2001年9月

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    今月の日記タイトル一覧(クリックするとその日の日記へ飛びます)

  • 9月30日)「愚陀仏庵と讃岐うどん」
  • 9月29日)「倉敷と道後温泉」
  • 9月28日(金)「和風旅館とNimda」
  • 9月27日(木)「猪田コーヒ」
  • 9月26日(水)「人事担当者との昼飯」
  • 9月25日(火)「大学が抱える自己矛盾」
  • 9月24日(月)「Nimda対策は一日仕事」
  • 9月23日)「友人到来」
  • 9月22日)「TWOTOPの復活」
  • 9月21日(金)「ウイルス防止のためのメンテナンス」
  • 9月20日(木)「言い訳と店員の嘘」
  • 9月19日(水)「トレードされた新人」
  • 9月18日(火)「キリ番を巡る熱い攻防」
  • 9月17日(月)「フラダンスビデオ」
  • 9月16日)「チェルトリスキ」
  • 9月15日)「最終回だけ見逃すという罠」
  • 9月14日(金)「臭いに敏感な人ほど自分が臭い」
  • 9月13日(木)「誕生日到来」
  • 9月12日(水)「アメリカに帰れない現実」
  • 9月11日(火)「現実味のない大事件」
  • 9月10日(月)「気がつけばいなくなってる大学院生」
  • 9月9日)「回りくどい話し方」
  • 9月8日)「郵便局は遠い」
  • 9月7日(金)「オークションあれこれ」
  • 9月6日(木)「不毛な議論」
  • 9月5日(水)「チェーンソーといえばジェイソンと美術教師」
  • 9月4日(火)「ないものはない図書館」
  • 9月3日(月)「お買い得だったコンパクトフラッシュ」
  • 9月2日)「座椅子の買い換え」
  • 9月1日)「伊勢志摩と松阪」


  • 今月の日記
    9月30日)「愚陀仏庵と讃岐うどん」
    松山市内を観光。最初に晩翠館に行き建物の内部でも観ようと思ったら、何かようわからん展覧会が開かれているし、2階は次の展覧会に向けて準備中だから立ち入り禁止ということで見るべきものなし。その裏庭にある「愚陀佛庵」でまったりと過ごし、週末だったので表千家のお点前を頂く。しとしと雨が降る庭を眺めながら頂くお茶がこれまた格別。時の流れがゆったりしているのを感じる。その後継ぎは市内の子規堂にむかう。禅寺の境内にあるようで、その境内には「坊ちゃん列車」も陳列されている。千代の富士の優勝盾とかよくわからないものも見学しようとしたけど、お寺が法事の真っ最中なので遠慮することにした。帰ろうとしたらその寺の売店にいるおばちゃんがこっちを睨んでいて「子規堂入ったんなら入場料を払え」とのたまっているらしい。聞こえないフリをしてそのまま帰る。これからさき帰路につくのだけど瀬戸大橋経由と淡路島経由のどっちで帰ろうか迷っていたのだが、讃岐うどんを食いたいということで瀬戸大橋経由に決定。坂出で高速をおりて宇多津町にある「おか泉(せん)」に行く。国道ML御用達の店だけあって大変うまい。その後はひたすら高速道路を走って京都まで。なかなか楽しい旅行だった。戻る↑
    9月29日)「倉敷と道後温泉」
    朝から道後温泉に向けて出発する。まず亀岡に向かい、亀岡から国道372号で中国道滝野社まで。京都から高速に乗ると、吹田とか宝塚のあたりがめちゃめちゃ混むのでこのコースは定番である。途中加西SAで休憩し、そこからは福崎から播但道、姫路東からは山陽道を走って倉敷まで。倉敷で美観地区をうろうろして大原美術館に入って色々と芸術活動をする。昔の絵はわかりやすいけど、現代絵画って理解できないねえ。たぶんあと200年もしたら「20世紀後半はこういう訳のわからない絵がはやったんです」とでも論評されるんだろうなあ。そのあとえびす通り商店街にある「かっぱ」という店でとんかつとクリームコロッケを食す。大変に美味。その後更に山陽道を走り、尾道でおりてしまなみ海道へ。風景を満喫しながら今治まで進む。途中因島で休憩し「しおなみソフト」という伯方の塩が入ったソフトクリームを食す。何ともいえん味だった。その後は国道317号を松山へと向かい、道後温泉で宿泊。戻る↑
    9月28日(金)「和風旅館とNimda」
    親が週末どこか泊まりに行きたいと言い出したので宿探しに奔走、といってもネット上を検索して予約するだけなのだけど。昨日の時点で予約を入れたのだけど、返事がないので朝になって直接連絡したら、「Nimdaのせいでこっちからメールをさし上げることができないし、wwwページも更新できない状況なのです」というすごい返事が。まさか、Nimdaはこんなところにまで影響を及ぼしているとはと思い、改めて、ネットワークに依存している今の社会に対するおどろきとその説明で納得させようとする日本人の訳のわからない寛容さの要求がうまくマッチしていて、日本もまだまだ捨てたものじゃないと思った。明日から出かけるので、夜に実家に帰る。戻る↑
    9月27日(木)「猪田コーヒ」
    来月1日の内定式に備えて散髪屋へ行く。襟足が伸びていたのが気になっていたのでさっぱりして何より。昨日オークションに出しそびれた品物がまだまだあったので出品し、手元にある物で使わないものはほとんど出品したことになる。でもまだ溜め込んでるしろものはたくさんありそうなので、実家に帰ったときにでもまたチェックすることにしよう。昼過ぎにスーツが出来あがったので取りに行く。そのあと学校に戻ろうとしたけれど三条堺町にさしかかったところで「イノダコーヒ」にずるずると引き込まれ、気がついたときはコーヒーとスパゲッティを食っていた。おかげで中途半端に腹が減らないのでなかなかふんぎりをつけて自宅に戻る気がしない。いつも夜テレホタイムに行ってるチャットのサイトがサーバの不調で開かない。おとなしく寝ることにする。戻る↑
    9月26日(水)「人事担当者との昼飯」
    朝から机を大掃除する。掃除をしたのは中間報告が終わって一息ついたからでもあるが、オークションに出す品物を整理して、出せるものは写真を撮ってさっさと出してしまおうということなんである。思ったよりたくさん出品が出来そうである。来年からお世話になる予定の会社の人事担当者が大学を訪ねてこられて、一緒に昼飯を食うことになる。色々と話をしながら食は進む。やはり奢ってもらう飯はうまいのだ。さて、かねてから懸案であった論文はいちおう書きおえた。あとは自分の書いた文章をもう一度吟味して引用文献をかいていくという作業が残っているが、それはまあ、自分が得意とするところなので、こっから先の作業は楽しい。よく「こだわりまくってる奴」といわれるのだけど、まあそれは致し方ない。バイトの帰りに後輩から「一度行ってみてください」と紹介されたラーメン屋に行くが、閉っていた。そのラーメンのために空けていたこのお腹はどうしてうめてくれよう、ということで河原町今出川の新福菜館でラーメンを食う。戻る↑
    9月25日(火)「大学が抱える自己矛盾」
    教授の部屋のパソコンについてもウイルスチェックをし、感染しないようにIEのバージョンを上げる。教授が会議でそのことが話題になっていたという話をしてくれた。「管理者がものすごい権限をもって管理しない限り、こういう問題はいつまでたっても解決できないし、必ず問題が生ずる。でも、管理することによって学生に対するコンピュータの教育というのができなくなるから、これは矛盾だ」というのは確かに頷ける話である。ある程度の技術を持っていないと、ネットワークへの接続は許可しないということになれば、初心者の学生にとってはいつまでたっても自分のコンピュータを使えないし、誰でも自由につなげることにすれば今の問題は解決できない。中間報告はそれなりに終わってしまった。これから研究する内容について色々と発表する。戻る↑
    9月24日(月)「Nimda対策は一日仕事」
    3日ぶりに大学に行ったところ、Nimdaに感染しているということでチェックをする。会社勤めの友人は先週そのせいで仕事にならなかったと愚痴をこぼしていたが、ネットワーク管理がええかげんな大学は今ごろになって騒ぐのだなあと納得してしまう。チェックのおかげでやろうとしていた仕事がどんどん後回しになり、仕事に取り掛かれるようになったのは夕方からで、仕事が終わったのは夜だった。明日は中間発表なのでその準備に追われる予定がそれ以外の雑用に追われてしまう一日であった。戻る↑
    9月23日)「友人到来」
    昼過ぎに埼玉在住の国道MLのメンバーが京都に来ていたので会って昼飯。ゼスト御池という中途半端甚だしい地下街でイベントがあるようで、それを見にきたとのこと。昼飯食ったあとで友人はそのイベントへ、僕は自宅に戻る。イベントが終わったあとうちに来るということで待っていたが、いつまでたっても連絡がない。どうやらうちを間違えていたらしく、隣のアパート(某会社の社員寮)103号室の呼び鈴を激しく連打していたらしい。因みに僕が住んでいるのはそのアパートでもないし、更に言えば103号室でもない。友人も「おかしいな」ということでこっちに電話してきたのだけど、間違いに気がつき笑ってしまった。夕方友人は埼玉に向かって帰路についた。戻る↑
    9月22日)「TWOTOPの復活」
    最近土曜日って部屋からでないでぼーっと一週間の疲れをとっているような気がする。今日もおそらくそういう状況だと思うが、それはあまりに不健康なので出かけることにする、といっても寺町なのだが。前にもかいたけどUSBでホイールがついたちっちゃいマウスでホイール部分だけ壊れたやつをいまだに使っているのだけど、ちょっと不便になってきたのでホイールつきの新品を買うべく出かける。取り敢えず底値を調べようということでDOSパラにいったところ、となりにTWOTOPができていた。確か昔倒産しかけたはずなのにまだやってるのかと思い、中に入ってみる。自宅のノートと学校のデスクトップの間でデータのやりとりをしたいのでコンパクトフラッシュのリーダを買いに行ったのだけど、お値段がちと高い。まあ、世間の相場はどんなもんだろうかということでJ&Pにいったところ、なぜかJ&Pのほうが安いので、マウスとコンパクトフラッシュリーダはここで購入することに。その後レコード店でGipsy Kingsの新譜を購入し、帰宅。さっそく聞いてみるがなかなかええ音楽である。戻る↑
    9月21日(金)「ウイルス防止のためのメンテナンス」
    裏庭にクレーン登場。ボーリング機も搬入されてボーリングの準備が始まる。新しい校舎にも地下とドライエリアができる関係上、かなり地面を掘るようだ。最近本当に疲れているようで、ネットをしながら爆睡をこいていたようだ。テレホなので通信費用について余計な心配はいらないのだけど、夜11時まで起きている気力がなくなって来ている。チャットしながらナイトスクープを見ていたのだけど途中で寝てしまい、目が覚めたら生きるための情熱としての殺人のエンディングだった。Nimda騒ぎでウイルスチェックした後にIE6にupgradeするべくファイルも落としおわっていたのでそのまま寝てしまう。最近ウイルス騒ぎでどうも使い勝手の悪いことが立て続けに起こっている。めんどくさい世の中だ。戻る↑
    9月20日(木)「言い訳と店員の嘘」
    昨日の件名受信ことが気になったのでお客様センターに電話してみる。お客様センターで「今のサービスやめてもらうと、えらい困りますんですわ」と力説する。中止する理由として「お客様のCメールのアドレス宛てに、見ず知らずの人からメールが送られてくるのは「プライバシーの侵害」にあたりますから」という伝家の宝刀を抜いたので、「不特定多数にメールをばらまくこと自体は、どう考えてもその人のアドレスを知って送ったわけでないからプライバシーの侵害になるわけがない」とひとしきり文句を垂れて「件名受信」について質問をしたら「件名受信されますと、件名の分のパケット代は頂くことになります」というこちらを異様に納得させる返事が返ってきた。やはりショップの兄ちゃんは嘘こいていたわけで、むこうも、「そんなこと言ったショップはどこですか?」と真剣に聞いてきたので、まあ何とかなるでしょう。近所のホームセンターで超極細毛でできたスポンジで、洗剤無しで頑固な汚れを一気に落とすと言う代物を買ってさっそく実験してみる。結論として、プラスチックの汚れは大変よく落ちた。これまで汚かった表面が劇的にきれいになるのはさすがに特筆ものだけど、何か表面を傷つけている気がせんでもなし。アメリカに来年入社する会社の研修に出かけていた留学生の後輩がようやく京都に戻ってきた。日本に戻ってきたのは3日ほど前だけど、飛行機が飛ばなくて難渋していたらしい。戻る↑
    9月19日(水)「トレードされた新人」
    セミナーが済んで、本日より隣の研究室から学生が一人トレードされてきた。手始めにエクセルの使い方でも教えようかと内部標準法を用いた検量線のデータを渡し、検量線を引かせてみる。隣の研究室ではあまりエクセルを使い込むほどには利用していないようで、やはり経験不足のようだった。まあ、これからさき鍛えれば十分間に合う事なのでこれからもやらせてみよう。auがCメールのサービスを一部停止するということを聞いたのでショップに出かけて色々と話をしてくる。まあ、サービスをやめる理由として「お客様から苦情があった」というのは一番妥当だと思われる言い訳だもんなあ。無料のサービスをやめる上でこれ以上の言い訳って無いものだからなあと思うのは言い過ぎだと思うが。それにしても店員は堂々と「件名受信する分にはお金は一切かかりません。」と言ってのけた。それやったら僕が3月に件名受信だけやってあんなに大量のパケット代を払ったのは何が原因だったのだろう?戻る↑
    9月18日(火)「キリ番を巡る熱い攻防」
    朝から仕事するけど、メールチェックをやりっぱなし。MLのキリ番を手にするべく、朝から妙に流通が多かったりする。5時からセミナーなのでそれまでに方をつけてもらいたかったので、4時半ごろに達成したのはよかった。誰がキリ番をとったのかはさておき、見届けることができたのはよかった。5時からのセミナーは大変退屈で、いつもより長めに行われてしまったので、終わったのは7時すぎだった。家に帰って飯食って久しぶりにゆっくりする。家にオークションの落札代金が切手で送られてきた。封書の字を見て、「この人はええ人や」とか「こいつはあかん」とか色々考えてしまうし、実際きちんとしている人は字もきちんとしていることにオークションをやりはじめてわかったので、自分も人に対して見せる字はせいぜいきちんと書くようにしようと考える。夜、チャットで友人が披露宴のキャンドルサービスで、ろうそくの芯にMgリボンを巻いて、派手に火をつけたいと言い出したので探してみることにする。たぶん研究室にないだろうから、私費で買うことになるだろうけど。戻る↑
    9月17日(月)「フラダンスビデオ」
    朝実家をでて、自宅に戻り、それから学校へ行く。特に何かがあるわけでもなくいつものとおり仕事に精を出す。論文が割と進んだのが今日の成果といえばそうかなあ。隣の机でイライラして吠えまくってる奴がいたので、聞いているこっちの方がイライラしてしまい、友人に「うざい」というメールを書いたつもりだったけど、間違えてMLに送信してしまい、えらいことになった。これまでわざとやらん限りはそういうミスはしてなかったんだけどなあ。なぜか学校の友人がうちにやって来て、飯食って飲んで色々と話をして帰っていった。まあ、この前オークションで落札したビデオを鑑賞しに来たというのが真実なんだけど。友人はフラダンスにいたく感激したようである。作品としての出来は「駄作」なんだそうであるが(実際僕もそう思う)、フラダンスのインパクトがすごかったらしい。戻る↑
    9月16日)「チェルトリスキ」
    朝からバイトにでかける。朝のこのバイトはいきなり頼まれたので、これさえなければ昨日は金沢に行ってたのになあと思いつつも仕事に精を出す。授業が終わって実家に戻り、なぜか京都近代美術館でチェルトリスキー博物館の秘宝展(何かこんなタイトル、実際はこんな名前じゃないけど)を見に行く。昔の絵はなかなか見ると楽しいが、僕は普通のひとと見る観点が違うのかもしれないが、「この絵を描いていたとき、画家は楽しかったんだろうか?」というわからん考えに終始する。少なくとも今回の目玉である「白貂を抱く貴婦人」はレオナルド・ダ・ビンチもこんな物々しい警備の中で自分の絵が晒し者にされるなんて思いもよらなかっただろうし、みんなが自分の絵を難しそうな顔を見て眺めることはさすがの天才にも予想できなかったと思う。戻る↑
    9月15日)「最終回だけ見逃すという罠」
    朝起きてからまるで何もやる気がなく、撮り溜めしたビデオの消化をする。まさか今日になって「できちゃった結婚」の最終回を見ることになるとはという気もするが、「氷の世界」のように最終回だけ見逃していまだに犯人がわからなくてイライラしているという事態だけは避けたいので、きちんと見る。その他の番組も消化しつつ、いいかげん飽きてきたのでテレビを見たら甲子園で野球をやっており、えらく雨が降っていた。試合は阪神が異様に効率よくコールド勝ちしたのだけど、「この雨がそろそろこっちに来るんだよなあ」というわけで、今のうちに、と買い物に出かける。買い物で色々と買い込み、帰り際に屋台のお好みを買って帰る。家に戻ってお好み焼き食ってビール飲んだら、まるでやる気が失せてしまい、そのままダラー、っと過ごす。ちなみに雨は買い物から帰った後で、猛烈な勢いで降ってきた。日頃の行いの良さにしばし感動する。戻る↑
    9月14日(金)「臭いに敏感な人ほど自分が臭い」
    殺虫剤の臭いというのはどうも好きになれない。ゴキブリを殺すのに殺虫剤を使うひとがいるが、殺虫剤はあんなに生命力のあるゴキブリでも死ぬのだから、我々か弱い人間にとって体にいいはずがない。しかし、まあゴキブリとか、そういうのを殺すのに使うのなら百歩譲って許すとしても、「臭い」という理由だけで、そのへんに殺虫剤をぶちまけるのはやめてもらいたい。おかげで朝から気分が悪い。論文のディスカッションを書くにあたり色々と書くべきことを箇条書きにしていくと、何かすごい量になった。これを全部英語で書くのかぁと思うと少しぐったりする。取り敢えず5つあるうち一つは英語にしたのだけど、これからさき前途多難な感じがしてしかたがない。大学のネットワークのDHCPサーバがものすごいあほらしい理由で使えなくなったので、泣く泣くネットなしの環境になるが、ちょこっと小細工をしてネットが使える環境になった。夜、後輩がオークションで落札して欲しい品があるというので落札をかわりにしたのだけど、何かこれから先の対応の不味さが感じ取れる取り引きなので、これまた先が思いやられる。戻る↑
    9月13日(木)「誕生日到来」
    今日はなぜか一年に一度来る誕生日である。はやいものでもう28になった。それにしても、「お誕生日おめでとう」というメールが一番最初にきたのがジャパンネット銀行からっていうのはねえ。「おめでとう」っていうんだったら何かくれ、といいたい。まだ20代やん、とすでに30代の友人からはいわれるのだが、今年一年はずいぶんと色々なことがあった。この一年もかなり大変なことがありそうだけど、まあなるようにしかならないからなあ。朝、NTTにテレホーダイがうまく働いているかについて電話をしてみる。色々紆余曲折の末きちんとテレホーダイが利用できているということがわかった。ちなみに、ということで電話代を教えてくれたんだけど、本日時点ですでに8000円以上使っているらしい。テレホにしておいて本当によかったというかんじだ。銀行の外貨定期預金(ユーロ)が本日満期だったので、銀行でどうするべえか相談をする。利息はこれまでのキャンペーン利息とは異なりそれの半分になってしまうが、まあ、継続して定期預金にしておくことにした。それにしてもドルが安いなあ。夕刻、今日が誕生日という偶然が重なった友人と晩飯を食いに行く。お互いに「誕生日おめでとう」というのはかなり間抜け。戻る↑
    9月12日(水)「アメリカに帰れない現実」
    最近いいことなのか悪いことなのかよくわからないんだけど、テレホーダイに入ったおかげで夜の11時には自宅に帰るようになったし、朝7時半には起きるようになった。テレホーダイを利用しているひとの生活は夜型になってしまいがちであるといわれてるらしいけど、ものすごく規則正しい生活をしていることに気がつく。そのおかげで昼になるときっちりお腹が空くし、夜はやることが片づいたらさっさと家に帰るようになったので、近所のスーパーで買い物も出来たりするからいいことづくめなんであるが。朝はやい時間に大学に行くようになったんだから妙なことで自分を律してしまっているのだなあと我ながら驚く。昼過ぎに5年ぐらい前に研究室にいた留学生が京都で学会があったので研究室に顔を出された。5年前にすでに研究室にいたという古株の僕は久しぶりに顔を合わせて色々と話をする。今アメリカに住んでいるらしく、件のテロのおかげで今アメリカには戻れないんだけどどうするんだろうかという話で盛り上がる。戻る↑
    9月11日(火)「現実味のない大事件」
    大学でLANにつないでいるだれかのコンピュータにウイルス感染しているという疑惑が出てきたらしい。それにしてもウイルスに感染したらどう対処すればいいかということが某社のページに掲載されていたので読んでみたのだけど、この文章を読んで中身が理解できるひとはウイルスに感染することがないようにチェック怠らんひとやし、感染したひとはたぶんこの文章を読んでも意味を理解しないと思える書き方である。まあ、ソフトを含めコンピュータの取説というのは大概そういうものなんだけど。友人が99分焼けるというすごい怪しげなCD−Rを入手したらしいが、案の定焼けなかった。友人のドライブはプレクスター製なのである意味自信を持っていたのだけど焼けなくてこのCD−Rをどうしてくれようと困っていたのだが、僕のドライブ(TEAC製)でやってみるとさくさく焼けた。それにしても先読みバッファがあまり使えないのは何が原因かわからないけど、BurnProofのおかげで失敗しなくてすんだ。というか、CD焼くのにこんなにワクワクしたのは久しぶりだった。夜プロジェクトXを見ていたら友達から電話。テレビ消して長電話して終わってからテレビをつけたら何かえらいことになっていた。貿易センタービルの一番上にある飯屋で怪しげな神戸牛を食べた記憶があるのだけど、あの店ももはやないのか。アメリカ東海岸在住の国道MLの友人とチャットで話をしたところ、「アメリカの報道機関は混乱しまくりやから、チャットで日本から得る情報の方が正確ではやい」らしい。まあ、現地だと市民の安全とか、避難とか、何人怪我したとかそういう情報も流れるから、何が起こっているということだけを聞くのなら、そういうことを流さないで事件そのものにだけスポット当てて報道できる地球の裏側に一旦情報が来てから戻ってくる方がはやいということなんろうだけど、インターネットとはかくもすごいものなんだ。日記なのでこれ以上のコメントはしないけど、訳もなく殺されるのは勘弁願いたいものだ。戻る↑
    9月10日(月)「気がつけばいなくなってる大学院生」
    台風が少しづつ近づいてるらしく天気があまりよろしくない。この天気ぐらいなら新潟には行けたぞ!と思うのだが、まあ予想なんてこんなもんだし、最悪の事態を考えて対応するのは当然だから仕方がないので諦める。昼飯を研究室の友人と食いながら、僕がいなくなるであろう来年の研究室の体制について先行き芳しくないことについて語り合う。「いつまでもあると思うな親と金」ならぬ「いつまでもいると思うな大学院生」とでもいうのか、僕がまだまだ大学にいるように思われているようで、先を見越した計画が全く立っていないのには困ったものだ。家で晩飯を作ろうとしたらいきなり友人から電話。何か彼女とうまくいってないとかそういう愚痴を聞かされる。こっちも腹へって来たし、愚痴の電話は聞くのが本分なのでハンズフリーにして相槌を打つ。時には皿を洗いながら、時には野菜を刻みながら。しかし携帯で一時間も電話をかけてきた相手、毎月いくら電話代払ってるんやろ?ちなみに今日来た僕の携帯の明細によると、先月の請求額はおよそ6000円である。ガク割の制度によってかなり恩恵を受けているのは事実だけど、どうせ社会人になって実家に帰ることになれば家族割で値段はほとんど変わらないことになるんだけどなあ。戻る↑
    9月9日)「回りくどい話し方」
    「救急の日」らしいが「重陽の節句」なんである。昼過ぎに友人を見送り、それからしばらく片付けをしてゆっくり風呂に入る。その後学校に行こうとしたのだけど雨が降ってきたので行くのをやめる。雨が降ったら行くのをやめるだなんてどう考えても「カメハメハ大王」なんだけど、日曜だからそれでいいんじゃないのかと適当に納得する。夕方買い物に出かけたらスーパーの前で外国人が途方に暮れていたので話を聞くと「一人500円で泊まれるホテルを探してる」という。そんなホテルはない、一泊最低でも3000円ぐらいはいるとはなしたら、「じゃあその一泊3000円のホテルにつれていけ」といわれた。んだからぁ、京都、っつうか日本の相場を言ったんだって。その説明をしてるときに思ったんだけど、日本語ってまわりくどい言い方をしてるんだなあ。最初に、「そんな気の効いたホテルは知らん」といっておけばよかったのだけど、それは「冷たい対応」というものだしねえ。めでたく本日で日記は3ヶ月連続毎日書いてることになる。僕の日記を見て「俺も」と意気込んだはいいけどもうすでに書くのをやめたひともいるので我ながら結構頑張ってるなあ、というか今さらやめれないなあ。書いてもいいネタがないときは裏の工事のことを書くとか、モーニング娘。のことを書くとか色々方法はあるわけで、って書いてしまうとそうか、あの日は書いてもいいようなネタがなかったんだなと思われるのでこれ以上はいわないでおく。戻る↑
    9月8日)「郵便局は遠い」
    昨日郵便受けにゆうパックの不在通知が入っていた。落札していた品が届いているらしい。さっそく郵便局まで取りに行く。取りに行った後でローソンで日本テレコムの電話代を払い込み、ついでにちょこっと買い物をする。買い物をまとめてカードでやろうと思ったが公共料金はカードでは決済できないのだけどいちおうカードを出してみる。店員はなんのためらいもなくカードを通して、それから画面に警告の表示がでたのを見てから「すいません、カードでは電話代が利用できません」という全然要領を得ない返事をする。そもそも「公共料金はカード決済が出来ません」ということを最初に理解しておくべきだし、カード決済ができない理由をこっちにきちんと説明しなければならないのに、これじゃあ困る。教育がなっていないなあ。昼飯食って家に戻ったらちょうど郵便屋が来ていて書留があったので手渡しでもらう。タイミングが遅れたらまた郵便局に行かないといけないところだった。夕方国道MLの友人が尋ねて来て、いろいろ話をしているうちに夜遅くなったのでそのまま寝る。戻る↑
    9月7日(金)「オークションあれこれ」
    さて、本日より新潟に出発と思いきや、友人が「月曜日は台風が来るらしいので、会社に休みを取り上げられてしまった」ということになり、行くのは中止。日本のかなり東側にある台風がわざわざ日本列島にお邪魔するという形で襲来(こない限り襲来とはいわんというツッコミはさておき)するのは律義というか何というか。「台風と生まれたからには、日本にお邪魔してなんぼのもんじゃ」という義理もなかろうに。オークションでテレホンカードが2点売れたので、さっそく発送する。なかなか相手はきちんと応対してくれたのでこっちも気分が良い。一週間前に別の品物を落札した相手はいまだに落札代金を払っていない。おまけにメールの文章や出品してるものに対するコメントを見てみれば、確かにこっちが不快感を感じるくらいひどい代物で、こういう応対するのは確かに想像できないこともないという感じではあるが。文献を探しに医学部の図書館に行ってみたら、入館するときに学生証(カード)を通さないとゲートが開かないというシステムが導入されていた。ハイテクなのはわかるんだけど、ますますうちの学部との格差が広がっていくのを感じる今日この頃。んで、裏の駐車場なんだけど木が殆どばっさりと伐られてしまって窓からえらく遠くまで見渡せるようになってしまった。まあ、新しい校舎が建てば、窓からは校舎しか見えなくなるんだろうけど。戻る↑
    9月6日(木)「不毛な議論」
    明日の夜より出かけるので、行き先のプランを立てる。当初は四国西部を塗りつぶそうかと考えたのだけど、雨がひどくなっているのでちとやめようかということになり、急遽行き先は新潟方面になる。四国のプランをかなり綿密に立てたので、その後の方針転換で困ってしまい、プランは立てないで行き当りばったりで行くことにする。今日も裏の駐車場では工事が行われている、といってもやってるのは木を切ってるだけ。工事の前段階が長すぎるなあ。今週のモーニングを買って大学においていたら勝手に読まれて、おまけに「うえだ君、この漫画の内容ね、僕どうしても納得が行かないんだわ」というどうでもいい暑苦しいうっとおしい議論を持ち込まれる。研究のディスカッションならともかく、なんでたかが漫画(故たかもちげん先生すいません)のストーリーが理解できない事について僕に文句いうの?おまけに理解できない自分が悪いくせに、「この漫画はおかしいよ、へんだよ、筋が通らないよ」と「あんたの言うことが最も筋がとおらんのじゃ」といいたくなることを連発。きょうはげんなり。戻る↑
    9月5日(水)「チェーンソーといえばジェイソンと美術教師」
    裏の工事はいよいよ本格化しはじめた。取りあえず建物の邪魔になる木を豪快にチェーンソーで切り倒してゆく。その光景を見てかつてそこに車を停めていた奴いわく「どうせ切るんやったらもっと早くに切ってほしかった。車停めたら、枝とか葉っぱとか虫とか糞とか落ちててめっちゃ迷惑やった」。まあそういうもんだけど、木がなくなると狭いと思っていた裏が結構広かったことに気がつく。木がない裏は殺風景なので、駐車場時代はやはり木があったほうがよかったような気がするけど。それにしても、「工事の音がうるさくて仕事が出来ない」と言いながら昼寝するのはやめてほしい。うるさくても昼寝ができるというその図太さはたまげたものだけど。戻る↑
    9月4日(火)「ないものはない図書館」
    朝から文献を読んで、実験の方針を立てる。いちおう研究の骨格は出来上がったので実験に取り掛かることにする。しかしこの研究、誰にやってもらうかがまだ決ってないというおしゃれさ加減はいいかげんにしてもらいたいところだ。この研究やるにあたり、もう少しどうしても調べておきたい論文があるのだけどうちの大学にはない。で、webcatで調べたら阪大の生命科学図書館にあるらしい。ということで、さっそく阪大に行くことにする。この図書館はとにかく大きく、「ない文献はない」と言えるぐらいのもので、何度かお世話になっているところである。阪大にはJR茨木からバスで行くのだけど、万博外周が時計回りに一方通行なので、行きは3/4周(中環でショートカットするので実際はもっと短い)するが帰りは1/4周ですむことになる。そのおかげでバスの所要時間が行きと帰りではえらく違う。おまけに街中の路線バスのくせに中環で80キロ近く出すというスパークぷりに感動。文献は見つかり、コピーもすんで、本日の用事は終了。暇だったのでどっか行きたいと思うが、これといってあてもないので茨木−大阪−天王寺−和歌山−王寺−奈良−京都と乗り継いでのんびり車窓の風景を楽しんでみる。和歌山には二年近く行ったことがなかったので、久々に南国な雰囲気を満喫したかったのがその理由。和歌山でさんま寿司を買って電車の中でつまみながら景色を堪能するのは、んーまったりといったところか。大学に戻ったのはそんなこんなで夜の8時頃。ボストンに行っていた後輩が帰ってきていた。行く前といった後でTOEFLの点数が2点しか変わらなかったらしい。そらボストンに日本語の勉強にって来たんだから変わるわけないよなあ(違)。まあ疲れて本調子じゃなかったんでしょう。戻る↑
    9月3日(月)「お買い得だったコンパクトフラッシュ」
    今月から「テレホーダイ」に入ったので、夜中継ぎっぱなしで寝る。フレッツADSLがどうのこうのといってる時代に今さらながらかよと思う向きはあるが、まあ、あと半年もすれば引き払う予定のところに新たにそんな大がかりなことをする気もないし、大学に行けば専用回線という超ブロードバンドを無料で利用できるのだからこれで十分である。朝起きたら接続が切れていたのは愛敬というか、まあ普通一度くらいは切れるだろうと思うので特には気にならない。大学に行ったらこの前通販で頼んでいたものが届いていた。頼んだのはCDをファイリングするケースとコンパクトフラッシュ128MBだったのだけど、コンパクトフラッシュが二枚も来ていた。値段も据え置きだったのでむこうのサービスと思い有り難く受け取っておくことにしよう。大学の裏の工事はいよいよ始まった。鞠小路にあったブロック塀がものの1時間で壊され、地ならしが始まった。教授の話だと今地ならしをしているところに飯場を作るということらしい。これからさき工事の音と付き合っていかないとだめなんだよなあ。この工事が終わって新しい建物が出来たとしても、すでに僕はこの大学にいないんだろうけどね。夜、実家に携帯の充電器を忘れていたのを取りに帰る。戻る↑
    9月2日)「座椅子の買い換え」
    実家を昼過ぎにでて、自宅に戻る。学校で色々と用事をしようと思うが、なぜか自宅でやる用事が溜まっていて学校に行くのは後回しになり、結局いけなかった。それよりなによりこれまで自宅で愛用していた座椅子の背もたれ部分が壊れてしまったので、新しい座椅子を買いに近所のニックまで行く。座椅子というのは、一旦座ってしまうと手放せなくなってしまうものだなあと今さらながら実感。夕方メールを読んでいたらボストンに住む友人からメールが来ていて、今年いっぱいで日本に帰ってくるらしい。どうやら就労ビザがうまく取れないことになったらしい。外国にいるっていうのは結構大変なのね。ビザが取れなかったら「不法滞在」ということになるからなあ。戻る↑
    9月1日)「伊勢志摩と松阪」
    実家に帰ったら、どっかにつれていってほしいと親がいうので、それじゃあ、今日は志摩半島でも行こうかということで一路なぜか国道24号を南下し、天理まで適当に走って名阪国道へ。関からは伊勢自動車道を伊勢西まで走り、伊勢神宮内宮へ到着。この道順は、しろーとさんにはわかりやすいし山道もないし、道を知らん人にはこれしか道がないように思われるかもしれないけど、無駄が多いし金がかかる。もっと短い距離で行く方法はあるんだけど、親はそういう道を走るのを嫌がる。伊勢神宮の駐車場が無料というのはたいへんいいもので、それだけでなんか伊勢神宮はそこらへんの神宮とは一味もふた味も違うと擁護したい気分になってしまう。境内が右側通行というのはなんでか結局わからなかったけど、お参りをすませて厄除けの鈴を頂く。親には「あんた厄除けばっかり買ってるけど、なんでや?」と聞かれるが、善良なる読者にはおおよそ見当がつこうもの。「そんないろんなところの神様から厄除けばっかりもらって、喧嘩にならへんか?」といわれるけど、神様ともあろう方がそんなケチな了見で喧嘩とか災いをもたらすことはない(はず)。その後、更に南下し、賢島に向かう車内で山崎豊子の「華麗なる一族」の話になる。ということでなぜかいきなり賢島からの英虞湾をを眺めつつ某ホテルで茶をしばいていたりする。少し小雨が降っていたのでそれがいっそう景色をよくしていたようだ。鵜方まで戻った後は志摩半島のはしっこまで行ってみようということでまずは大王埼を目指し、景色を堪能。その後は末端の御座まで行って、引き返す。あとは晩飯どこで食べようかという話になって、「松阪牛」ということになり、松阪でええ肉を頂く。こういうのは親と行かないと味わえない特権だなあ。肉のせいもあってか、本日の感想は「実りある一日だったなあ」。戻る↑