2003年2月

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    今月の日記タイトル一覧(クリックするとその日の日記へ飛びます)

  • 2月28日(金)「おごりだとますますうまいふぐ」
  • 2月27日(木)「分水嶺って比喩で使われる方が多いような」
  • 2月26日(水)「花粉症と風邪」
  • 2月25日(火)「あなたの周りの秘密工作員」
  • 2月24日(月)「冬の終わり」
  • 2月23日)「急遽結婚式参列」
  • 2月22日)「退官パーティー」
  • 2月21日(金)「状況把握能力」
  • 2月20日(木)「たばこと発泡酒」
  • 2月19日(水)「水と安全はタダで手に入る?」
  • 2月18日(火)「1塁手=へたくそ?」
  • 2月17日(月)「一人減り二人減り」
  • 2月16日)「露天風呂再び」
  • 2月15日)「土曜出勤」
  • 2月14日(金)「バンアレン帯」
  • 2月13日(木)「不良社員」
  • 2月12日(水)「浪漫飛行」
  • 2月11日(火)「建国記念日」
  • 2月10日(月)「飛び石連休」
  • 2月9日)「三朝温泉と倉吉」
  • 2月8日)「姫路と宮本武蔵」
  • 2月7日(金)「プリン体について考えてみる」
  • 2月6日(木)「映像の世紀鑑賞終了」
  • 2月5日(水)「お引っ越し」
  • 2月4日(火)「模擬試験」
  • 2月3日(月)「節分」
  • 2月2日)「日曜日らしい過ごし方」
  • 2月1日)「土曜日らしい過ごし方」


  • 今月の日記
    2月28日(金)「おごりだとますますうまいふぐ」
    夕方より会社の飲み会に出発する。本日のお題目は、昨年11月19日に執り行われた社内コンペで目出度くうちの上司が受賞して金一封を頂戴したので、部下におごろうというものである。部下だから、そのコンペに協力したのだろうからその宴会に招かれるのは当然だという風に思われるかもしれないが、僕が会社に入る前にその発表内容の仕事は行われていたので、直接関係がないから「お相伴に預かる」などという謙遜した表現を使ってみる。飲み会では普通、「安かろうまずかろう」という無難な店の選択が重要視されるのだが、今回は参加費が無料であるし、結構な金額をいただいたということなのでゴージャスにふぐである。てっさとか湯引きとかから揚げとかをいただきながら仕事の話になるけれど、やはり会社で「何を楽しみにしているのか知らないけれどきわめて無口な奴」を通しているだけあっておまえはようわからんやつやと指摘される。かといって会社で弾けてしまった日には収拾がつかないような気がして仕方がない。締めの雑炊まで頂いて甚く感激し、今週は疲れているのか知らないけど早々と帰宅。友人が自分の上司に文句を言いまくることを聞いてばかりいるが、僕が鈍いのかそれとも飯をおごってもらったからなのかもしれないが、そういう文句はないのだが。戻る↑
    2月27日(木)「分水嶺って比喩で使われる方が多いような」
    帰宅したら、amazon.co.jpから本が届いていた。忙しくて本を物色に行く暇がないという最近の生活から考えれば、このシステムはまことに結構である。しかし、本屋で本を買うというのは「ついつい余計なものまで買ってしまう」という楽しみもあるし、なぜかトイレに、それも大きい方につい行きたくなってしまったりするという不思議な空間であったりするからそれが楽しみでもあるのだが。ちなみに届いた本は「日本の分水嶺」という本で、ご多分に漏れず己の無駄な知識の収集にこれ努めている代物である。友人がこの本にある写真を提供していたりするのだが、それよりも驚いたのは著者がその友人と同じ会社に勤めているということである。まあ偶然の一致だろうけど。ついでに講談社から週刊鉄道の旅とその保存用バインダーとその他諸々が届いていたのでなんだか今日はそれだけで満足してしまった。そういえばそんなイメージトレーニングばかりをしてる場合ではないのだ。まもなく県日が10000を越えてしまうのである。これまでの県日の減らし方と違い、今現在はまんべんなく県日が貯まっているので劇的に減らすことができないから、これからが大変である。ちなみに県日というのは正しくは都道府県踏破累積経過日数選手権と言い、日本の47都道府県に最後に行った日から何日経ったかを足しあわせたものである。これにはまると日本の津々浦々まで行くかのような錯覚をする人がいるが、佐賀は鳥栖を九州道、高知は寒風山トンネルを単振動、島根は六日市を中国道で、東京から宇都宮まで行きはJRで帰りは東武を使う、千葉は関宿、兵庫は伊丹空港、というふうにかなり技巧を凝らしている場合が少なからずあるので何とも言えないものがあるのだが。というか、そういう技巧を凝らそうと思った時点で十分あほであることは疑いようがないのだが。戻る↑
    2月26日(水)「花粉症と風邪」
    今日は昼間から体調が悪い。なぜか判らないけど、目がしょぼしょぼしてからだがだるい。今の時期にこのような症状に苛まれると、風邪と花粉症どっちであるか判断が付かないので困りものだ。ちなみに僕はまだ花粉症を発症させていないのだが、自分の許容量を超えるといずれ発症するという病であるため、今年ついに発症したのかなあという気もするが、たぶん昨日ビール飲んでからだ冷えた状態で寝ていたのが原因だろうなあ、と身も蓋もないことを言ってしまう。本日2週間分のGood Luck!を観る。やはりキムタクはかっこいいし、竹中直人も味わい深い。内山理名はどうでもよくって、いかりや長介はやはり最高である。とりあえず、ビデオだとうれしいことは、隣で観ている親から「12年前に何があったんや?」という判ってるけど返事できない質問とか「何やこの人、あの番組にも出てたやろ。あの番組、あれやがな、あれ!」という無理難題な質問に応じて鑑賞がお留守になってもあとで巻き戻して観ることができることにある。展開が絵に描いたような日曜劇場は観ていて心が安らぐなあ。そういえば、ハウステンボスが借金に耐えかねてギブアップしたらしい。環境問題とか、リゾートとか、ついでに民事介入暴力とか、いろいろと取り組んだのはよかったけど、リゾートするには時期が遅く、環境問題を語るには時期尚早で、民事介入暴力は映画の世界だけで宝田明が社長ではないしその話が売り上げに貢献したという話も聞かない。リピーターになりたいと思わせる何かがないとさすがにこの手のテーマパークはつらいのだろう。戻る↑
    2月25日(火)「あなたの周りの秘密工作員」
    日本には秘密工作員が潜んでいるらしい。僕の身の回りにも明らかにそうとわかる人がいるので、驚きを隠せないでいる。潜んでいることがわかった時点で秘密工作員ではないのではないかという矛盾を抱えてはいるが、判る人には判るのである。偉大なる首領様に憧れを抱いているのか知らないが、性差を超えてもなおそっくりさんぶりには驚かされる。皆様の周りにもきっといるはずである。おばさんパーマあてて、眼鏡かけて太ってるおばちゃんがいたら、それは間違いなく秘密工作員である。僕たちが生まれる前から近所のおばちゃんの振りをしているという念の入れようである。偉大なる首領様が率いる国はあなどれない。与太話はその辺にして、ミサイルを外貨獲得の手段にするとか、外交手段に使うというのはなんか間違っている。しかし、アメリカが必要以上に戦争を仕掛けたがっているのはもっと間違っているような気がする。しかしもっと間違っているのは、その現状を見て、小賢しい批判しかしないメディアである。真実は1つなのかも知れないけど、事実はそこにあるもので、それをどのように表現し報道するかがオピニオンリーダであるかどうかを決めるものである。論文で結果だけ書いてあっても楽しくないのであって、考察を書かないことにはつまらんのと同じである。もしかしたらこういうメディアこそが本当の意味で秘密工作員なのかも知れないなあ。戻る↑
    2月24日(月)「冬の終わり」
    朝から首を寝違えて激痛が走る。そんな不自然な格好で寝たわけでもないし、夜中冷え込んだわけでもないのに不思議なものだ。おかげで目覚めが悪いまま会社に向かう。月曜日というのはテンションがあがらないもので、週末に仕上げた仕事を整理していたら一日が過ぎてしまったという感じで今日も仕事が終わる。おとといのパーティーの引き出物を開けてみたらガリレオ温度計が入っていた。ガリレオ温度計というのは水と微妙な比重の違うものを水の中に入れ、水が暖かくなると軽くなることを利用して今の温度をビジュアル的に見せるというお洒落な代物である。分光学と分離分析の世界的権威はやはりひと味違うものを選ぶものだ。このセンスにはやはり敬服するというか、根っからこういうものが好きでいつもこういうもののチェックを怠らんという姿勢が伺えるようでなんかすごいものを感じる。ちなみにその温度計によると現在の部屋の温度は20度らしい。そんなに暖房を一生懸命しているわけでもないのにこの温度になるとは、そろそろ冬も終わりなのだなあと思ってしまう。戻る↑
    2月23日)「急遽結婚式参列」
    昨日はそういうわけでメールを見る暇もなく夜中に帰宅したのであるが、帰宅しておもむろに携帯を開けてみたらば「明日挙式。参加の際は正装でよろしこ」というメールが投げ込まれていたようだ。それも昼間に。暇だしどうするべえかと思いながら当事者とチャットして事の次第を理解し、急遽参加することにする。しかし結婚式に事もあろうに友人代表として僕を呼ぼうなんぞなかなかできることではない。とりあえず昼過ぎに友人と待ち合わせて会場へ。とりあえず借りてきた猫&晒し者になっている友人を楽屋、もとい控え室に訪ね、花嫁の父親がスタンバイしてるに決まってるのに「どっちのおやじさんやった?」とボケをかましたりしながら挨拶して会場へ。雇われ牧師のしゃべり口調がジャパネットたかたの社長そっくりとか、当事者が実は式の最中眠たくて次に何したらいいか式の進行についてくだけで目一杯とか、決定的瞬間をデジカメで取り損ねたとか断片的な記憶を捕捉しつつ式はあっという間に終わる。そのあと友人とうろうろして夕方から割とその近所で飲み始める。近所にいる別の友人も呼びつけて飲み出したら、当事者が「飲みに来る」ということでなんかよくわからん飲み会になる。とりあえずめちゃくちゃ楽しい一日だったのは確かであった。というか、このことを日記に書いてしまったので今更去年の10月5日のことを背景と同じ色の文字で書くというめんどくさいことをする必要がなくなったので、黒字に戻してみた。戻る↑
    2月22日)「退官パーティー」
    大学時代の恩師が本年度を以て定年退官ということである。本日は退官記念最終講義とそのあとはパーティーがあるということで、昼頃より大学に向かう。久しぶりに見る後輩が妙に老けていたり(本人の弁では大人っぽくなったらしい)、ワイルドさが変わらなかったりする。同期の一人が妙に老けていたのだが、最初にそいつと会った10年前に「こいつ30までに異様に老けるやろうなあ」となぜか直感で思っていたことが的確に当たりすぎて、こんなつまらん奴のことをばっちり予想できるくせに、もっと大事なことが予測できないというのはやはりそういうものなのかなあと。最終講義ということで、教授の自分の半生とか研究内容とかいろいろと話を聞き、そのあとはパーティーへなだれ込む。パーティーはもちろんお祝いのイベントであるものだが、やはり関係者には同業者が多いので、ロビーでは名刺の交換会となり、マスコミをにぎわせている仕事の内情とかが暴露されたりして、同窓会と仕事の話がごっちゃになっている状態で粛々と進行される。お開きになったあとは2次会でいろいろと話をして帰宅。なんか妙に疲れた一日だった。でもまあ、久しぶりにいろんな人の顔を見ることができて楽しかったし、恩師の退官を祝えてよかったのであるが。しかしまあ、最後の出口の挨拶で「嫁さんが欲しくなったらいつでも相談にこい」と言われたのはちょっとねえ。いや、迷惑だと言ってるわけではなく、そんなに心配に見えるのかなあ。戻る↑
    2月21日(金)「状況把握能力」
    昼飯を食いながら、割と頻繁に山中越えを攻めるという同期と話をしていたら、何回も行ってるくせにオービスの場所を知らないらしい。世間の人はオービスの前に必ず2枚掲示される速度取り締まりの看板に気が付かないものらしい。道路に付属するありとあらゆるものに興味を持って運転しているという脇見運転のプロを自負する僕としては、オービスに気が付かなかったことはおろか、速度取り締まりの看板を見逃したこともない。まあ、慣れというものなのかも知れない。夕方よりセミナーで仕事に関わりのある勉強をするが、普通大学でその勉強はしてくるはずなのに全くそれを理解しないまま会社に来てしまった人が多いというのがよくわかった。僕がそんなに熱心に勉強したわけではないが、まあ他の人がこんなんだから僕が特殊な知識を持っていると勘違いされるのだなとよくわかったと同時に、同業他社で働いている友人の「うちの会社の奴みんなあほや」という愚痴の意味合いがようやくわかったような気がした。戻る↑
    2月20日(木)「たばこと発泡酒」
    会社の組合から「たばこと発泡酒の増税に反対する署名」をしてくれという申し出が来ていた。たばこは全く吸わないし、迷惑千万な代物なので、一箱300円になろうと1000円になろうと全然気にならないから署名する気が起こらない。税金を徴収する側の意見は、発泡酒はメーカーの企業努力でビールの代用品を作り上げてみたところ、消費者が「ビール」として飲み出したから「ビール」扱いしてどこが悪い、といったところなんであろう。昔の三公社(専売・国鉄・電信電話)はすべて民営化され、五現業(造幣・印刷・林野・アルコール事業・郵政)も郵政が民営化へ移ろうとしているご時世に、日露戦争の戦費捻出のために暫定的に税金を取り始めた「酒税」が今も残っているのだからある意味感慨深いものがある。酒とその利権を巡る話は人間の業を語るかのように古今東西話題に事欠かないのだが、これはひとえにエチルアルコールという快楽を生み出す合法的な化合物の魔力に人間が取り憑かれているからである。どんな民族もアルコール飲料を作り出す技術を持っているというまことしやかな話があるが、このことはアルコールの魔力に人間が勝てなかった何よりの証であろう。嗜好品や贅沢品に税金をかけるというのはいたって正しい思想なので特に問題はないと思うのだが。しかしまあ、税金を高くしすぎると金の卵を産むにわとりを殺してしまうと元も子もないという事態になりかねないので程々にしておくがよかろうというところではあるが。というよりも税率が上がってたばこや発泡酒の値段が上がったら、なぜかたばこ会社とビール会社が消費者から怒りの電話を受けてしまうというのはどうにかならないものか。もう少しお利口さんになってもらいたいものだ。戻る↑
    2月19日(水)「水と安全はタダで手に入る?」
    一夜明けてもお隣の国では地下鉄で大惨事となっている。日本じゃこんな事は起こらないよ、何てったって車両は難燃素材で作ってるもんねという論調で文章が書かれているが、その難燃化が進んだのだって、今を遡ること31年前に北陸トンネルで「きたぐに」の食堂車にあった電気暖房の漏電が原因で起こった車両火災で多数の死傷者が出たことを教訓としたからである。日本人は喉元過ぎれば熱さを忘れるという国民性だから、日頃の心構えを説いてもなかなか自分の身を守るのは苦手だし、無責任ですぐに誰かの所為にしたがるという厄介なことがあるから社会的なシステムとして自分の身を守れるようにバックアップというかまさかの時のために備えをしておいた方が結局得をするという事が身に染みついているのであろう。たぶん、そういう社会的な安全なシステムをして「水と安全はタダで手に入る」と言わしめたのであろう。つまり、この名言は大いに間違いで「安全は、そういうこととは気が付かないまま多大な費用をかけて構築されている」というのが実は正しいのである。戻る↑
    2月18日(火)「1塁手=へたくそ?」
    昼飯を食いながらなぜか野球の話になる。前回のお題は確か「ヘッドスライディングは走るより速いのか」だったはずだけど、今回のお題は「1塁手は的に過ぎないから、あれを野手と呼んではいけない」という話から始まり、パ・リーグでは1塁を守ることができないくらい守備がへたくそでもDHがあるとか、巨人は1塁手ばっかり採ってどないするねんという至って普通の会話に終始する。久しぶりに来来亭でラーメン食って帰宅。いつもいた全然フレッシュじゃないフレッシュさんがいるという事で僕としては印象が強いラーメン屋なのだが、今日はフレッシュ君がいた。いささかインパクトに欠けるものがある。ラーメンはうまいのでもとより問題はないのだが。帰宅してプロジェクトXを途中から見る。海底ケーブルが敷設されるまでのドラマはわかったけど、今の敷設本数から行くと実は供給過剰なのかもという感は拭えない。それにしても、本日も書くネタがないなあ。書けないネタが溢れているのだが。戻る↑
    2月17日(月)「一人減り二人減り」
    本日の昼飯に愕然とし、そのせいか知らないけれど仕事のテンションがあがらない。ご飯のおかずがふりかけと冷たいカレー、そして漬け物というのはかなり手を抜いていると言われてもしようがない。どうも昼飯のことになると殺伐となってしまう。携帯をマナーモードにするのを忘れたばかりに、仕事中にメールの着信音が鳴り響いて恥ずかしい思いをするが、そのメールが出会い系サイトからだったからこの怒りは収まりようがない。今週いっぱいで会社の引っ越しはとりあえず一段落するようで、櫛の歯が欠けるように一人また一人と遙か彼方へととばされるようである。僕の番がいずれ来るのか、それとももっと辛いところに行かされるのかは定かではないが、やはり物寂しいものである。仕事が片づかず、随分と遅れて帰宅。昨日録画しておいたGood luck!もまだ見れていないし、久々に忙しいモードに突入してきたのかも知れない。体力温存のためさっさと寝ることにしようと思うが、どうも少しづつ宵っ張りになってきたようで、全然眠くならない。朝起きられなくなるのになあ。戻る↑
    2月16日)「露天風呂再び」
    朝起きたら雨が降っている。テンションがあがらないまま朝飯を食い、200時間以上つなぎっぱなしのチャットでうだうだまったり話を始めようかと思ったら、「温泉行きたい」と言い出した友人がいたので急遽温泉へ。とりあえず集合場所は加古川にする。オプション料金なしで走る世界最速の列車が15分間隔で走るという恵まれた環境に住む僕にとっては、自販機でそこまでの切符を買うことができないくらい遠い加古川まで行くのもわずか一時間強である。最寄りの駅で先週の切符の払い戻しをしてもらおうと持ったら、駅にクレジットカードの控えがなかったので、クレジットカードで買ったのに現金で返金してくれるという太っ腹なところを見せてくれる。しかし、乗車変更したから3割引とかいうぼけたことを駅員は抜かすので危うく不当な手数料を取られるところであった。友人と加古川で合流し、車で一路露天風呂へ。なぜか先週も入った三朝に再び行くことになってしまう。三朝の河原露天風呂でまったりつかり、倉吉で飯を食って湯原温泉へ。湯原温泉の混浴露天風呂は女性も入っていたのでまあ許せるといったところか。タオルを巻いて入るのは最近の間違った温泉番組でレポーターが必要もないのにそのようにしているからそれがマナーだという風に勘違いしている人が多い何よりの証拠で、そもそも下着水着着用不可っていうのはどういう意味なのか考えてみろやと言うことを小一時間問いつめたくなるが、まあ、入っていたのが妙齢の方ではなかったのでそこまで力入れてみるもんでもなしというすごく脱力感溢れる解決をしてしまった。湯原温泉は目の前にいきなりダムが見えるという何ともシュールな展望で、昼間に来てみたかったなと思う次第。そのあと津山から大人しく帰宅。戻る↑
    2月15日)「土曜出勤」
    帰宅したのは大概遅かったのにきっちりと目覚ましが鳴る前に目が覚める。そんでもって目覚ましを働かせるために二度寝をするのは当然の段取りだが、本日も会社に行く。やはり会社の時の流れは幾分まったりしているようで、効率が悪そうな何かを感じてしまう。本日は終業と同時に会社を出てさっさと帰るかと思ったら、会社帰りに散髪屋に立ち寄って久しぶりに散髪をする。帰宅してうだうだしながら同期の女の子のサイトに久しぶりにいってみる。営業職で合宿詰め込み教育が奏功したようで、自分で善悪の判断をせずにセールストークをたたき込まれてマシーンと化してるような雰囲気が感じ取れるのはなんか哀愁。きっと一杯一杯なんだろうなあ。自分が斜に構えすぎなのかも知れないけど。そういえば「アメリカの××はいったことあるけど、日本のにはいったことない」という台詞で一番インパクトがあるのは何だろうかという事を考えてみた。「××」には「スタバ」「ディズニーランド」なんかが考えられるけど、一番あり得そうにないのが「マクド」で、一番嫌味ったらしいのが「ブルーノート」だと思うのだが。戻る↑
    2月14日(金)「バンアレン帯」
    毎年何も意識をしないままこの日はやってくる。国生さゆりの名曲が時代の波をもろともせずにヘヴィーローテーションされ、1日で1年の3分の1を売り尽くし御菓子屋万々歳という不思議なイベントは今年も行われているようである。おかげで腹が減ったときの非常食が必要以上に充実している状況となってしまった。いいのか悪いのか知らないが、何か感慨を持つには至らん状況になってきているような気がする。それにしても同期の女の子が「今日チョコ配る当番なんで早く行かないとだめだったのに寝坊した」というのもすごいが、そういう風習を当たり前のように生活の中に組み込んでしまう日本人の節操のなさというか順応性の高さにはやはり驚くべきものがある。夕刻より友人がようやく車の免許が取れた&婚約した&遠くにとばされるということで祝いの宴を開く。いい加減酔っぱらって気が付いたら終電がすでにいったあとだったので、車で送ってもらう。普通ならば金曜の夜なので何を気にすることもなくそのままそこで寝転がって朝を迎えればよかったんだろうが、いかんせん明日は土曜出勤である。戻る↑
    2月13日(木)「不良社員」
    帰宅したら、先日うけた国家試験の模擬テストの結果が返ってきていた。開けてみると現時点で合格ラインぎりぎりなんだそうである。ということはこれから先積み上げをすれば本番で多少しくっても合格するのは難しいことではないという事らしいのだが、全くもって勉強する気が起こらないのは相変わらずである。まあ、勉強したらまず受かるよっていわれたようなものだから騙されたと思って勉強するか。会社で最近図書室に通うことが多いのだが、抗ヒスタミン剤をのませて車を運転させたらどうなるのかという実験結果をまとめた論文という凄まじいものを見つけてしまった。確かに添付文書には「眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等の危険を伴う機械の操作には従事させないように十分注意すること」とあるし、実際風邪薬飲んでしばらくすると眠くなるから頷ける話ではある。でもまさか実際それをやっていたとは驚きであった。結論から行くと、眠くなると細かい作業をしなくなり、大まかにしか作業ができなくなるらしく、蛇行が増えるんだそうである。疲れていたらギアの選択がええ加減になるのと一脈通じるような気がする、とまあ仕事中に関係ないものを読んでいたりするのだが。よく考えれば国家試験も業務命令なんで、相変わらずの不良社員ぶりである事は疑いようがない。戻る↑
    2月12日(水)「浪漫飛行」
    なぜかふと米米CLUBの浪漫飛行を聴いてみる。とあるところから1990年のJALキャンペーン映像を入手したところたまたま入っていたということなのだが、思えばこの時期はバブル真っ盛りで映像の端々に今の日本ではすっかり形を潜めた「荒々しい勢い」を感じ取らせてくれる。必要以上に金ピカな映像を見ていたら「もう誰も愛さない」という僕の心の中では3本の指が入る超トレンディ大根芝居台詞棒読みてんこ盛りこれでもかさ加減が一杯一杯というドラマをやっていたのを思い出す。思えば時代の徒花だったなあ吉田栄作、惜しい人を亡くしてしまったと思わずにはいられないのである。栄作といえばバイト先で「えいさくさん」と呼ばれていた古参バイトがいたのだが、それは本人が吉田栄作に似ていることを主張しているが見た目が大川栄策に似ていたからだというギャップの大きさから来るもので、あのころのつまらないいざこざがいまだに尾を引いていることを懐かしく思う反面、さっさと忘れたいよなあということが山積みだったりするので今日はこの辺で。昔話に花を咲かせる日というのは、ネタがない日だということはいつものことだ。戻る↑
    2月11日(火)「建国記念日」
    飛び石連休なのでどっかに出かけるにしては中途半端だと思っていたら、朝から雨が降っていてどこにも出かけぬままうだうだ過ごす。昼過ぎに風呂に入ってそっからもうだうだ過ごす。かなり骨休めになっているような気がするのでまあよかろう。そういえば友人が広島へと転勤となったらしい。辞令が出てから異動までが短いとぶつくさ言っていたようだが、やはりその手の辞令はどの会社にせよぎりぎりまで出ないものなのだなあと納得する。思えば友人も僕も関西の外で過ごしたことがないから、生活そのものがかなりしんどそうだし、新しい職場でこれまたしんどい思いをするんだろうなあと思いを馳せる。そういえば今日は建国記念日で休みだったのだが、天皇制を批判する人がこの祝日や日の丸や君が代を根拠がないと批判し、根拠となる法律があることについては法律そのものが無茶なものであるという意見を展開している。法治国家である以上、「悪法でも法に従え」が大原則であるし、そもそも何を持って悪とするかという議論をせぬまま自分の感情だけで気に入らないものを悪としている状況では、こちらとしても耳を貸す余地はないのである。感情がすべてを支配するというのはどうもねえ。戻る↑
    2月10日(月)「飛び石連休」
    本日は飛び石連休の谷間ということで、仕事があまり進まない。実際休みを取っている人も多く、なんか閑散としている。ハッピーマンデーというのは積極的に3連休にして国民のレジャー熱を高め内需拡大を行うという国策であり、平成不況に需要を生み出すべくはじまった制度である。今のところその恩恵を受けたことはないのだが、とってつけたような成人の日と体育の日は変動制にしても問題なかろうと政府自らが記念日という概念を崩しているところから想像するにあまりたいした理由でもなくとりあえず休みにしてみようかなといった類なんであろう。しかしまあ僕としては、今回のようにわざと月曜日を平日にして、月曜日を休ませることによって4連休にするという方が実はありがたいのである。しかし、このように国民の自主性に任せて見た場合、休みを取らない勤勉な国民や、子供のいる家庭は休みを取ったところでどうしようもないのである。この辺は絶妙なところで、何もわざわざ混んでるときに行かなくてもという気がするので実はあまりハッピーマンデーをうれしく思わない僕にとっては今回のような場合は大変ありがたいのだが、それでも本日は仕事に行っていたりするのである。しかもうちの会社は週勤5日であるから今週は土曜出勤である。なんか損した気分になってしようがない。戻る↑
    2月9日)「三朝温泉と倉吉」
    朝から倉吉市内をうろつく。倉吉駅は倉吉市内とは随分と離れたところにあり、かつての山名氏が「六分一殿」と呼ばれたときの城下町としてはかなり寂しいものがある。まあ、室町時代は「城下町」という概念はなかったであろうからこの表現は適切でないのかも知れないが。観光地として売り込んでいる「赤瓦」と呼ばれる土蔵群はそれなりに観光客を呼び込もうとしているのだが、規模は高山や倉敷に及ぶべくもなく、下手をすると妻籠や馬籠にも勝ちを譲り兼ねない勢いである。しかもその周りは手つかずのまま昔の佇まいを残しているといえば聞こえがいいが、荒れるに任せていると言う方が正しいような展開ぶりである。ぶらぶらと市内を散策し、顔が妙にでかいが本物を忠実に再現しただけでデフォルメではない琴櫻の銅像を見たり、清水庵という餅屋で食ったぜんざいがうまかったのが収穫であった。そのあと鉄道記念館という所に行けば、昔は国鉄倉吉線というものがあり、それが廃止されたということから駅と街の中心が離れている理由が図らずもわかってしまったのだが、鉄道のあとかたは中途半端に人口のいる街なのできっちりと消え去って中途半端な遊歩道に化け、昔を懐かしませてくれたのはぽつんと置かれた蒸気機関車だけであった。まあ、倉吉市内から倉吉駅へ行くバスの本数の寂しさからいって、廃止の憂き目にあったのは自然の成り行きといわずにはおられない。そのあと倉吉からスーパーはくとで帰宅する。車内はカニを腹一杯詰め込んで思い残すことはないと言う客で溢れかえる。しかしながら、車内販売で売られる弁当は「かに寿司」である。アベ鳥取堂の弁当だからうまいとかそういう問題ではなく、自分的には今シーズンのかには打ち止めという気分でまったりしているという客に対するこの辺の戦略が少し理解できないところである。ところで在来線の特急列車に始発から終点まで乗ったのは下手すると5年前の「ひたち」以来かも知れない。とりあえず投入堂に行きそびれたというのが心残りなので、再び挑戦することを胸に誓うものであった。戻る↑
    2月8日)「姫路城と宮本武蔵」
    冬に日本海側でカニを食べるのは日本人にとっての楽しみのひとつである。これは「かにカニエクスプレス」に毒されたのではなく、日本人として当然の感情である。海は荒海日本海、東海と呼ばれてはムードもへったくれもないのである。国際的な呼び名がどうなろうとも日本海は日本海である。本日は日本海へカニを食べに、そして温泉でまったりするという崇高な目的を持って京都を出発する。まずは姫路で姫路城を見学する。姫路は京都から在来線で約80分で到着するから案外近いと思っている人がいるが、それは間違いである。どれくらい遠いのかというと京都からなら福井とか名古屋と同じような距離なんである。後者に特急列車に乗らずに行こうと思う人がいたらそれは奇特な奴だ、鉄っちゃんだといわれても反論のしようがないが、姫路には新快速で行くという選択肢が市民権を得ているのである。不思議なものだ。さて姫路城の見学、すでに生涯4回目である。最後に姫路城に行った時に駅で松下幸之助死去の号外を受け取ったという妙な記憶があるから、1989年4月27日以来ということになるのか。誕生日の記録は腐るほどネット上にあるけど、死亡日の記録っていうのはなかなかないものだということを検索して実感した。さて、そんな話はおいといて、姫路城に行くのは久しぶり、世界遺産に登録されてからは初めてである。別に世界遺産に登録されたからといって、プロジェクトXで昭和の大修理が扱われたからといって、もちろん今年になってとってつけたように「武蔵」という訳のわからん剣豪がクローズアップされたからといって、姫路城の価値が上がるわけではなく、その昔からの優雅にして難攻不落という城の大丈夫さ加減というかポテンシャルのただならぬ高さは健在である。僕にとって姫路城とは、浜美枝がボンドガールをやっていた007シリーズで悪の集団が特訓をしている砦として扱われ、撮影中に白壁に手裏剣を本当に刺してしまったという過去があり、暴れん坊将軍ではいつも松平健がそこにいるかのように視聴者を騙しているものであり、城の周りの学校は年に何度か「お城の掃除」に駆り出されるというものである。そのあと智頭急行に乗り一路三朝温泉へ。カニをこれでもかという風に食いまくり、ラジウムをたっぷり含む温泉にゆったりつかって日頃の疲れを癒す。日本人のリゾートとはこういうものでなければならない。旅館でカニをたらふく食らい、そのあと三朝橋のたもとにある公衆浴場「河原露天風呂」に行く。オープンエアーで混浴、水着下着の着用禁止という夢のような場所であるが、観光協会のパンフレットにはおねえちゃんがはいっていたのに、実際はむさいおっさんしか入っていなかった。まあ、そんなもんだろ。戻る↑
    2月7日(金)「プリン体について考えてみる」
    最近各ビール会社は「プリン体」について熱くなっているようである。プリン体というのは人体の設計図と呼ばれるDNAを構成する塩基のうち半分の種類に含まれる構造で、これが大量に入っているということは、それだけ尊い命を持っていた細胞がわれわれ人類のために身を挺してくれたという何よりの証拠である。このプリン体はかくも有難い物であることは間違いないのだが、これが体内に入ると尿酸という代物に化け尿酸値が高まると関節に激痛が走る「痛風」になってしまうのである。ビールは尿酸値を激しく高める飲料であることはずっと昔から知られていたが、いまさらになって「プリン体」を話題に出してくるのは「うちのビール(というか発泡酒)は体に優しいですよ」というISO14001を取得して「地球をそれほどいたぶっていない」ことをことさら強調する似非エコロジストと同様の思想がはびこっているようで何か問題があるような気がして仕方がない。ちなみに痛風が「贅沢病」と呼ばれるのは、贅沢な食べ物は尿酸値が比較的高いということに起因しているのである。つまりは「飲みやすくて体に優しいビール(というか発泡酒)」というキャッチフレーズは「スカスカで旨味も何もない安物」ということを声高に叫んでいるに過ぎないのである。ちなみに某ビールメーカーの「超辛口」は某ビールメーカーの「某」の1/5ぐらいしかプリン体がないのである。「どんな料理にでも合う」ということが「のどを潤しアルコールによる食欲増進効果が図れて飯を食わせる誘い水」になっているだけでビールそのものを味わうことがないという大変なことであることに果たしてどれだけの人が気がついているのだろうか。戻る↑
    2月6日(木)「映像の世紀鑑賞終了」
    オークションを数多くこなすと、不思議な知識が積み重なっていくものである。売れるか売れないかの見極めができること、一度も商いをしたことがない商品なのに相場の予想が立つこと、懸賞にはとりあえず欲しくなくても応募してしまうこと、郵便為替をなぜか大量に持っていること、自宅に精密なはかりを持っていること、郵便料金に詳しくなること、自分オリジナルルールを振りかざすとオークションそのものはコントロールできるけど破綻が来たときに2ちゃんねるで叩かれること、これらすべては経験の賜である。ちなみにオークションのことを「オーク」と言ったり、ISPのドメイン名が入っているメールアドレスのことを「プロバメアド」と言ったり、入札の時に「プロバメアド」を備考欄に書き込まないと落札できなかったり、出品者が本名や住所を明かさなかったりすると別のオークションになるので要注意である。さて、先日「週刊鉄道の旅」が来ないとぼやいていたのだが、本日3冊まとめて到着した。これから先毎週届くのか不安ではある。ちなみにバインダーは届いていない。本日めでたく「映像の世紀」全11巻を見終えた。外国の映像を見ていると、権力に反発している立場で撮影した映像が残されていたり、戦場でもカメラマンだけは狙わないという不文律があったり、日本では考えられないほど自由闊達である。「自由」という思想がきちんと構築された上で「表現の自由」があるがために多様性を持った映像が残されてきたのであろう。日本では「自由」「表現の自由」が同時に入ってきたので、はき違えることが多いのかも知れない。まるでそれは日本の鉄道が時間厳守であることは、「時計」と「鉄道」が同時に入ってきたからであるというまことしやかな説明に一脈通じるものである。戻る↑
    2月5日(水)「お引っ越し」
    本日をもって会社はお引っ越しが始まる。廊下に荷物は山積み。しばらくは慌ただしいのだろう。同僚も部屋の片づけに追いやられ、あっという間にいなくなってしまうのであろう。しかし、引っ越しをしない我々はいつもの通り仕事をする日々が続く。とりあえず会社がこんな調子だというのにまだ住むところが決まっていないという凄まじい状況で異動だけは粛々と行われる。やはり一軒家で、同じ会社の従業員とはいえ見ず知らずの二人で暮らすことを強要するというのはなんか間違っている気がする。それも相手はむさ苦しい男である。おねえちゃんならいいのか?という質問が飛んできそうだけど、自分の彼女を引っ張り込めないというきわめて現実に即した困り事の前では同居人は男であろうと女であろうと関係ない。そもそもご近所からいったい何でこんな形態で住んでいるんだろうという素朴な疑問が発生するし、同居人に「彼女が来たからちと外に出ておいてくれ」なんていった日には「ほほぉ」という意味深な台詞を吐かれてしまいそうなものだ。会社で急遽大分に出張が決まったということで「どうやって行ったらええの?飛行機?新幹線?」とあわてふためいていた人がいたので、鞄から塗り地図を出して説明しようとか、全日空のサイトで簡単に切符とれるよとか、そういう誘惑に駆られたのだが、会社では「何を楽しみにしているかわからないくそ真面目で面白みのない人」でいようとしてるのでじっと我慢する。向こうが「大分は空港がかなり街から離れるらしい」というので「そうらしいですねえ」と相づちを打つに止めておく。「ちょっと地理に詳しい人」という風に思われたのかも知れない。戻る↑
    2月4日(火)「模擬試験」
    本日は国家試験の模擬試験を受けに大阪まで出向く。最初の数学と物理は楽勝かと思ったが、物理の公式が思い出せないのに愕然とするも、公式を知らなくてもすいすい解けるような問題ばかりで何とか乗り切る。そのあとの専門課程はぼろぼろ。試験勉強というものにはもはや対応しきれない体になっているのかも知れない。さて、こんなので来月の本番を乗り切れるのかと不安が募る。昼飯はぶらぶら歩いていたら牛タン屋を見つけたので昼の定食を頼む。分厚い牛タン、付け合わせの漬け物山盛り、麦飯にテールスープとまあきわめてオーソドックスな牛タン屋で味はなかなかのもの。一緒に行った友人曰くもっと激しい炎で表面が焦げるぐらい焼いてある方がいいんだそうな。試験はなんか中途半端な時間で終わってしまったのでそのまま会社に戻り仕事をする。試験で疲れていたのかも知れないが、なんかかなりくたびれたので残業もそこそこに切り上げる。「日本の街道」を買って帰宅するが、そういえば年間購読契約をした週刊鉄道の旅は全然送られてこない。どうなってるんだろう。戻る↑
    2月3日(月)「節分」
    土日よく寝たせいで、本日の目覚めは快適である。毎年節分といえば吉田神社に行っていたものだが、今年はそんな暇もなく毎年恒例の「晦日そば」も食べることがなかった。まあ、大学に行かなくなって寄りつかなくなっただけと言えばそれまでなのだが。吉田神社では鬼の着ぐるみを着て、中空の金棒もどきを持って「うるぁ〜!」と叫びまくって境内をうろつくという奇妙奇天烈なお仕事があり、そのバイトを学生相談所で募集していたのが思い出される。帰宅したら家ではすでに豆まきが終わっていた。とりあえず南南東を向いて太巻きを丸かぶりするが、この風習は関西限定らしく他地方には馴染みがないものらしい。しかしまあ、ここ数年各コンビニがなぜか知らないけどこの風習を流行らせようとして遥か関東にまでもとよりない風習を押しつけようと躍起になっているらしい。丸かぶりの太巻きを売ることにそれほどうま味があるとは思えないのだが。会社の行き帰りで鹿島茂の「勝つための論文の書き方」という本を読み終えたが、論文の書き方自体はすでに頭に入ってる代物で得るものは特になかったのだが、随所にちりばめられた無駄な知識が心地よく頭に染み入る。楽しい文章とか人を吸い込むように寄せ付ける文章を書くためには、いろんな人の興味を引くような無駄な知識の集積が必要なのかも知れない、と自己弁護する。戻る↑
    2月2日)「日曜日らしい過ごし方」
    休みの日だというのに、なぜか仕事がらみでトラブルが発生するという楽しくない夢にうなされて目が覚める。フロイトの夢判断によれば何事も性的な話題に帰結するからやりたくないし、そもそも自分の意志で夢にある程度バイアスをかけることも出来るから素人判断するのは考え物である。昼過ぎにみどりの窓口へ来週の旅行の切符を買いに出かける。前に並んでいた若夫婦は新聞に折り込まれたであろう「かにカニエクスプレス」のチラシを見て来週あたりでも冬の日本海を満喫しようという割とかなりめちゃくちゃ無謀な計画を立てて駅に馳せ参じたらしいのだが、案の定「宿は空きがあります」とぬか喜びさせられ「列車が満席です」という二段落としを駅員に食らわされていた。宿と列車のキャパシティを考えればこういう事態は容易に想定されることであるが、その辺が理解できないらしく「チラシ入れてるくせに切符が取れへんとはどういうことや!」とえらく怒っているが、事情に疎い人には致し方ないことか。もっと問題なのはそのゴル活のせいで僕の後ろに並んでいるJスルーカードが買いたいだけの老婦人がえらく待たされていることなんだが。まあ、これもJスルーカードの自販機がなぜかないという妙な事態が招いたことではあるのだが。そのあと郵便局に行ってオークションで落札された品物を発送する。消印を持っている拠点郵便局は日曜日でもきちんとこういう手続きをやってくれるからありがたい。キャラが立ち、台本は予定調和というベタベタで安定感の感じ取れるキムタク主演のドラマであるが、きっちりとDocomoがその間に宣伝をして、携帯からハワイのホテルに国際電話をかけてくるあたりはさすがである。これで柴咲コウが使ってる携帯がグローバルパスポート対応のauだったら笑える話なのだが。ちなみに携帯で国際電話をかけるとめちゃくちゃ高いんである。本日も随分とまったり過ごしてしまった。日曜日らしい過ごし方だなあ。いいのか、こんな平和な過ごし方をして。戻る↑
    2月1日)「土曜日らしい過ごし方」
    久しぶりに休みなのでぐっすり眠る。しかしまあ、いくら寝ても寝たりないのであきらめて適当な時間に起きると友人がk-opti.comからアカウントを消されてしまったという話を聞く。eo64エアを契約し、そのあとでeoメガファイバーに契約を換えたのでeo64エアを解約しようとしたら、間違えてeoメガファイバーのアカウントを消されてしまったらしい。そういう時は暴れて今月分の接続料金が無料となるように相手を差し向けるなどの処置が必要と考えられる。昼過ぎに会社の同僚宅に諏訪精工舎製のレーザープリンタを持っていく。8年ぐらい前に買ったという年季が入ったものだけど、ここ5年ぐらいは全然使っていなかったので作動に支障はないという代物である。引越しを機に部屋が広くなるのでレーザープリンタがほしいけどちと高いということで、僕のところで余っていたプリンタがめでたく働き場所を得たということなんだが。思えばこのプリンタで3回生のとき実習レポートをすべて出力したのである。当時のOSはWindows3.1、まだまだパソコンの普及率は低く、レポートをパソコンで書いていたやつは学年で3人ぐらいしかいなかったはずで、今の情勢を鑑みれば隔世の感がある。夕方買い物に出かけ、湯葉料理屋で晩飯を食って帰宅。帰宅したら、研究室にいた研修員がめでたく学位を取られたということでご丁寧にも博士論文が郵送されてきた。最後の謝辞に僕の名前があるのは何か気恥ずかしいものだ。今日気が付いたのだが、上戸彩がついに日本ジュエリーベストドレッサー賞を取ってしまった。昨年6月25日に書いたとおりである。簡単に僕ごときに先を読まれるぐらい薄っぺらい戦略で大丈夫なんだろうか?それともこの戦略は王道なんだろうか?所属事務所に聞いてみたいものだ。所属するタレントが二人も受賞するなんて出来レースか自作自演としか思えんのだが。戻る↑