|
今月の日記タイトル一覧(クリックするとその日の日記へ飛びます) |
夕方仕事を適当に切り上げて友人宅に向かう。友人はまだ帰っていなかったので、友人の奥さんと温泉話をしていたら友人が帰ってきたので、奥さんお手製の石焼きビビンパなんぞを食らってモノポリーを始める。前回5月4日にやる予定であったのに流れてしまったので仕切り直しであるが、久しぶりにやるモノポリーだしルールが微妙に違うのでなんか勝手が違う。アメリカ人がようやく理解できるぐらいのアバウトでがさつなルールだとやっていてもあまり楽しくないので、日本人向けに少しずつルールをアレンジしてやってみる。しかし、モノポリーというゲームはやっていくうちになんか性格が見えてきそうで時と場合によってやる相手を決めておかないといけないような気もしたが、とりあえず一人勝ちしたらみんなほくそ笑むのだけは一緒だったりする。4回ぐらいやって夜中になったのでお開き。そのまま友人宅に泊まる。戻る↑
2002年1月27日とタイトルが同じだったりするが、本日は親の機種変に立ち会ったので致し方ない。親が「最近電池の持ちが悪くてしようがない」とこぼしているので機種変更をすることになった。電池の持ちが悪いというのは親がやたら電話をしてることに由来するのではなく、持ち歩いている鞄の留め金がマグネット式にであることに関連しているのではないかとか、充電するアダプタの接触部分に埃がたまっていることに関連しているのではないかという素人的判断もあるが真相の程は不明。とりあえず機種変更をしたいと言うことなので近所のauショップに出かける。判っていなさそうな店員は「けっ、機種変かよ」という態度で「いやあ、今在庫あるのこれだけなんですわ」とカメラ付きのやたらと高いのばかり勧める。親が「カメラはいらん。どうせつかわん」とはねつけて、しかも付き添いの息子が妙に携帯に詳しそうだと悟ったのか知らないけどソニエリのA1101Sを奥から引っ張り出してくる。「ジョグシャトルが使いにくいかと思いまして」と聞かれてもいないのに言い訳をするらへんが怪しい。たぶん説明してる本人も判っていないであろう適当な説明だけでものを売ろうとする態度からして過大な期待なぞするものではないと思ってしまったが、世間の人はほいほいと買い物をしてしまうようで、ARPUが8000円も行く理由はこのあたりにあるのかも知れない。一生懸命1gでも軽くしよう1mmでも薄くしようと努力している人がいる一方で、売る人も買う人もこんなんでは、開発している人はかなり哀れである。戻る↑
朝起きたらとりあえず体調は全快とまでは行かないが、とりあえず動き回れるぐらいには復調していたので本日も出かける。本日は全国春の交通安全週間と言うことなので、安全運転に心がけて一路出石を目指す。行く道行く道で強制サイン会が開かれているので、何に注意するかについて多くは語らないがなんと言われようとやはり安全運転は重要である。ハンドルが白くて妙に太く、後ろが見えない仕様になっているワゴン車に必要以上に煽られた時なぞは、道を譲って記念撮影をしていただくまでしても安全運転は重要である。昨日の夜に飛び込んできた台湾人医師がSARSを関西一円にばらまいていた疑いがあるということで、それがために客足が落ちるかなと思っていたのだが、あまりその影響はないようであった。しかし、今日になってその医師が立ち寄ったとされる姫路城公園やその他の観光地で消毒作業を始めるというのもあまりにべた過ぎる対応で泥縄の極みであると思うが、やらないと住民が必要もないのに不安がるし、更にいえばその医師がその観光地に近寄らなければ安心というわけでも無かろうから結局は観光地が風評被害を受けるだけと言うことでそのいけてない対応ぶりには困ったものである。さて、そんな台湾人医師も立ち寄ったとされる出石でそばを食って定番の辰鼓櫓なんぞを見物し、本日のメインイベントである生野銀山に出向く。思えば2週間前に尾去沢に行ったので同じような光景が展開されているにすぎないのであるが、なんか各鉱山ごとに味わい深さが違うようで、鉱山跡のテーマパーク巡りをやり始めたら収拾がつかなくなってくるんだろうなあと思いながらも、次はどこに行こうかなと考えていたりするから困ったものだ。それにしてもなんで鉱山のテーマパークっていうのは入場料が軒並み1000円近くするのだろう。マネキンを動かすランニングコストをこの少ない入場者数でペイすることを考えれば無理もないことなのかも知れないなあ。戻る↑
昼飯時に再結成する某4人組ユニットの話題で盛り上がる。このユニットの話題になると、人気とは別の次元で取り沙汰される内容がある。話題に上ること自体をおいしいと本人が理解しているのであれば、本人のポジションは絶妙にしてグループの構成に必要不可欠である。それは恰も黄がいなければ緑と青がリーダー赤が桃とできていることに対して嫉妬心を燃やし、グループ内部でドロドロとした闘いが繰り広げられ、よい子が口ずさむ「ばんばらばんばんばん♪」という勧善懲悪な番組には到底なりえないという状況の如しである。このことを少し大人になって理解した後で「天は人の上に人を作らず、人は人の下に人を作らす」と評したやつがいたがそれは大間違いである。僕がメンバーでは無いが勧誘員である「ちょいぶす倶楽部」は、脱力感を溢れさせながらも力一杯このメンバーを応援するのであり、歌も踊りもいけてないけど一番売れているメンバーとの対比が「陰陽」という生半可な表現ではしきれないほどであるこの現状を憂いているのである。人気がないし、存在感もないけど、人の記憶に残るインパクトはたっぷりあるという格好の事例である。ちなみに「あらかき」が正しい読み方らしいんだが、そんなことはどうでもいいことである。そもそも本人の芸名に苗字は存在しないのだ。も一つちなみに再結成の真相は世間の人が思っていることで大正解だと思うので、コメントを差し挟むまでもない。戻る↑
朝からミーティングがあり、仕事の進捗ぶりを聞かれる。本日より新人がミーティングに参加しているのであるが、やはり最初は必要以上に緊張しているようである。新人がまるでセミナーで話すかのようにカンペを準備して話しているし、話の内容は本人が理解したことであって、こっちはすでに理解している事であったりするため、何だかなあ、最初はこんなもんかなあという気がする。本日は部長も同席していたのでいつもより少し長目のミーティングになり気がつけば昼になっていた。部長が「来年以降うちの売り上げは落ちるで」と宣っていたが、たぶんそれは事実であろう。何せこのところ新製品がでていないのである。直接売り上げに貢献する部署でないからそんなことを言われたところでどうしようもないのであるが。昼からドラム缶を運ぶという不思議な仕事に携わる。ドラム缶の中身が見えないので重いか軽いか予想がつかないため、必要以上に疲れた。こういう特殊な仕事をするのも僕の会社の特殊性を示しているのだろう。でも同業他社と比べて経営のポートフォリオが随分といびつなので、売り上げが落ちると某社のように外資に吸収されるのかも知れないと思われがちであるが、こんなこてこての会社を買い取ろうという太っ腹な会社はないと思うのでせいぜい自立を続けられるように細々と生き延びてもらいたいものだ。戻る↑
矢立峠で友人と別れ、数日前にも行った碇ヶ関の湯ノ沢温泉に向かう。本日は先日とは別の宿である秋元温泉に向かう。湯ノ沢温泉は宿ごとに違う泉源を持っており、その湯の種類もそれぞれ異なるためそれぞれの宿で異なる温泉を楽しむことができる。秋元温泉は温泉成分の含有量が日本屈指であり、小浴場では硫黄の臭いが充満して窒息しそうな気分になってしまうほどである。小浴場は男女別であるが、大浴場は脱衣所が別だが風呂は同じという混浴で広々として滾々と湧く湯がかけ流しになっている温泉にたまらない充実感を覚える。そのあと碇ヶ関の古都部温泉という一軒家の温泉に行き、これでもかというかけ流しの温泉を満喫する。温泉をたっぷり満喫したあとは小坂の康楽館という現存する日本最古の芝居小屋を見に行く。小坂は鉱山で栄えた町であり、鉱山が生み出す財力を背景に、秋田で一番に文明開化を成し遂げた地域である。それが故にこのハイカラな芝居小屋も誕生するべくして誕生したのであろうが、現在の状況を見るにつけ、時代の冷酷なまでの流れと、日本が置かれている状況をいやが上にでも感じさせるものである。小坂は桜が満開で、狙ったわけではないが、この旅行は桜を追い求めていたようである。そのあと大館駅で鳥めしという名物の駅弁を買って舌鼓をうち、大館能代空港で滝沢村に住む友人と会って昼過ぎに飛び立ち帰宅。レンタカーは2500キロばかり走らせたようで、慣らし運転がちょうど済んだようである。思えば巡った温泉は15湯、観た桜は数え切れないほどで、きわめて満足のいく旅行であった。ちなみに正味5日間で2500キロも移動したので、一日平均で約500キロ移動したことになる。ニュースでは北海道の警官がスピード違反で捕まえた四国から来た旅行者に「1日に500キロも移動するなんておまえは間違っている」と糞生意気にも説教を垂れたらしいのだが、僕にとっては至ってごく普通の移動距離なんである。まあ、そのスピード違反で捕まった旅行者は朝から夕方までで500キロ移動しようとしていたらしいからそらまあ問題があると言えば問題があろうものだが。戻る↑
碇ヶ関で目が覚めて、まずは碇ヶ関村の温泉会館で朝風呂に浸かる。そのあと南下し、小坂町にある八九郎温泉を目指す。八九郎温泉は、八九郎温泉、奥八九郎温泉、奥々八九郎温泉と呼ばれている3つの温泉があり、その中でも一番すばらしいと言われているのが奥々八九郎温泉である。奥々八九郎温泉は林道を走っているとちょっと開けたところにごぼごぼと、それも露天としてはきわめて適温のお湯が沸いているのである。野趣溢れる露天の温泉としてはこれまでにないすばらしい所であり、貸し切りの無料露天温泉に浸って気分は最高である。露天を満喫したあとは尾去沢にあるマインランド尾去沢に向かう。全国に散在している閉鎖された鉱山の跡地を利用している施設のひとつで、気怠そうに中途半端な遊園地の施設があったり、子供でも騙されないようなチャチなゲームコーナーがあったりして、パラダイスの要素を多分に含んでいるすばらしい施設である。実際の作業の風景を再現するべく、マネキンが休憩したり茶を飲んだり弁当食ったり壁を穿っていたりトロッコを運転していたり事務所で会議をしていたりするが、やはり縦坑に掲げてある標語の「やめなさい手順無視してまた作業いつか地獄へ直滑降」という文言のシュールさに感動し、江戸時代の南部藩の奉行や隠れキリシタンがいたことなど楽しい展覧物が目白押しであった。そのあと碇ヶ関に戻り、友人と昼飯を食って今度は北を目指す。平賀町の新屋温泉でエメラルド色の湯を満喫し、風呂上がりに腰に手を当て牛乳を飲んでいたら、地元のじいさんと椎間板ヘルニア談義となり、30分ばかり時間を費やす。弘前で数日前に見た国道沿いの桜並木はすでに花びらが落ち、若葉が目立つ並木となっていたので、この数日で一気に季節が進んでいったのを感じる。そのあと五所川原から一般国道101号を海沿いに進み、時間を狙って黄金埼の不老不死温泉に夕暮れに到着する。夕日を見ながらの温泉は絶景の一言に尽きるが、露天よりも内湯の方が遙かにお湯は良いので、内湯で温泉を満喫し、露天は芋を洗うが如く混雑していたので景色だけ堪能するに留めておいた。そのあと昭和町まで車を進め、秋田道で能代まで戻り、矢立峠で友人と合流して寝る。戻る↑
本日は七戸より一路酸ヶ湯温泉を目指す。途中笠松峠付近では、冬季通行止めが1週間前に解除されたばかりであり、路肩にはまだ3m近い残雪があり、澄み切った青空と相まってすばらしい景色を堪能する。酸ヶ湯温泉は昔ながらの湯治場という雰囲気があり、この季節でもスキーがオンシーズンと言うこともあってか東北の奥深さを感じさせるすばらしい温泉である。ここで友人と別れ、僕は八戸に向かう。下田にある超巨大なイオンのショッピングセンターを見て感動し、八戸では蕪嶋神社と鮫角灯台へと出かける。蕪嶋はウミネコの繁殖地であり、魚の群れを知らせてくれる弁財天の使いということでどうも大事に保護されているようなのであるが、はっきりいて必要以上に多い。多すぎるのである。神社の境内には抱卵しているウミネコがうじゃうじゃいるし、神社の建物はウミネコの排泄物で見るも無惨に白くなっているし、そもそも神社に参拝するときも空からの無差別攻撃に備える必要があるから大変である。なんとか難を逃れて鮫角灯台に到着し、そのあとは久慈を経由して沼宮内へ。盛岡にいる友人に連絡が取れないまま盛岡を目指し、白竜(パイロン)というジャジャ麺のうまい店で行列しながら滑り込みセーフでジャジャ麺にありつく。ジャジャ麺のあとはチータンタンを嗜み、大変満足して外に出る。盛岡の友人と連絡が取れたので合流し、朝別れた友人が碇ヶ関にいると言うことなので二人で碇ヶ関を目指す。人には言えそうもない速さで碇ヶ関に到着し、宴会して寝る。戻る↑