2001年11月

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    今月の日記タイトル一覧(クリックするとその日の日記へ飛びます)

  • 11月30日(金)「しょぼい観光施設と下呂牛乳」
  • 11月29日(木)「再び下呂へ」
  • 11月28日(水)「わかってくれないことへの苦悩」
  • 11月27日(火)「赤帽の言い訳」
  • 11月26日(月)「それなりの店のそれなりの味」
  • 11月25日)「神津島という島の生き方」
  • 11月24日)「乗り過ごしても楽しむ」
  • 11月23日(金)「伊豆の楽しみ方」
  • 11月22日(木)「技術は生き残るのか?」
  • 11月21日(水)「出入りの激しい会社」
  • 11月20日(火)「お疲れ様でト一へ」
  • 11月19日(月)「デジカメ復活」
  • 11月18日)「見えなかった獅子座流星群」
  • 11月17日)「紅葉と世界3大テノール」
  • 11月16日(金)「昼寝してやり過ごせる特権」
  • 11月15日(木)「根拠のない自信」
  • 11月14日(水)「ラーメン食べ比べ」
  • 11月13日(火)「急遽薬学会参加表明」
  • 11月12日(月)「世界のエルトン・ジョン」
  • 11月11日)「無意味に過ごす一日」
  • 11月10日)「入札取り消しと自己責任とブチ切れ」
  • 11月9日(金)「押しつけられた情緒と刷り込まれた記録」
  • 11月8日(木)「バランスの悪い組み合わせ」
  • 11月7日(水)「技術はどこかで生き残る」
  • 11月6日(火)「信託銀行はお金持ち相手」
  • 11月5日(月)「時間の体感速度は千差万別」
  • 11月4日)「1階はサークルK、2階はガスト」
  • 11月3日)「なかよし」
  • 11月2日(金)「吉野家ゴノレゴ」
  • 11月1日(木)「研究に不満はない、されど」


  • 今月の日記
    11月30日(金)「しょぼい観光施設と下呂牛乳」
    朝から下呂の観光をする。この前下呂に来たときに見ることができなかった「下呂牛乳」をいきなり発見し喜ぶ。下呂合掌村という観光地は入場料800円と劇高で中身はというとしょぼいの一言に尽きるので「金返せ」と思うことしきりだった。時間が余ったので白鷺の湯で5回目の温泉活動をする。風呂場で豪快に温泉噴出し口の下で湯をかぶって出てみたらドライヤーが有料というので一気に気分がなえてしまう。下呂は温泉としてはすばらしいが、他は何もないところだという大方の意見はやはり間違っていなかったようで、これから先参考にしていただきたいところである。夕方京都に戻ってきてそれからバイト先の研修に出る。いろいろと文句を言われたのだけど、「わかってるけど、それがでけへんから困ってるっちゅうねん」というツッコミが入る毒にも薬にもならん研修でなえなえ。暖房が入ってなかったので、めちゃくちゃ寒く、どうも体調が思わしくないような。戻る↑
    11月29日(木)「再び下呂へ」
    今日は研究室の旅行で下呂温泉に行くことに。京都駅で集まって岐阜で乗り換え、下呂についたら温泉でまったりという計画だったのだけど、よんどころない事情で岐阜で下りられなくなり名古屋まで。岐阜で降りられなかった事情を車掌に説明して、名古屋でいろいろと駅員とやり取りした後で一本遅れの特急で下呂に到着。余裕がありまくりの行程だったので問題はなかったけど、ネタのようなことを2週続けてやるとは思わなかった。どっちもネタとしか思えないことなのでちっとも哀愁はないのだけど、トラブルすら楽しめるようになってきたとは旅の達人に一歩近づいたのだろうか?下呂では旅館の風呂に入ってゆっくりしようとしたが、なんか塩素くさいしかさかさしたお湯なので「こんなん下呂温泉と違う」ということで他の湯に出かける。水明館の露天はいい雰囲気で満足満足、下呂大橋のたもとにある無料の温泉は雨が降ってきたし、夕方暗かったこともあってかなんかものすごく野趣溢れる代物だった。戻る↑
    11月28日(水)「わかってくれないことへの苦悩」
    朝起きたらうちのパソコンがおかしい。最近のウィルス騒動の影響で更新した駆除ソフトのパターンファイルがうまく動いてくれなかったようで、スタートアップの設定がおかしく、まともに立ち上がらなくなるので苛ついてリカバリーCDをほりこんで一からフォーマットと相成る。これから先使えるように設定を直すのがものすごく苦痛である。昨日の運送屋に文句の電話をしたところすぐ謝りに来たが、謝るんやったら最初からするなといいたい。先日実験手技を教えた1階の学生が「まだ練習はしてないんですけど、一通り教えていただけたらなあと思いまして、いつが都合よろしいですか?」と聞きにやってきた。こんな技術は取るに足らないようなものなので、そこまできちんと厳密に教えなくても何とかなるようなものだと思っているのだが、最近、予想外に人はぶきっちょであることがわかってきたので、ぶきっちょな人にきちんと技術を伝えるには時間がかかるものであると自分に戒めているのだけど、そうもその辺が理解されていないというか、経験が伴わない人には何を言っても無駄だから、それに対してきちんと助言できる人がきちんとそのへんをしてやらなければならないというか、どっちにせよわずらわしいことこの上ないことだ。技術を大切にしない人は、技術が身につかない、これは正しい考え方だと思うんだけどね。ちなみにこの技術は必要に迫られない限り習得できるような代物じゃないと思うんだけどなあ。戻る↑
    11月27日(火)「赤帽の言い訳」
    朝からほぼ2ヶ月ぶりに散髪に行く。散髪屋の大将との話は多岐にわたり、散髪屋業界はすでに成熟産業であるというのは幻想で企業努力が足らんとか、散髪屋業界は技術習得のための丁稚奉公のおかげで人件費を安く抑えることができているとかかなりコアな話をする。大将いわく、一時間に一人が6600円稼ぎ出せないと、普通の賃金体系ではやっていけないというが、現実を見るとどれだけ丁稚奉公が虐げているのかがわかる話ではある。関西ウォーカーに彩華が心斎橋にできたということで、淀屋橋に身体検査に行ってる後輩にその情報を流したのだけど、そのメールを読まなかったらしく自由軒でカレーを食ってきたらしい。今日はセミナーで人の発表を聞き、その後内々定おめでとうということで後輩と飯に出かける。新そばを食いたくてうずうずしていたので田毎でそばを食す。家に帰ったら上がり框に荷物が置かれていた。出かけるときは何もおいてなかったのにと思い見てみると、荷物が届いていた。荷物を届けることはいいことなのだが、人の留守中に勝手に上がりこんで荷物おいていくなよといいたい。受け取りのサインはどないしたんやという恐るべき疑問もわきあがるのだがまあそれはさておき。鍵をかけなかったのは確かに問題があるのかもしれないが、「鍵かけてなかったんで入らせてもらいました」というのは泥棒の論理だと思うのだが。戻る↑
    11月26日(月)「それなりの店のそれなりの味」
    さすがに昨日帰ってきたのが遅くて、3日丸々出かけていたのでかなりしんどい。楽しみが多く、それに伴い出費の大きい旅行だったのでしばらくは質素な生活を送らないといけない。しかし週末には研究室旅行が控えているのでこれまた出費がかさむというなんともつらいものがある。夕方後輩が会社から試験受けて戻ってきた。「明日健康診断受けてもらって内々定」らしい。めでたいことだ。後輩がオークションに出してくれるように頼んでいた品物が無事落札されて一安心だったけど、自分の出品されたもののうち昨日付けで終了したもののうちのひとつを落札されたのに気がつかなかったのを友人に指摘されてあわててメール書いたりと忙しいことばかり。夜、後輩と大学の近所のラーメン屋に行くが、味は今ひとつ。前を通ることはあったけど、入ったのは初めてで、確かにそれなりの味でしかない雰囲気で、その雰囲気に違わない味であった。戻る↑
    11月25日)「神津島という島の生き方」
    朝神津島につき、海の綺麗さに驚く。島でレンタカーを借りようとしたが「わ」じゃない車、それも軽ワゴンを借りて4人でうろうろ散策する。坂道が激しく、おまけに道が狭いのでギヤがトップにあがることがめったにない。この間からの群発地震で崖と言う崖がことごとく激しく崩れているので、島のあちこちの道路で復旧工事をやっている。温泉に入って露天風呂でまったりしながら「土建屋さんばっかりやなあ」とおもうが、これは後で修正を余儀なくされる。実は何を隠そう、この島に来た一番の目的は神津島から調布まで飛行機に乗ることだったりするので、いよいよそのメインイベントが迫ってきたのかとわくわくしながら空港へ。空港に入ると南国にふさわしくない雪ダルマのオブジェが迎えてくれたりするのだが、これもまた一驚。そしておざなりな手荷物検査を済ませた後、搭乗すべき飛行機を眺める。9人のりの「アイランダー」という名前で、その名のとおり離島間の航空路線でよく利用されている機種らしい。搭乗手続きに体重まで書くからにはきっと訳があるんだろうと思ったらやはりそのとおりで体重のバランスを考えて席を配置するらしい。小型飛行機ならではの恐るべき配慮だ。おまけに持ち込む荷物は5kgまでらしく、昨日一升瓶を開けておいて本当によかったと感激する。飛行機のプロペラは席の真横で耳がおかしくなりそうなのだが、タウンエースなみの座席と、通路がないという恐ろしいシチュエーションの機内、そして9人の乗客のうち一人はパイロットの横に座れるという特典がつくというどこまでも楽しすぎる飛行機に乗れている状況はそんな耳のつらさなど吹っ飛ばしてしまうに余りある。飛行機が飛び立ち、島を上空からながめてみると、先ほど思った「土建屋さんばかり」というせりふは撤回しないといけないなあと思わせるぐらい、地震で激しすぎるほどがけ崩れが起こっていて、生活に支障が出ているぐらいなんだということがわかったので、改めて自然の前では人は無力なのだなと思い知らされる。調布に降り立ち、京王で聖蹟桜ヶ丘まで行き、そこで茶をしばいて話をし、友人と別れて厚木に向かう。厚木で車を拾いいざ東名で帰宅、というまえに給油する。厚木で87円のレギュラーが、神津島では167円だったなあと値段の差に改めて驚く。その後は高速をひた走り、大井松田までの対向車の渋滞を横目で眺めながら帰宅。楽しいこと盛りだくさんの旅行で、本来の目的はかすんでいたようなきがするなあ。戻る↑
    11月24日)「乗り過ごしても楽しむ」
    今日は朝早くに起きて神津島にいく予定なので8時過ぎに伊東を出発し、一路下田を目指す。下田の港に到着したときに船はすでに出て行ってしまい。一日一便しかない船を虚しく見送る。やけくそで下田の観光に出かけ、ロープウェーとかいろいろと堪能し西伊豆へまた向かう。昨日と面子が違うので同じところを観光するが、やはり富士山の美しさを前にしては、毎日眺めてもいいものはいいので文句が出ない。昼にまたもや賀茂村で小あじ鮨を今度は別の店で食べるが昨日より明らかにおいしくない。昨日来た人間として、「あの店のほうがうまかったで」とコメントする。その後伊豆を抜け、箱根を抜け小田原厚木道路に入り一路東京浜松町の竹芝桟橋へ向かう。目的は言うまでもなく、今晩出航する神津島行きの船に乗ること。しかし、十国峠はスカスカで箱根もスカスカ、小田原厚木道路も順調に流れていたが、平塚を過ぎたあたりで詰まりだしまったく動かなくなる。あきらめて厚木で降りて、駅前で車を捨て小田急で東京へ向かう。新宿からはJRで浜松町へ向かい、船に乗っていざ神津島へ。夜は甲板で少し寒いが持ってきた〆張鶴を4人で一升空け、心地よくお休み。戻る↑
    11月23日(金)「伊豆の楽しみ方」
    今日は伊東で国道MLの総会(ようするに年に一回一同に会して、飲めや騒げやの宴会をすること)が執り行われるのでそっちへ向かう。京都から途中越えして琵琶湖大橋渡り湖岸道路を米原まで。米原から国道21号を走った後に県道にスイッチして一宮から国道153号を通り、21号経由で名古屋へ。そこからは1号をひた走り、午前6時の無料時間終了までに何が何でも浜名、磐田、掛川、藤枝のバイパスを通り抜けようと必死に走るが、掛川を抜けた時点で5時50分、藤枝はお金を払わざるを得なかった。まあこれが幸いしたのか、静岡市内の駅伝にかち合うことなく沼津に抜け、西伊豆の村に立ち寄って温泉に入ったり、賀茂村の三共食堂で小あじ鮨を満喫したり、天城トンネルの旧道を探索したり、河津七滝のループを見学したりしたのちに冷川峠を越えて伊東へ向かう。3連休の初日ということで伊豆に入る道路が朝からえらい渋滞だったらしいのだけど、朝のうちに伊豆半島に入ってしまっていた僕たちはいたって快適なドライブを続け、予定通りに宿屋に到着。幹事が最後から3番目に来るというおまけもつくぐらい交通事情が読めなくてみんな大変だったらしいが、それをネタにして話題が盛り上がるはなんともはや。そのあと久しぶりに手書きスコアのボウリングをしたり、卓球をしたりと温泉場の遊びを満喫し、適当に寝る。戻る↑
    11月22日(木)「技術は生き残るのか?」
    朝から実は一階の研究室の学生に実験手技を教える。最近、人に実験方法を教えてばかりなのだけど、みんなきっちりマスターしてる?予定では11時からだったはずなので自宅でのんびり風呂に入っていたら見知らぬ携帯から番号が。出てみたらその学生のもので、どうして10時にこないんだという催促の電話らしい。風呂から上がって大学に向かい実験方法を教える。しばらく習得に時間がかかる様子で、まあ放置プレイといったところか。昼過ぎに会社の人で博士号をとる人の発表があり、担当教官がうちの教授だったのでPowerPointのお手伝いをする。なんかああいう発表会というのはおとなしく発表が始まり、質問も最初はおとなしいけどだんだんエキサイトしてきて盛り上がるというパターンがあるようで実際見事にそれにハマっていた。夕方自宅に戻り、明日からの準備をして一緒に行く友人を待っていると、かなり遅れて到着。出発したのは12時半ごろで、一路伊東に向かう。戻る↑
    11月21日(水)「出入りの激しい会社」
    後輩が今日会社に呼ばれているらしい。こないだの就職試験のときに提出資料を忘れたのでそのことを会社に伝えたら「持ってきてください、一時に」というにこやかな応対をされたそうな。またしんどい面接があるようでえらいことですなあ。ちなみに後輩が受けている会社は僕が内定した会社と違い離職率が極めて低いぬくもりのある会社らしい。一年で140人採用するけど、一年で120人抜ける会社とはえらい違いだなあとしみじみ。いろいろと根掘り葉掘り聞かれたらしく、くたばっていた後輩を見てえらいことですなあと他人事ながらなだめる。夜バイト先で中学3年生相手に理科を教えていたときに「エネルギーってなに?」と聞かれたけど、そんなもん答えられるわけがないっちゅうねん。バイトあけた後にマンサクラーメンで麺活。胡麻味噌のスープが寒くなってきたこの気候だとありがたいなあ。戻る↑
    11月20日(火)「お疲れ様でト一へ」
    後輩に次なるステップの実験手技を教えるべく、ラットをさばく。こちらは普通に手術をしてるだけなのだけど、流れるような手つきだという。要するに慣れなんであって初めて2ヶ月のやつと5年やってるやつの差である。しっかりした指導者のもとできっちり練習すれば、誰でもこれぐらいはできるだろうからあまり気にしてはいけないのである。独学でやろうとすればかなり大変な代物であることは間違いなく、会得できるのは一握りの人間に限られるのだけど。隣の研究室の後輩が今日は文献紹介なのでそれが住んだら飯でも行こうということになるが、この文献紹介が無性に長い。普通は20分ぐらいで話す内容が終わるんだけど、1時間20分ぐらいしゃべっていた。おまけに後で指導教官から、「も一度やり直し」といわれてへこんでいた。晩飯は久しぶりに「ト一」でうまい魚を食べる。鯛の兜焼きが最高だった。家に戻って録画したプロジェクトXを見て寝る。戻る↑
    11月19日(月)「デジカメ復活」
    今日は4回生に卒業論文のことでいろいろと説明をしなければいけない日である。この前から一生懸命書いていた論文をまず読ませて、その内容を理解させる。「日本語訳はないんですか?」と聞かれたのだけど、そんなものはない。ちなみに自分で書いた英語なので、どんなことが書いてあるかについては世界で一番理解してるはずなので自信を持って答えられるので問題はなかったりするが。とりあえず一通り説明して、卒論でやらせてみたいというテーマの話をするのだけど、明らかに本質をはずしている数学的なお遊びに過ぎないとしか捉えられないテーマなので、僕としてはほかのテーマをやらせたいところなのだけど。隣の研究室の後輩がオークションに出品したいので僕の名前で出品する。実は今日ようやくデジカメが修理から戻ってきた/取りに行ったので、写真つけて出品というのがようやくできるようになったのである。実は自分がこれまで出品したいけどなあという品物がたまっていたので、それもまとめて出品。来週の月曜日は恐ろしい量が終了を迎えるんだけど、ほとんど落札されないんだろうなあ。ちなみに昨日オークションで珍しく「落札」したのだけど、出品者からのメールに「三日以内に入金されないときは、キャンセルします」というくだりがあったので、恐ろしいまでに自己中心的な人だったと思わされてしまう。メールを毎日読める環境にない人とか、環境は整っていても読む暇がないとか、読む暇があっても返事書く暇がない人とか、そういう人はいっぱいいるわけで、そういう人がこんなメール読んだらどんな風に思うんだろうかと思うと、このひとは厨房だなあと思ってしまう。おまけに、ゆうパックの料金を第2地帯と第3地帯しかかないというのは明らかに郵送料をぼったくろうとしているし、以前質問で「定形外だと郵送料は270円ですよ」と書いていたのに、そのことについては一言も触れていないなんてかなり悪意を感じるのだけどなあ。たぶん厨房なだけだと思うけど、悪意があるほうがまだましかな、厨房よりは。戻る↑
    11月18日)「見えなかった獅子座流星群」
    朝起きて、実家で久しぶりに「殿様風呂」を堪能する。殿様風呂というのは湯船に湯をすりきりいっぱいまで張って、そこに体を沈め、洗い場に豪快に湯を溢れさせて洗面器とかがぷかぷか浮いてる様を鑑賞するというものすごーく小市民的で資源の無駄遣いのことを言う。ちなみに自宅はユニットバスなのでそういう情緒は味わえないから、やっても意味がない。昼に自宅に戻り、学校に顔を出す。たまっていたメールに返事書いたりして時間が過ぎてしまう。昨日は実は内定先の会社の私的な懇親会(要するに内定者が集まってする飲み会)が会ったのだけど、昨日はそういうわけで別の用事があったのでいけなかった。内定者の間のMLでは昨日の状況が刻々と報告されているのだけど、かなり盛り上がったみたいでいきたかったなあと思うことしきり。また機会があるだろうから、そのときにでもいくことにしよう。夜、しし座流星群が見れるという話になって空を見上げてみたのだが、夕方からの時雨で雲がかかっていて見えなかった。時雨れるようになると京都もいよいよ冬がやってくることになる。これから先、洗濯物が乾きにくくなるので、これがまた憂鬱だったりする。戻る↑
    11月17日)「紅葉と世界3大テノール」
    朝から親を連れて足助にある「香嵐渓」へ出かける。豊田まで高速に乗り、そこからは国道153号をひた走る。足助の街に入るといきなり渋滞し始めるのでそこそこのスポットなのだなとある意味安心する。香嵐渓の一番近いところにある駐車場に入れるのにはかなり時間がかかりそうなので、かなり手前にある駐車場に止め、10分ばかり歩く。値段も安く、広かったのでこの選択は正解だったような気がする。香嵐渓はなかなか景色がいいところであったがまだ紅葉真っ盛りというには少し早く、十分色づいてはいなかった。1時間ばかり紅葉狩りを楽しんで豊田に戻り、「はづや」でひつまぶしを食す。大変に美味で満足。そのあとトヨタの元町工場にある駐車場に車を止め、シャトルバスで豊田スタジアムへ向かう。本日はホセ・カレーラスとサラ・ブライトマンのコンサートで生ではめったに聞くことができない歌声を聴けて感激する。ただ、オープンエアーだったので、めっちゃ寒かった。サラ・ブライトマンが「ウエストサイド・ストーリー」から一曲歌ったが、この映画なりお芝居を見た人にとっては前奏とかの意味を理解できるんだろうけど、見たことない人は「何で最初にこんな音楽流して、おまけにサラ・ブライトマンは歌わへんねやろ?」と思うんだろうね。一度は経験しておかないとわからないことって多いなあと思ったのが今日の大きな収穫かな。戻る↑
    11月16日(金)「昼寝してやり過ごせる特権」
    本日は実家に帰る用事があるので、朝から仕事をし、夕方バイトに出かけ実家に帰る。昼間「博士論文の予演会があるんで参加して」と助手に言われ参加する。内容はいいのだが、学校に来て昼寝してやり過ごした人もいるのに、忙しい僕が何でという気がしないでもない。あとで発表会のセッティングを頼まれたので了承するが、なんか本質的に僕のする仕事ではないので文句がないといえば嘘になる。夜実家に戻って晩飯を食べた後で友人と麺活に出かける。背脂の浮いたしょうゆラーメンであっさりしておいしいが、関西ウォーカーで絶賛している割には今ひとついけてない感じがする。ついでに言うとフレッシュさんがぜんぜんフレッシュじゃなかったりするのだが、それはまあ仕方がない。戻る↑
    11月15日(木)「根拠のない自信」
    本日も起きるのが遅い。前の日寝るのが遅いから朝起きるのが遅いという悪循環ではなくて、何時に寝ても起きるのが遅いのである。それはそうと僕の実験技術をほかの研究室に教えたことなのなのだけど、さらに別のところにも教えることになった。どうも僕の技術は簡単に体得できるものであると勘違いされている向きがあるようだが、それは大いなる間違いである。そもそも間違ってそう信じてしまってる人が「僕でもこれぐらいはできるよ」と言ってのける技術の可否について、それなりに経験積んだ僕が「太陽が西から昇っても無理」と太鼓判を押したくてたまらない衝動に駆られるくらいだから、言わしとけといえばそれまでである。いっちょ悪さでもしてやろうかと思うことには、実験技術の最初の段階はその人に任せて、万が一その技術をマスターできたとしたら次のステップに進めさせようというのであればめちゃくちゃお気楽である。どうあがいたって僕のところに上がってくるわけないもんね。夜はなぜか後輩と近所のカレー屋に行く。なぜかその後うちにあがりこんでまったりする。戻る↑
    11月14日(水)「ラーメン食べ比べ」
    最近、朝起きるのがつらい。7時半に目覚ましがなるが、止めてメールチェックしたら2度寝をしてしまう。寒くなってきて布団から出るのがつらくなってきたのは確かだけど、いろいろ時になることが山積みなので体の疲れが取れていない。昨日申し込んだ薬学会の参加費と会費を払うべく郵便局に出かけ、ついでに郵便書簡を購入。やはり郵便書簡がないといろいろと困ることがありまくり。オークションでは必須アイテムです。しかし、「書簡」は確か中に紙が挟めないからこの料金設定になっているはず(外国含め)なのに、糊付けができるというのがどうも理解できない。これだったら封書の必要がなくなっているような気がするのだが、まあ恩恵受けてるのでよしとしよう。ところで、こんなに早く年会費を払ったのはほかでもなく、来年度から社会人になる(予定)ので、会費が高くなって仕様がないから、今払っておけば、学生料金が適用されるというせこい算段の賜物だったりする。夜バイトから帰ってきた後で後輩とラーメン食べに「あかつき」に出かける。なかなかうまい店だったのでまた行くとしよう。「高安」「いいちょ」「あかつき」で共同のページを持っているらしいが、全部制覇している僕としては「高安」>「あかつき」>「いいちょ」というふうに判断をくだしてみてはいるが、人それぞれなんでその辺は微妙。戻る↑
    11月13日(火)「急遽薬学会参加表明」
    大学に着いたら「うえだ君、薬学会に出さないの?」といまさらながらそういうことをぬけぬけと言ってのけられて朝からたまらない気分になる。卒業するんだから、ええ加減勘弁してほしいんだけどなあと思って「資料作りますから誰かかわりにしゃべってくださいよお」といったら「うえだ君はいつもながらやる気がないね、どうせ最初から研究なんてやりたくないんでしょ」とかなり妄想が伴う発言が飛び出したので「出せばいいんでしょ、出せば!」と半分キレてさっさと要旨を書く。ちなみに本日締め切りの学会の要旨を今頃書いて、そのまま登録するって言うのは何気にいいことか悪いことかわからないけど、とりあえず春は千葉に行くことが決まってしまった。卒業式の次の日がいきなり学会ということでもうどうでもいいやという気分になる。ますますやる気をなくさせているのはいったいどっちなんだろう。戻る↑
    11月12日(月)「世界のエルトン・ジョン」
    今日はオープンセミナーがあるので昼から学校に行かないといけないのだけど、それより先に予定が入っていたので、昼からのセミナーは途中で抜ける。実家に戻って親と大阪城ホールまで出かける。さすが外タレのコンサートだけあって賑わいがすごいのかなあと思いきや、当日券もあるからダフ屋のおっさんをぜんぜん見かけない。ホールに入ってみるとほぼ満席なんだけど、なんか余力がある感じがしてそんなものなのかなあという風に感じてしまう。それにしてもエルトンジョンは失礼なやつで、弾き語りをした後こちらを向いて挨拶するのだが、いすから立ち上がろうとしない。大変客に対する礼を失したやつだと思ったら足が短いから、立ってるのか座ってるのかわからなかっただけだった。海の向こうからやってきたのに、なんかほんわかとしたおっさんだけど何がすごいんやろうという感じであったが、やはり歌がうまいから、あんなおっさんでも人気を博すのだなあと、ある意味で見直した次第。戻る↑
    11月11日)「無意味に過ごす一日」
    日曜日なので、どっか行きたいというか昨日から泊りがけで出かけたいと思っていたのに、昨日のミーティングのせいでどこにも出かけられずいらつく。朝から洗濯をしてご飯食べた後、今日も大学へ。やることが山積みなのでてきぱきこなしながら夕方には自宅に戻る。特に何かをするわけでもなく結局今日はやることなしで終わってしまった。ちなみに昨日書いていたオークションだけど、ひと悶着あった人が一生懸命入札したのにほかの人にスナイプされてほかの人のお買い上げと相成る。初心者とプロの違いを見せつけられたものだなあとある意味感動する。戻る↑
    11月10日)「入札取り消しと自己責任とブチ切れ」
    体がものすごくだるかったので昼ごろまで寝てしまう。昼ごろ起きて飯食いながらたまっていたビデオを消化する。夕方昨日行きそびれたカレー屋に行き、久々にうまいカレーを味わう。夜はバイト先でミーティングがあり、いろいろと話を聞いていたら12時回ってしまった。オークションの質問で「入札を取り消してください」というものがあったが、理由もわからず取り消したらそいつのためによくないので理由を聞いてみたところ、「取説がないなんて知らんかった。入札した後で初めてわかった」と自分に非がないような書きっぷりなので、「それはあなたの過失なので取り消すわけには行きませんなあ」と意地悪な返事をしておいた。取り消すのは一向に構わんけど、ルールは守ってほしいからなあ。明日どんな返事が返ってくるか楽しみだ。向こうが過失を認めたら取り消すとしよう、とおもったら「私の責任ですから、入札させていただきます。」という予想外の展開が。でも、なんか商品の説明は読んでなさそうなままだけど。次からは注意してね。戻る↑
    11月9日(金)「押しつけられた情緒と刷り込まれた記録」
    朝から実家で野暮用を済ませて学校へ。今日ようやく気がついたんだけど祇園界隈では毎時00分に訳のわからん琴の音色が流れるんである。最初12時だけかなと思ったんだが、10時でも11時でも同じ音楽が流れるので、これはもしや、と思った次第。一応そのへんで「京都らしい情緒」とやらを演出したいのかもしれないけど、情緒っていうものは見せ付けて押し付けるものではなくて、それなりにセンスのある人がそこはかとなく感じ取るものなんだから押し売りに転じた時点で情緒は情緒でなくなっていると思う。ただ、今のご時世にそんなことを感じ取れる人が少ないから「これが情緒や」とでもいうべきプロトタイプを押し付けているような感じがして、それはそれで悲しいもんだ。夜、後輩をつれて近くのカレー屋に行ったら閉まっていた。お目当ての店が閉まっているというのはよく僕の場合あることで、これは「悔しい経験だけが記憶に残っているから頻繁に起こってるように感じ取れる」というのには当てはまらないぐらい頻度が高いんだけど、これは要するに僕がその辺のチェックが甘いということだと思う。まあ、今回はもう一人の後輩を出し抜いて出かけたから、その恨みがカレー屋を定休日にさせたということにでもしておこうか。戻る↑
    11月8日(木)「バランスの悪い組み合わせ」
    後輩がパソコン工房でメモリを買ってきた。なんせ64MBしか積んでないから2000を入れてもよく固まるのだ。本体を開けてメモリを差し込み動かしてみるとだいぶと軽快に動くようだ。でも多分よからぬソフト入れて固まらせるのが落ちだろうけど、何であんなに役に立ちそうもない重いソフトばかり入れたがるんだろうという気がしないでもないが、まあ勧めるやつのことが好きだからそちらのいうことを聞いてしまうというものだろう。勧めた人間もそれについて責任の一端でも感じてくれればいいのだが。友人から2ちゃんねる専用ブラウザ「かちゅ〜しゃ」なるものの存在を聞き、必要は発明の母であると痛く実感する。僕はそれほど2ちゃんねるを覗いたりしないのだけど、掲示板の内容を毎回毎回落としていると表示されるのに時間がかかるし確かに便利である。でも、このブラウザ作った作者の「たまには普通のブラウザで2ちゃんに行って、バナーをクリックしてね」というのはなんとも笑える話だ。電器屋から電話があったので修理に出していたデジカメが戻ってきた、と思ったら「見積もりができました」ということらしい。見積もり金額を聞くと意外と高い気がするが、それで確実になおることを考えれば安いものだ、ということでそのまま修理をお願いするということになる。今の使い捨ての時代に修理というのは人件費がかかって仕方ないから嫌われる傾向にあるかもしれないけど、物に愛着持って使ってやろうという姿勢は間違っていないような気がする。いずれにせよ、デジカメがないとオークションに出品できないし、出先で写真も撮れない。知らないうちにデジカメに生活が依存していたのだなあと驚く。戻る↑
    11月7日(水)「技術はどこかで生き残る」
    本日も実家から通学。隣の研究室から「動物実験を見せてほしい」という依頼が昨日あり、今日朝10時から見せるということになる。実家から通うのを計算に入れてなかったので普段思っている「10時に学校に着く」のとはえらく勝手が違うことを実感し、安易に約束はしてはいけないなあと思いつつ眠い目をこすり大学へ。実際に動物をさばくのは久方ぶりなのできちんとできるか心配していたりする。説明しながら結構うまくできたのでまあよしとしようと思うが、それにしても、向こうの研究室で手術をやったので普段と微妙に勝手が違い、結構難儀した。新しいOSのほうのネットワーク環境が思わしくないのでいろいろいじってみるが、プロトコルを増やそうにもどこをいじったらいいのかわからないし、おまけにNetBEUIはデフォルトではインストールされないというんだから困ったもんである。一応動くようになったので、まあ、これでやっていけるかなあという気分になる。夕方からバイト、本日は早く帰れるかなあと思ったら生徒につかまり、遅くまで質問につき合わされる。戻る↑
    11月6日(火)「信託銀行はお金持ち相手」
    朝から銀行を回り、めんどくさい代物を回収してくる。それにしても銀行のフロア係のおっさんほど「慇懃無礼」という言葉がぴったり当てはまる人っていないよなあ。ちなみに株式の名義書換にいったんだけど、僕のいでたちはそういうことをしそうにないから「何しにきやがったこの野郎」という感じでニコニコ応対されるから納得いかん。久しぶりに学校に行く。その手の返事をきちんと済ませ、久しぶりに仕事に精を出す。最近使っているMeが調子が悪かったりするのでOSのアップグレードをしようということになる。いきなり新しいOSに移行してうまく動かなかったら問題があるのでパーティーションをきってあるDドライブに別のOSを入れてデュアルブートできるようにしてみる。一時間ほどでインストールは終わり、NT系のOSを初めて入れてその使い心地を試してみるが、なかなかに上々である。ただし、ネットワークのセキュリティー関係がこれまで使っていたOSと違うので多少戸惑いがあるのは確かである。慣れて問題がないようならMe消して移行しようかなと考える。2報目の別刷りが届いたので豪快に10部ばかりいただく。戻る↑
    11月5日(月)「時間の体感速度は千差万別」
    親の付き添いで朝から出かける。昼ごろには開放されるはずだったのにえらく手間取り、結局一日つぶれてしまった。まあ、こればっかりは仕方がないのであきらめる。おまけに、しばらくの間実家から大学に通うことになってしまった。これは実は何気にしんどい。夜メールチェックを実家のパソコンでやったところ、落札者から「昨日メールしたのにまだ返事が来ない。もしかして読んでないのか?届いてないのか?」という催促がきていた。一日メール読まんかっただけでそんなに取り乱すかぁ?時間の許容量ってのはひとそれぞれなんであるが、これはちといきすぎだとおもうけど、評価で「ちっとも反応がないんです!だから『悪い』にさせてもらいました!!」ということになったら大事なので「今出先で即答できないんです。明日には連絡しますから」と書いておく。落札された品物が微妙な重さなので定形外かゆうパックか悩むところだったので即答できないのは事実であったから、この文章で文句が来ることはないと思うが。戻る↑
    11月4日)「1階はサークルK、2階はガスト」
    オークションの落札者がかなりいたので、それに返事をかく。朝からメールが来て本日教えに来る予定だったのだけど、体調不良で行けないと友人が言い出したので、4回生にこれないということを伝える。用事を済ませて自宅に戻り、部屋の掃除と片付けに明け暮れる。訳あって実家に戻らないといけないので夕方戻る。帰り道にこの前藤原紀香のディスプレを手に入れた携帯屋の前を通りかかったら閉店していた。なるほど、店じまいだからこれからキャンペーンとして使うディスプレは必要なかったのねと理解する。それにしても烏丸丸太町なんていう中心部にいきなりガストができていたのはおどろきだった。新しい店ができたときに「こんなところにこんな店ができたんだ」ということはすぐに刷り込まれるのだが、「これまでここって何があったかな?」という質問には答えられなくなってきているなあ。まあ普通そんな質問に即答できるほうがおかしいんだろうけど。戻る↑
    11月3日)「なかよし」
    今日は特に予定もなくぼんやりと過ごす。明日大学に教えに来るといっていた友人と今晩飲む約束をしていたのだが、体調が思わしくないということでキャンセル。とにかくすぐ体調を悪くするやつだ。何かうまいものでも食べようと昼過ぎに出かけるが、これといって思い立つものもなく昼間からラーメン屋を新規開拓に雨の中出かける。散髪屋の親父から聞かされていた店は閉まっていて、なんか営業する気配すら感じ取れんほど汚い。後輩に紹介された別のラーメン屋は「夕方から営業です」といわれてしまう。仕方がないので百万遍の新福菜館に初めて行ってみる。一応直営店なんで味のほうが安心できるものであったからまあよし。それにしても雨のせいなのかお客さん少なかった。そのあと本屋に立ち寄りいろいろと物色するが、今月号から「なかよし」の売れ行きが激しくなるんだろうなあと思うことしきりであった。戻る↑
    11月2日(金)「吉野家ゴノレゴ」
    疲れているようで、朝起きられない。別に何かしたわけでもないのだが起きられないほどしんどいというのは何か他に理由でもあるのかしらん。学校についたら後輩が昨日僕が教えたインターネット上でゴルゴ13が2ちゃんねらーだったらどうなるかというパロディを公表しているページに嵌まっているらしく一人でほくそ笑んでる。パソコン買い立てはそういうもんなんで、まあいいかという風に見ておく。4回生の研究テーマを大きく転換させなければならない事態に陥ったので、卒業したやつから実験技術を学ばせようというまこと泥縄な話が急浮上。卒業したやつの都合も考えないで呼びつけるのはいかがなものかと思うが、時間がないので見切り発車しそうな勢いだ。まあ、夜になってそのへんの話をすることがあったので聞いてみると、4回生は数学に対する知識が無さ過ぎるだの、授業で詳しく解説したことがテストでまるで答えられないだのという通り一遍の「近ごろの学生は、、、」という語りを聞いたのだが、僕が冷静に考えたところによると、日本人でなおかつ長年付き合いのある僕ですらその怪しい日本語の説明が理解できない場合が多いというのに、中国人留学生に理解できよう筈がない、ということに落ち着くのだけど。戻る↑
    11月1日(木)「研究に不満はない、されど」
    後輩が注文していたパソコンが来た。先日の後輩とは別の後輩で、自分のパソコンを買ったことで大いに喜んでいるようだ。昼飯を食いながら色々と話をするが、うちの研究室ほど結構な研究室ってないなあということに落ち着く。生物系のマッスルワークは嫌だし、合成系の環境の悪そうなのも嫌だしということで消去法的に物理系にきた僕としては確かに結構なことだと思うし、現象論じゃなくて方法論を追いかけるのは大学の本来あるべき研究の姿だと思うから今の状況は大変満足している。おまけに研究分野が程よくマニアックなので競争相手も少ないし、ある意味自分はとってもしあわせな立場なんだなあと再認識。大学でて働くようになったら、今よりいい環境って望めなさそうだし。昼から本部の学生部にいって、奨学金の確認のための判子押しに出かける。おまけに、今回で判子押しが最終回なので、「返還の手引き」なんていう大変ありがたくない物まで頂く。返すのは限りなくだるい。利息がかからないから、まあ借りただけ返せばいいんだけど、今の奨学金は「借りている」じゃなくて、「もらっている」という雰囲気が強いから、「返せとは何事や」という気がしないでもないが、分割払いで20年だなんてこれから先が思いやられる。夜中、大学をでた友人から電話がかかって来て「会社やめたい」だの「みんな馬鹿だ」だのという話を聞かされる。まあ、僕が春からいくであろう会社の雰囲気がそんなところでないにしても、それと似たようなものであることは想像にかたくないし、ますます憂鬱にさせる電話であった。戻る↑