが新郎らしいところであるが、金券屋に売ったら洒落にならないのでせいぜい自分で消費することにしようと思った次第。そういえば新郎にはもったいないぐらい綺麗だった新郎の奥さんとは余り話ができなかったので、今度遊びに行ってじっくり観察させてもらおうかと考えつついつ遊びに行けるんだろうかと目処が立ちそうにない最近の生活ぶりには困ったものだとも思う。戻る↑
    7月4日(金)「秋の旅行シーズン到来」
    秋の需要落ち込みを予測して、どの航空会社(といっても2社に集約されたのだが)でも9月初めに運賃を安くして人を乗せようと目論むキャンペーンをやっている。乗っかるのはやはり消費者の鑑なので、踊らされてみるかと手早く切符の手配にはいる。当初は小名浜第2中学と女川第2中学に行きたかったのであるが、仙台行きの便が満席という事で泣く泣く諦める。きっと9月第1週の週末は女川や小名浜では人だかりができていることだろうと勝手な妄想に勤しむ。なぜそんなところに行きたくなったのかとか、女川第2中学は実は離島にあるんだぜというご指摘はさておくとして、9月第1週は他に行くことにして予約を済ませる。そういえばバースデー割引もそろそろ予約を始められると言うことで友人とチャットで話をしながらどこに行くかプランを立てる。旅行はプランを立てているときが一番楽しいという話もあるが、プランを実行に移すときにトラブルが発生して、その場で修正するというのがこれまた楽しいものである。夜、明日結婚式という友人がやってきて結婚パーティーの進行の打ち合わせをやる。打ち合わせと行っても特に何かをやるわけではなく、進行がうまくいっているか注意を払っておいてくれということらしい。戻る↑
    7月3日(木)「カメラケース到着」
    PowerShot6月8日にデジカメを購入し、持ち運び用ケースを次の日に楽天で買ったのであるが、しばらくして出品業者から「現在在庫切れで次いつ入ってくるか判りません」と随分無責任なメールが届いた。じゃあよそで買うから解約しろやという気もしたのであるが、まあそんなに急くものではないし、前のデジカメもあるから余り気にしないでも良いだろうと放置プレイを続けていたら先日ようやく「入荷したので明日発送します」というメールが来た。本日ようやく届いたのでほっとしたのであるが、冷静に考えると頼んでから1ヶ月近くかかっているのである。冷静に考えれば遅い。でも店に行ってそれを探し求めるのは面倒なので仕方がないかと思うところもある。届いた品物は使い勝手の良さそうなものなので実は結構満足していたりする。これで出かけるときにかさばる心配もなくなった。うれしいことだ。ちなみにこの写真はどうやって撮ったのかという素朴な疑問が沸き上がるが、携帯のカメラでも割と綺麗な画像が撮れることに我ながら驚いている次第。そう考えると今僕の手持ちのデジカメが4台あることになるのか。戻る↑
    7月2日(水)「無駄な知識を巡る暑苦しい戦い」
    4月12日に出かけた福島で行った飲み屋からタダ券が送られてきた。地元民であればまた行くこともあろうものだが、旅先に立ち寄った飲み屋からこんなものが届いたのは「また来い」という妙なプレッシャーを感じてしまうのでいかがなものかという気がしないでもない。もちろん良い店だった場合はまたそちらへ出かけたときは立ち寄ろうという気もするが、そうでないときはそれなりな対応をせざるを得ない。本日より関西地区では「トリビアの泉」という無駄な知識を披露する番組が始まった。もともと深夜番組であったものが夜9時に変わったという意味では他にもいくつか前例があるので驚くには値しないが、深夜番組ならではの良さというものが失われてしまうという問題もあるようで、昔からこの番組を見ていた人は内容が変わってしまわないかということを気にしているようである。僕はこの番組を見ていなかったし、今日も見なかったのであるが、気がかりなのはこの番組で披露された無駄な知識がすでに僕のページで披露していた場合に「パクリ」と言われないかということである。世間の人はテレビで披露されたものと同じ無駄な知識が書かれていると「パクリや」と思ってしまいがちである。僕の知識には更新日時が併記してあるが、それがオリジナリティーを担保していると思われないのは言うまでもない。僕と同じようなコンテンツを作っている人は同じような悩みを抱えているのであろうか、それともぶっ飛んだ無駄な知識を披露するからネタが被る心配はないと高をくくっているのかは不明である。僕の場合はたぶん被るネタは少ないであろうと思っているのでそれほど心配しないでも良いのかも。戻る↑
    7月1日(火)「ニンテンドーとキッコーマン」
    キッコーマン本日より7月である。異動で一人僕のグループにやってきて、一人が去っていった。この異動の経緯は憶測が随分とはいる余地があるため多くを語りたくはないが、何はともあれ僕のポジションが中途半端に高くなってしまったことだけは事実である。有難いことかどうでもいいことか、はたまたどうしようもないことはさておこう。今日も「野球のなかった次の日は気楽でええのう」という部長の電話から始まってしまった。そのあと仕事場の机の配置を換えるとか訳のわからん仕事をやって本日は終了。帰宅して醤油をアメリカに売り込んだという涙ぐましい物語をみて少し感動するが、味音痴なアメリカ人とか、糟糠の妻とか、粉骨砕身する日系2世とか、理不尽なFDAとか、ダブルスタンダードがグローバルスタンダードというアメリカとか、人のいいアメリカ人とか、物語を構成するには十分すぎるネタがつまっていて久しぶりのいい作品であった。なぜエンディングのスタッフロールに醤油会社の資料が出てこなかったかについては気になるところではあるが。そういえば昔、「虎を売るのがウルトラマン、ビルから出るのがデビルマン、醤油を売るのがキッコーマン」というつまらんネタを話していたやつを思い出してしまった。戻る↑