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本日は友人と一緒に下北半島一周をする。まずは七戸から野辺地を通ってむつに抜け、自衛隊の樺山飛行場跡(現在は無線中継所)や、その傍にある下北交通の廃線跡を見に出かける。そのあと関根から尻屋埼を目指すが、直線の道路なのに無意味に所々未舗装という県道を走り抜け、岬に達する道路に立ちはだかる16時以降は通れないゲートを通り抜け、最果ての地尻屋埼に到達する。草地はありとあらゆる所に馬糞が大量に転がるというデンジャラスゾーンであるが、それよりもただならぬ強風に恐れおののき、車に戻って上下ともレインダンサーを着込んで事なきを得る。強風を十二分に堪能し、大畑から薬研温泉を目指す。薬研温泉は趣のある露天風呂があるのだが、着いてみると誰も入っていないのでラッキーと思ったら「水曜日は掃除」という貼り紙が脱衣所にあり、確かに湯の量は必要以上に少なく、かつ熱いのでさすがに誰も入っていなかったのだなと納得するが、そんなこと如きで怯むわけもなく、少し湯が少ないもののまったりと露天に浸かり、貸し切り気分を満喫する。そのあと大畑に戻り、イカスミラーメンとイカスミ焼きそばいう名物を食して更に末端の大間崎を目指す。途中風間浦村の下風呂温泉に入り、ようやく大間埼に到達する。「私の青空」のロケ地であったようで、色褪せた田畑智子のポスターに時代の流れを感じさせる。大間と言えばマグロなのであるが、季節が季節と言うことで今回は大人しく断念し、脇野沢を目指す。大間から脇野沢までの道は行けども行けどもたどり着かない山道であり、仏ヶ浦で景色を観賞して脇野沢にたどり着いたのは夜も更けた頃であった。脇野沢で温泉に入り、むつから六ヶ所村を通って七戸へと戻る。途中核燃料サイクル機構の近所で側溝に脱輪している車を見つけたが、前輪がお釈迦になっているようでどうすることもできず、翌日に車を回収してもらうことにして自宅へと送られていく運転手を見送る。六ヶ所村にとっては、この核燃料サイクル機構は雇用創出の手段であると言うことがよくわかったのであるが、これがために新たにできたバイパスは必要以上にゴージャスであった。七戸に戻りトレーラーハウスで宴会して寝る。戻る↑
朝起きて、碇ヶ関村にある湯ノ沢温泉を目指すが早速道を間違えてしまい津軽湯の沢駅にたどり着いてしまう。ついでだからと駅に上がるとちょうど寝台特急日本海がやってきたので写真を撮ろうとしたがデジカメのワンテンポ遅れてシャッターが切れるという習性を忘れており撮影に失敗する。気を取り直して湯ノ沢温泉の「なりや温泉」で湯活動を開始する。この旅館は第1浴場と第2浴場に分かれており、それぞれ別々の源泉であるため一粒で2度おいしい温泉である。第1浴場は脱衣所は別だが中は一緒という典型的混浴で、第2浴場は混浴と婦人用に分かれており、いずれも濃いめの満足のいく温泉である。そのあと黒石にある浅瀬石川ダムを撮影し、温湯温泉で本日2回目の湯活動を行う。この辺は他にも行きたい温泉があったのだが、時間の都合上割愛して弘前の国道7号沿いの満開の桜を横目に藤崎町から一般国道339号に入り一路竜飛埼を目指す。しかしながらよんどころない事情で五所川原から浪岡に進路を変え浪岡駅前温泉で黒い湯に浸かる。いい加減本日のメインイベントに向かうべく再び藤崎に戻り五所川原を経由して竜飛を目指す。途中金木町で大渋滞に出くわすが原因は桜祭りと言うことで東北の桜をこれでもかと満喫する。渋滞を通り抜け十三湖高原で名産しじみラーメンを食す。そのあと巨大なローラースライダーを滑り降りて童心を取り戻し、今度こそ竜飛を目指す。小泊で権現埼に行き徐福上陸の碑を眺めたりしてようやく竜飛に到着し、青函トンネル記念館だとか、階段国道とか、津軽海峡冬景色の石碑とその前にある赤いボタンを押して石川さゆりの歌声(但し2番限定)などを堪能し青森へと戻る。途中津軽線の終点三厩駅や今別町にある青函トンネルの入り口を見学し、平舘村の村営湯の沢温泉で冷えた体を温める。受付のばあちゃんが愛想良く「10回来たら次の1回ただになるスタンプ帳いらんか」とか「寒いから休憩室のストーブつけるか」とか「テレビ観たいだけ観て良いよ」とかいろいろと言ってくれるが先を急ぐので温泉だけまったり浸かりそこをあとにする。温泉はいわゆる「かけ流し」なので大変満足なのだが、体を洗う湯がでる蛇口もかけ流し状態であり、かけ流しにもほどがあると思ってしまう。そのあと青森に向かい、市内をぐるぐる巡って友人と待ち合わせをしていた七戸へ向かう。七戸で友人と合流し、トレーラーハウスで宴会して寝る。戻る↑
朝目が覚めても相変わらず天気は思わしくない。天気が思わしくないので予定していた徳島愛媛高知県境は最寄りの車道から片道徒歩2時間という事であきらめ、香川徳島愛媛県境にだけ顔を出すことにした。こちらの方は最寄りの車道から歩いて15分ほどであり、近所にお遍路道もあることから割と楽勝で到達することに成功する。県境にはだいたいカントリーサインがあってわかりやすいものだが、3県境なのでカントリーサインの立て方も難しいし、そもそも山の中にある1点なのでせいぜいあるといえば三角点ぐらいである。ところで、お遍路さんのかっこをして車で88カ所を廻るというなんか不思議なことをしている人が多いのだが、本来なら歩いていくべきなんだろうけど、仏様も大師様もそんなケチな了見ではないだろうし、そんなに暇じゃないこのご時世であれば仕方がないのかも。そのあと豊稔池にある豊稔ダムを鑑賞する。大正末期に施工され、昭和初期にできたこのダムは日本初にして後に続くものがなかったという曰く付きのマルチプルアーチダムであり、その姿は中世ヨーロッパの城を彷彿とさせるというえらく無責任な説明書きの看板を見てダム活動に勤しむ。そのあと大野原にある風呂で汗を流し、再放送していたプロジェクトXを風呂上がりにゴロゴロしながら見て、讃岐うどんを食って四国をあとにする。玉野(宇野)で携帯を受け取り、車の中で携帯の使い方を覚えながら帰宅。最後に姫路から抜け出るところで大渋滞に捕まってしまい、えらく時間を食った以外はたいしたトラブルもなく、また3県境に行く理由もできたし実りの多い旅であった。戻る↑
本日は昨日の悪天候がまるで嘘のように快晴である。しかしながら、昨日の目標八時起床などという口約束は深酒の前ではきわめて無力で、お約束されていたかのように寝坊する。そんなこんなでつくばから一路犬吠埼を目指す。千葉島に再度上陸し、利根川沿いに快適なドライブをたしなみ銚子には順調に到着。銚子に来たからにはうまい魚でも食おうということで、まん中に生け簀があるという店でうまい魚に舌鼓を打つ。お値段がそれなりに割高であったので最初は不満が多少あったのだが、実は予想していたよりも遙かに大量の魚介類がこれでもかこれでもかと運ばれてきたのでボリュームと味に対する値段の位置づけとしてはむしろ安いと判断できるような店であった。ちなみに生け簀からあげたばかりのイカが墨を吐き、イカスミが僕のズボンに豪快に掛かったので店員が「大丈夫ですか?」とえらく恐縮していたが、どう考えても大丈夫ではないので寝間着用に持ってきたスエットに着替えて汚れたズボンは洗濯して後日送ってもらうことにした。店としてはゴル活されても仕方ないシチュエーションだったので、こちらが頼みもしていないのに濡れ煎餅とかヒゲタ醤油とかを無料でおみやげとして振る舞ってくれたりするから、僕としてはイカ様々である。そのあと犬吠埼に向かい景色を満喫していたら友人達が13枚綴りの灯台チケットを買ってしまい、13枚綴り洗脳布教活動に一抹の罪悪感を感じてしまう。そのあと成田空港まで送ってもらい友人は帰宅。僕は空港で散髪をするという第2の目的を果たすべく空港内の第2ターミナルにある散髪屋に向かい、いつも通りのかなりアバウトな注文だけして後は任せっきりにする。散髪屋との会話で実は第1ターミナルにも散髪屋があることが判ったので、あとは新千歳だけだと思っていたのにひとつ増えたので少しがっかりするが、また成田に来る用事ができたと喜んでしまう。ちなみに昨日成田に着いたときに実感した「海外に行くための空港」というスタンスは伊丹や羽田ではずらっと並んでいる自動チェックインマシーンが1台おざなりに置かれているだけということからも伺える。いつもの通り呼び出されるまで搭乗口に進まずに係員先導という迷惑な客ぶりを発揮し、搭乗口からバスに乗って地面から直接乗るという久しぶりの体験をして帰宅。充実した週末であった。戻る↑